グランディア エクストリーム
グランディア エクストリーム通常版販売:エニックス 価格:(定価:¥ 8,190) 対象:PlayStation2 評価:★★★☆☆ 詳細:アマゾン商品ページ |
8点
今までグランディアというシリーズはプレイしたことも無く、ただ何となく買ってみた作品。しかし・・・結構面白い。ちなみに、ストーリーについては少ししか語りません。只でさえ長いレビューが、更に長くなるので(ヲイ)それと、コレはRPGです。
このゲームには人間により構成されるノーチス、エルフにより構成されるアルカダ、獣人によって構成されるハズマ 合計三種族が登場。
ノーチスとアルカダは長い間戦争状態にあり、ようやく停戦に持ち込むことに成功。やがてノーチス軍は精霊暴走停止作戦を開始します。
精霊暴走とは、精霊力の暴走により様々な天変地異が起き、それによって種族を超えた多数の人々が長年にわたり苦しめられてきました。
主人公エヴァンは精霊力の気溜りを見つけ、それに人を乗せて運ぶことができる地導師。ただし修行中なためサポートが必要だったりする。地導師の力がどうしても必要な精霊暴走停止作戦。エヴァンはノーチス軍により拘束(?)され無理矢理、精霊暴走停止作戦に参加させられることに・・・^^;
4人で冒険するにあたって、基本的にメンバー編成は自由ですが主人公はパーティから外せません。残り3人を7人いるキャラの中から選び、パーティに入れ冒険のメインとなる遺跡に突入。敵と接触することにより戦闘開始。
通常攻撃はコンボとクリティカルの二種類。コンボは連続攻撃、大抵は2回ですが、一部キャラは3回。クリティカルは一発の威力がコンボよりも高いものの、全キャラ共通で1回攻撃。なので与える総ダメージは低め。こうして見るとクリティカルは何のために存在するのか?
魔法も存在し、マナエッグというモノを装備することにより使用可能になります。攻撃魔法や回復魔法、補助魔法など様々。
他にも戦闘中に溜まったSPを使い、各キャラに設定されている技
を使用して攻撃することも。SPを消費するだけあって、強力な技が多いです。補助系の技も存在するので、上手く使いこなすべし。
ちなみに、各技と各魔法には使用するまでの時間と使用後の待機時間が設定されているので、乱用してタコ殴りに遭うという状態に陥らないように。
アイテムを使用しても使用までの時間と待機時間があるので、その点も重要。まぁ、殆ど使わないけど(^^;
戦闘にはIPゲージというものが存在し、戦闘に参加している全ての敵味方はIPゲージに従い行動します。IPゲージには敵味方の各キャラアイコンが乗っており、アイコンがCOMまで移動したら行動選択、選択後アイコンがACTに移動したら、行動開始。
ココで重要なのがクリティカル。敵アイコンがCOM〜ACTの間にクリティカルやキャンセル効果をもった技か攻撃用アイテムがヒットすると、相手のアイコンを一気にIPゲージの半分くらいのトコまで戻すことができるのです。攻撃アイテムにいたっては、IPに与えるダメージが異常なまでに高いのも存在。
敵が嫌な技や魔法を使おうとしてたら、上手にキャンセルして敵の行動をある程度制限可能。思い描いたとおりにことが運ぶと、これまた気持ちいい。
さて、戦闘について長々と語ってきましたが、エクストリームのいい所はこれだけじゃなく、スキルブックとマナエッグの存在。
スキルブックには複数種類があり、スキルを装備するのに必要です。スキルは戦闘補助の特殊能力みたいなもの。一部の敵に対して与えるダメージが増えたり、パラメータそのものを底上げしたり。他にも多数。
マナエッグは↑で説明したように、魔法を使えるようになるもの。遺跡などで拾ったマナエッグを、村に存在する魔法屋で合成し、強化。新たなマナエッグを作り出して、更に合成・・・。
キャラごとにスキルとマナエッグの装備数がありますが、キャラを生かすも殺すも自由。技を連発することを前提にしたスキルの組み合わせも。ただし、組み合わせによって特殊効果発動とかは存在しないのであしからず。
アイテムや武具の数も多く、音楽も結構イイと思います。戦闘で頭使ったりも楽しい。では何故、8点か。
それは、謎解きが殆ど無いのと、とある所でゲームバランスを崩壊させるような装備を落とすかもしれない敵が出ててきたり、序盤から使えるのに、異常なほど役に立つ技とか・・・。
一番の欠点は、クリア後のオマケダンジョン。なんと100階まで存在するという。一応5階ごとに出入りができるものの・・・まぁ、これ以上は皆様がご自分の目でご確認を。
それでも、パーティ編成は結構自由が利くし(序盤は若干例外あり)スキルも自分の戦術に合わせて組換え可能。ストーリーは殆ど自由利きませんが。
今なら中古でそれなりに安いはず。買ってみても損はしないはずですよ。
最後に。ここまで読んで下さり、有り難う御座います。
reviewed by Ψ戯獣Ψレイ
6点
安かったので衝動買いしてみたゲーム(ぁ
ストーリーは,長く続いた異民族との国境紛争を終わらせた国家・ノーチスの片田舎に住む地導師である主人公・エヴァンがノーチス軍からの「精霊暴走停止作戦に協力せよ」との手紙を無視し続けた結果ノーチスに拉致される所から始まる。
基本的には,拠点となる村・ロッカで冒険の準備を整えてダンジョンに行く。と言う単純明快さである。
村には,技術屋,魔法屋,道具屋,預かり所,民家,食堂とあったりする。
技術屋は,ダンジョンで発見した羊皮紙からスキルを生み出す場所である。魔法屋は,同じくダンジョンで見つけたマナエッグと言う物同士を合成し,より強力なマナエッグを作る所である。道具屋はそのまま道具を売買する所。
スキルとは,S・A・B・Cとクラスが分かれており,無論上のクラスに行くに従って強力なスキルとなる。が,注意が必要なのがスキルはキャラ個人に設定するのではなく,スキルブックに設定するのだ。
スキルブックもスキルと同じ様にクラスがあり,CにはCの,BにはBのスキルしか設定出来ない。終盤には,全てのクラスのスキルを装備出来るブックもあるが序盤〜中盤は気を付けたい。
次に,マナエッグとは・・・。
簡単に言うと魔法そのものである。
これを装備していないと魔法は使えない。
そして,魔法の使用時に消費するMPもマナエッグ自体にあるのだ。
マナエッグには,風・土・火・水と属性があり,合成する時には相性も頭に入れておかねば良い合成は出来ないであろう。
そして,マナエッグにもレベルがあり,決められたマナエッグを順に合成していく事によって最強レベルのマナエッグを作り出すことが出来る。が,かなり大量のマナエッグが必要なため,面倒だと思う人は最強からチョット手前でも充分でしょう(ぁ
次にようやく戦闘システムへ・・・。
戦闘で大事なのは「IPゲージ」のみと言っても過言では無いこのシステム。モンスターと自キャラ達の顔マーカーがゲージを回りコマンド入力地点に来て初めてコマンドを入力出来る。
しかし,コマンドを入力したからと言ってすぐに攻撃に移る訳では無く,実行地点までマーカーが移動し切るのを待たねばならない。
そして,この間にキャンセル効果のある技等を受けると,攻撃をする前に攻撃自体をキャンセルされてしまう。
しかしこれは,こちらがモンスター側にも出来る事であり,それが戦闘で2番目に大切な「クリティカル」攻撃である。
通常,一撃の威力はクリティカル攻撃に及ばないが攻撃回数が2回(例外あり)とダメージ総計の多いコンボ攻撃や,SPゲージを消費して行う必殺技などを多用しがちであろう。
が,クリティカル攻撃にはキャンセル効果が付いているのだ。
これを上手く利用しないと,ボス戦ではかなり苦戦するであろう。
と言うか,勝てないと断言しても良いかもしれない。
まだまだ言いたい事はあるが,長すぎるのでここら辺で・・・。
何故6点と微妙な評価なのかと言うと,ダンジョンの種類が少ない。敵の数が多い上にこちらの待機時間㊥にボコボコやられると腹が立つ(ぁ などの私的過ぎる理由で6点としましたが,値段の割りに良いゲーム,面白いゲームだと思います。
reviewed by アーガス
10点
私がこのゲームを買った理由は作画が「藤原カムイ」によるものだったので興味を持ち購入しました。
今では…某中古ゲーム販売店では1000円以下で売っていますね;
私は「このゲームが1000円以下!?安すぎでしょ!」と思います。
このゲームはとにかく戦闘が面白いです。
アクションではなくコマンドで戦闘が進んで行くのですが、とてもリアルに感じます。技や魔法の範囲が円形や扇形、直線など、相手の配置を考えて技を使ったり、攻撃を使い分けて相手の行動をキャンセルしたり、戦闘に慣れてくるととても楽しくなります。
そして、なんといってもやりこみ要素が豊富です。とくに武器の数が半端じゃないです。クリア後も十分に楽しめます。
ただ…グラッフィックはあまりきれいではありません。
ストーリーは、個人的には好きです。ストーリーにあまりかかわってこないキャラが何人かいるのでちょっと煮え切らない感じはありますが…
このゲームは「安くて面白い」のでとてもおすすめです。
reviewed by mudo