k-MT : ゲームの道標

玻璃ノ薔薇 (ガラスノバラ) 販売：カプコン 価格：(定価：\ 7,140) 対象：PlayStation2 評価：★★★★☆ 詳細：アマゾン商品ページ

8点
主人公役にTOKIOの松岡昌宏を起用した注目のサイコサスペンスアドベンチャー『玻璃ノ薔薇』が遂に登場！ 主人公の新聞記者・影谷貴史は「20世紀の未解決事件」という特集を担当することになり「キネマ屋敷連続殺人事件」についての記事を書くことになった。事件の真相を調査中、突然、昭和４年（1929年）の時代へとタイムスリップしてしまうことになるぞ。事件の舞台となる芳野堂家の屋敷には、個性的な多くの人物が集まってくる。登場人物との会話などで情報を集め、複雑な人間関係とその奥に隠された真実を導き出そう！
本作では多くの斬新なシステムを採用している。その中でも最も注目したいのが、会話時の「フリーワードシステム」だ。会話内容は画面上にテキスト表示され、そこから自分が気になる単語を切り出し、相手にその単語の内容を尋ねることで会話を進めていくシステム。聞き出す内容によっては、謎の究明に近づくことはおろか、主人公の身に危険が迫ることもあるぞ。些細な会話を見逃さず細心の注意を払うのだ。
また、主人公の影谷は、相手の心を覗き読むことができる「閃光の誘惑」「審判の右手」という２つの能力を持っている。相手の心の中を読みとり、会話から知り得ない重要な情報を入手しよう。ただし、心の中で思っていることが事件に関わっているのかどうかはわからない。その判断はプレイヤーに委ねられているぞ。

reviewed by ﾚﾋﾞｭｰ鉱石倉庫