カルドセプト セカンド エキスパンション
カルドセプト セカンド エキスパンション Playstation2 the Best販売:セガ 価格:¥ 2,677(定価:¥ 3,150) 対象:PlayStation2 評価:★★★★★ 詳細:アマゾン商品ページ |
10点
ボードゲームとカードゲームが融合したような逸品。多少モノポリーに似てますが。
ブック と呼ばれるカード50枚を一まとめにしたモノを用いて、セプター、カードを使う人同士で激戦を繰り広げます。
カードはクリーチャー・アイテム・スペルの三種類が存在。カードを使うには、それぞれに設定された魔力(お金のようなもの)を消費します。
クリーチャーには地水火風と無の5属性、スペルは様々な効果を発揮。アイテムは後ほど。
基本的にはダイスの出た数だけ進み、止まった空き地にクリーチャーを配置して領地を増やし、相手が自分の土地に止まれば魔力を奪えます。
しかし、これだけではない!
もし相手の土地に止まってしまった場合、クリーチャーを召喚しバトルに持ち込むことが出来ます(バトルを挑んだ側は侵略側、土地の持ち主は防御側)。ココで活躍するのがアイテムカード。
侵略側と防御側ともに、手札にアイテムがあれば使うかどうか選択。勿論アイテムを使わなくてもOK。
ちなみに侵略側が先に選択し、双方の選択が終わったらいよいよ戦闘開始!
たとえ弱いクリーチャーでも、アイテム次第では強力なクリーチャーを撃破することも可能。
そして見事防御側クリーチャを撃破し、侵略側クリーチャーが生き残ればその土地を奪取、侵略側の物に。
スペルは1ターンにつき1枚、ダイスを振る前に使用可能。
スペルには様々な種類が存在し、次のターンのダイスが特定の数しか出ないようにしたり、暫くクリーチャーを召喚できなくしたり等、その他多数。スペルカード1枚で戦況が大きく変化することだって充分考えられます。
そんなこんなで魔力を奪ったり奪われたり、土地のレベルを上げたりしてステージごとにに設定された目標魔力をプレイヤーの総魔力が上回った状態で城に戻れば勝利。逆に相手が上回った状態で、相手が城に戻ると敗北。
無論勝てば、相手からカードを奪えます。負けても貰えるらしい?
そしてカードを集めブックを編成し、鍛えたブックで勝利し、更にカードを・・・。
カード集めやブック編成だけが、このゲームの面白いところではありません。メダルというものが存在し、特定の条件を満たした時に手に入手。中には普通にプレイするだけじゃ絶対にお目にかかれないものも。
カードを全種類集めるも良し、メダル集めに精を出すも良し。兎に角完全に語るのは不可能な、5割の戦略・3割の直感・そして2割の運がものをいうようなシロモノ。これ以上はご自分の目でお確かめ下さい。
reviewed by Ψ戯獣Ψレイ
9点
このゲームはトレーディングカードゲーム+ボードゲームという新感覚のゲームだ。マジック・ザ・ギャザリングとモノポリーが組み合わさったゲームであるとよく表現される。
私はこのゲームの前作、カルドセプト エキスパンション(PS)からのファンである。ファンになったきっかけは友達のススメであった。
ちょっとやってみるとグイグイ引き込まれる面白さ、これは前作から色褪せていない。
このゲームの魅力はなんと言っても「コレクション」だろう。480種類をこえるたくさんのカードを集める楽しみ。コレクター魂を揺さぶられる。
そして集めたカードでデッキを作り、コンピュータや友達と対戦する。対戦したらまたカードが手に入り、そしてデッキに組み込む。より強いカードを手に入れようと思うとキリがない。
以上のことは前作からの楽しみであったのだが、今回は「メダルシステム」と呼ばれるシステムが導入された。
これは、CPUを倒した時にある条件を満たしているともらえる。メダルを全て集めようとすると根気が要るし、難易度がとても高い条件もある。
「コレクション」、「メダルシステム」という二つの大きな要素をレビューしてきたが、これら二つのことはあることを意味している。
それは多人数でも一人でも多いに盛り上がれるということである。ルールは多少複雑であるが友達を誘ってプレイしてみてほしい。値段もザ・ベストで出ているのでお買い得だ。
reviewed by ふらいぱん