くりクリミックス
くりクリミックス販売:フロム・ソフトウェア 価格:(定価:¥ 6,090) 対象:PlayStation2 評価:★★★★☆ 詳細:アマゾン商品ページ |
10点
2匹のウサギが力をあわせて先に進むアクションゲームです。
メニューはくりクリミックスとストーリーモードやVSモードがあります。
くりクリミックスは2人を同時に操作して、たくさんの仕掛けをお互いに助け合いながら乗り越えていくのです。
ストーリーモードは数々のストーリーをクリアしていくものです。
VSモードはポイントをどちらが多く取れるかを競うモードです、さらに4人まで可能なのです。
意外とはまるのでオススメできます。
reviewed by セル
8点
アナログコントローラって、スティックが2本もついてるけど、両方使うゲームって、実はそうないんだよねー。左スティックは方向キーのかわりに使うとしても、右側のヤツはまあ、あんまり使い道がないよね……、なんて思ってたら、意外なところに伏兵が潜んでいた。フロム・ソフトウェアからリリースされる新作『くりクリミックス』がそれ。
フロム・ソフトウェアといえば、『アーマードコア』や『キングス・フィールド』シリーズなどで、プレイステーションユーザーにはお馴染みだが、ラインナップを見てわかるとおり、ゴリゴリのコアゲーマー向けのソフトで有名なメーカー。ところが、この『くりクリミックス』は、そうしたイメージから一転、妙に可愛げなキャラ(黄色いクマとピンクのウサギ)が活躍するアクションゲーム。いかにも楽しげ、いかにもファニーな雰囲気が満載のゲームである。
ところが、さすがフロム・ソフトウェア。ちょっと変わった仕掛けが施してあるんですね。それが冒頭の“アナログスティックを2本使う”ってお話。写真を見ればわかる通り、この『くりクリミックス』では、ゲーム画面が左右に2分割されている。しかし、左画面のクマは左スティックで、右画面のウサギは右スティックで操作しなければならない。つまり、画面と同様、コントローラも左右に分けられている、というわけだ。
でもって、ステージに仕掛けられたトラップの多くは、クマとウサギが協力して解かなければならない。左画面で、クマがジャンプで越えられない池があったとする。すると、右画面のウサギが歯車をまわして丸太を渡す……エトセトラ、エトセトラ。右と左で別々に進めながらも、大事な場面では、しっかり協力。この絶妙なバランスが、なんともいえない味になっているのが特徴だ。
ひとつのコントローラをふたりで仲良く持ってプレイするもよし。この寒い冬、友達や恋人同士でこたつなんかに入りながら、暖かく過ごすにはピッタリかも。最後につけ加えておくと、ひとりでクマとウサギの両方を操作すれば難易度もアップ。でもやっぱり、ふたりで遊びたいかな、本当のところは。