k-MT : ゲームの道標

任侠伝 渡世人一代記 販売：元気 価格：￥ 7,140(定価：￥ 7,140) 対象：PlayStation2 評価：★★★★☆ 詳細：アマゾン商品ページ

6点
歴史物アクションゲーム。

ひょんな事から子分を２人従えて、親分になってしまう主人公。
街を見回りして喧嘩を仲裁したり、丁半博打をやって金を稼いだり、多彩な楽しみ方が出来るゲーム。

武器は「素手・刀・農具・鎌・キセル・ゲタ・・・etc」などバラエティに富んでるので、戦いにも飽きにくくなっている。
各武器には固有の技があり、使い続けるといろんな技を覚えていくのも嬉しいシステム。

服も呉服屋にて購入する事ができ、着替える事によって主人公のグラフィックも変わる。能力が変化する服もある。

そして親分の必殺技と言ってもいいぐらいの技が「モロ肌を見せる」である。
これはよく遠山の金さんなどがやっている「この桜吹雪が目に入らぬか！！」みたいな事で、【侠（おとこ）っぷり】と言うステータスが高ければ、ザコ敵を土下座させて戦闘不能にする事ができる。
また、もろ肌を見せる事によって様々な効果を発揮するので、色んな絵を背中に刻んでみるといい、１つ１つセリフが違う細かさも感動である。

ただ難点を挙げるならば、カメラ位置が固定で、非常に周りが見えにくいと言う事である。
それと、町人も攻撃できてしまい、３回攻撃町人に当てるとゲームオーバーなのだが、○ボタン（攻撃ボタン）を間違えて押してしまう事が多々あり、何度かゲームオーバーになった事もある。

歴史上有名な人物「ねずみ小僧」がたまに家に忍びこみ、金を持ってかれるイベントや「清水の次郎長」なども実名で登場しており、そういう人物を探すのもまた楽しみの１つである。

reviewed by sona