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Kanon

[ PS2 ] [ DC ] [ PCゲーム ]

Kanon ベスト版


販売:インターチャネル

価格:¥ 2,754(定価:¥ 3,129)
対象:PlayStation2
評価:★★★★☆

詳細:アマゾン商品ページ

Kanon ~Standard Edition~ 全年齢対象版


販売:KEY

価格:¥ 2,940(定価:¥ 2,940)
対象:Windows
評価:★★★★★

詳細:アマゾン商品ページ

Kanon カノン


販売:インターチャネル

価格:(定価:¥ 7,140)
対象:Dreamcast
評価:★★★☆☆

詳細:アマゾン商品ページ

10点
恋愛アドベンチャー、俗にギャルゲーとよばれる物を人は避ける。だが好きな人だっている。その好きな理由付けの方向は様々だ。
このゲーム「Kanon」もギャルゲーの部類に入る。だがその理由づけとしては、「感動するから」がほとんどであろう。

僕がこのゲームに出会ったのは、大粒の雨が降っていた日。気ままな気持ちでゲームセンターへ行き、帰りにゲーム屋がセールしている、ということで寄ってみた。そしてこのソフトをみつけた。
ギャルゲーを始めて半年と少しばかり経った時の名作ゲームの第一歩の道を歩んだ。

このゲームは多くの人々を感動させるために作ったようなノベルス。ギャルゲーといえば大作は色々あるのだが、この作品は異色を放つといっても良いだろう。

登場人物からこのゲームは光っている。激しい天然ボケと朝に弱い少女、会った時にたいやき屋のおじさんに追われる少女、冬にアイスクリームを食べるのが大好きな少女、マコピー語という特殊な言語を使う少女、魔物を討つためにいる少女・・・新しいヒロインの形といってもいいだろう。
だが登場人物が光るからといって人気が出るわけでもない。現実、12人の妹を題材にした物語だってある。このゲームで至って光るのはストーリーだ。

物語的にはちょっと暗い感じの「Kanon」。冬という季節の設定からそうなったのだろうか。けれどもそういう感じは登場人物のおトボケやギャグで解消される。
何といっても結末は、みるまで先が読めないストーリー性がある。何本も伏線を張っておきながら、あえて結末を伏せておくこの感じが何ともいえない。
最近のアニメ等で、「人が死ねば皆は感嘆する」というイメージの作品が多いが、「Kanon」はその信念を貫き、人々に大粒の涙を流させる。アニメでは表現できない「小説」だからこそ出来るモノではないか。
それにkeyが得意といている音楽が見事にマッチする。泣けるストーリーに丁度あるバックミュージックは何ともいえないだろう。

中にはギャルゲー等をする際に好きなキャラを、「顔で決める」とか「声優が良い」等曖昧すぎる決め方をしている方がいる。このゲームはその考え方をなくしてくれるだろう。最初は目立たなかった登場人物が、結末に近づく度に共感してしまうこの気持ちは言葉だけでは伝えられない。

最初にも書いたがギャルゲーを避けている人はいる。それはそれで僕は良いと思う。
だが、その人達にも絶対におすすめしたい。人生を変える一作、それがkeyが作り上げた傑作「Kanon」なのだ。

reviewed by catapult


8点
Keyの作品するならまずはコレをしてみよう。ギャルゲーだっておもしろいのは面白いのだと証明してくれる作品に仕上がっている。
話の内容は初めギャグばかり後半からシリアスとかなり典型的な進み方だがそこがまた面白いのだ。やってみないとわからない。
コレはAirよりストーリーに関係するひとが多いのが特徴でもある。各ストーリーはまったく予想できないような話になっている。はじめの話からだいぶずれてしまうのもあったりする。一番まともな話は名雪のルートだろう。かなりシリアスになりますいきなり話が飛ぶのが舞のルートだろう、前触れ関係なく一番最後で昔の思い出が出てくる。理解するのに少し時間がかかるのでコントローラーを置いて話を整理してから次へと進もう。主人公は名前は設定してあるがフルボイスではないのでAirに劣ってしまう。しかし、不幸な青年なのでルートによっては死んでしまう。やはり最後はCGをコンプリートしてしまおう。キャラごとに全部取らないと見れないCGがあるので必ず完璧に仕上げよう。やるんだったら最後までやらなきゃゲームをする資格はない!
この手のゲームは人からは偏見でしか見られないけどやってみれば面白いもので、使用メモリーも膨大と思われるが実際は100もいかないぐらいの小ささになっている。暇つぶしにもなるので結構楽しめる。

reviewed by ミドルレンジのドイル


10点
Keyという会社の出した、恋愛シュミレーションゲーム。
シナリオ、CG、ミュージック、どれをとってもトップクラス。
今回はそれぞれ、主な観点を三つに分けて語っていこうと思う。

シナリオ(10点)
物語の舞台は冬の片田舎。
冬の雪がさして珍しくもない土地柄。
そんなところに、主人公が引越しと称して従妹の家に引っ越してくるところから始まる。

この物語を要約し、かつ一番注目してほしい単語といえば「約束」と「奇跡」であると思う。
未来に進みながら、忘却した過去を思い出していく主人公。
その要点要点が事細かに綴られている。

現代の恋愛アドベンチャーとしては不思議な物語で、ある種の伝説や、オカルトじみた要素も複合されている。
五人いるヒロインの中、そのどれもが不思議な体験をすることになる。
七年前の約束、二人だけの学校、小麦畑のかくれんぼなど、人のこころぐっと引き込むための使い方がとても上手い。
物語前半はしっとりおだやかだが、個人別のルートに入ると涙なくしては語れないゲームである。


CG(9点 客観)
多彩に顔を変えるヒロインもこのゲームの魅力だが、背景に描かれる絵の細やかな部分も眼をひきつける要因である。
イベントCGは全てコンプリートしたい、という気持ちも生まれてくるようであり、またその意見も結構耳にした。
主人公からすれば思い出の街。
昔ながらに変わらない情景は、大概の人には好印象が持てるのではないだろうか。

キャラは独自の格好、装飾をした人物が多く、それはHPのキャラ紹介でも垣間見える。
冬の方が丈が短い制服のスカートは、残念ながら夏のは見れなくとも有名な話であると思う。
笑顔、泣き顔、可愛げのある憤怒の表情さえ映し出すところは素晴らしい。
が、如何せん「顔」の描き方が少し、という意見も少数ながら耳にしたので、各分けでは9点としている。


音楽(10点)
室内BGMやキャラ個別BGMなど、とにかく風貌・雰囲気にあったメロディの選別であると思う。
ヒロインそれぞれの特徴にとてもマッチしており、すんなりと心の奥にしみこんでくる。
また、要所要所の物悲しいBGMも人の心を動かすように出来ており、サントラを買いたくなること必至である。
不覚ながら音才のない自分では語るに落ちてしまうが、ある種シナリオとも違う感銘のようなものまで受けた。


総合しての評価ではやはり満点。
是非購入して欲しいゲームである。
「追福」と名づけられたゲームであるので、やはり過去と未来の接点の話はあながち間違いでもないだろう。

reviewed by クレイス


10点
まず、私がこのゲームを買おうとしたきっかけは、keyのゲームはどのくらい楽しいのかみるためでした。しかし、やってみるともう本当に楽しいです。

まず、キャラ画についてはとても綺麗で充分でした。それぞれのキャラの特徴がよく分かりました。
イベントGCの方ではまさに満点です。

システムの方では、選択肢を比べて遊べました。

そして、ストーリーの方では現実では体感できないことがゲームだから体感できるという面が濃くでていました。

keyの重要点は泣きです。本当に泣きました。

あるストーリーでは昔約束を破ってしまったことについて。

あるストーリーでは一人戦う少女に興味をひかれ。

あるストーリーでは呪いのようなものに打ち勝つこと。

あるストーリーでは運命に抵抗する。

あるストーリーでは待っていた人との物語。

すべて、奇跡が起き最後に泣きがおきます。

この要素をさらに深めるものは音楽です。悲しさ、無力さ、兆し。
これを色強く表しているのがBGMです。
さらに、追い討ちをかけるのがEDテーマ。この曲は、まだまだ、あきらめない。希望をもとめて。といった感じの曲であり、しかも落ち着いた曲ではなく明るい曲なのでジーンときます。

このゲームは本当にオススメです。

reviewed by あゆあゆ


9点
keyの初作品であり、泣きゲーを代表する作品の一つでもあるkanon。
正直キャラクターのCGは上手いとはいえませんが、とても味のある絵で、キャラクターに個性が出ているので無個性なキャラクターよりはよっぽどマシでしょう。
ゲームのシステムなどの点では、話が長い割にセーブできる数が少々少ないかもしれません。会話スキップも付いていますが、会話を読み返すことが出来ないので下手に使うことは出来ません。
正直、システムで不便なところがいくつかあります。内容は素晴らしかったのですが、そういう所が少々残念でした。
内容は、文句の言い様が無いほどの素晴らしい出来だと思います。ゲームで使われている音楽も素晴らしいとしか言いようがありませんでした。
本編の中であらゆる所に伏線が張り巡らされ、最終的にはその伏線の謎解決されています。そして、全ての伏線の謎が自らの中で、解決される時、涙が溢れるように出てくることでしょう。
ここまで綺麗に全ての伏線を回収できているゲームを創ると言うのは、流石keyという所なのでしょう。システムの点を除けば完璧といえるでしょう。
この元祖泣きゲー、貴方も一度プレイしてみてはどうでしょう?

reviewed by さかなおう


9点
KeyといえばAirとkanonであると私は思っている。
この作品は泣ける。私が感動したゲームで一番かもしれない。
システム的にも選択肢を選んだ後からでも、前の選択肢にセーブしなくても戻れるのが利点(ある意味欠点?)。
プレステ2版では声も投入されており、私的にはあゆ役のほっちゃんこと堀江由衣さんを一押し。
攻略できるキャラは5人。
苦にならない程よい長さの物語。
是非とも一度プレイしてみることをお勧めする。

reviewed by 混沌の死者


10点
このゲームは、インターチャネルの中で二番目に良いくらいの作品ですねwwまずは、声優もかなり良い感じですね、例えば、月宮 あゆ=堀江由衣とか、川澄 舞=田村ゆかり、とかかなり豪勢(?)な声優と思いますよ^^b 主人公の声優はなんと杉田智和ですwwちなみに銀魂の銀さんの声ですww(ぁ 
今はドラゴンピュアで連載もしているかなり人気のある作品だとおもいますので皆さんにもおすすめしますよ^^ 

reviewed by カレハ


10点
後に「泣きゲー」の地位を確立することになった大ヒット作

主人公は、過去に訪れた事のある街に引っ越してくる
しかし、彼には七年前、そこに訪れた時の記憶が無い。
あるのは、「訪れた」と言う事実だけ。その時、何があって、記憶を失ったのか、彼は覚えていない。
そして、そこで出会う5人の少女。
主人公は、その少女たちと触れ合っていくうち、少しずつだが、過去を思い出していく―忌まわしい記憶を除いて―

上記が主なストーリー。
Kanonのストーリーは洗練されている。きちんと張られた伏線。テンポの良いギャク。そしてツボを押えた「泣き」のシーン。
無論、「過去」が題材にされている時点で幾つかの疑問は生じるが、それは必然であり、それを言っていてはきりが無い。
それに、Kanonの幻想的な雰囲気に浸りたいなら、そんな疑念は捨てるべきだ。

「現実」に少々疲れを感じた方、Kanonの幻想的な雰囲気に浸り、疲れを忘れてみてはいかがだろうか。

reviewed by 政和


6点
 まずこのゲームの内容の前にビジュアルブランドKeyをご存知でしょうか?
 Keyは今は泣きゲーの大御所でアニメ化やコミック化がされていますからご存知の方も多いかもしれません。
 Kanonの中で何かほかのシナリオと違う雰囲気をだしているのは真琴シナリオでしょう。真琴ENDに関しては他のヒロインたちのエピローグと違いそれほどはっきりとは書かれていません。そして美汐の過去の話もはっきりしておらず、Keyのソフトの中でも謎の多いシナリオです。
 Keyの作品は現代社会に不思議な現象が起こりそれが作品の肝になっているのですが、それが一番現れている話だと思います。
 真琴シナリオのキーワードの伝承や真琴の人になる術、丘などは、後のAreやクラナドなどにも繋がらないでしょうか?そう言う意味ではKanonの真琴シナリオはKeyの”不思議なこと”にあたる現象の原点に近いと言えます(ピロとかも)。
 そんなわけでKanonにおける真琴シナリオはKeyのシナリオにおいてクラナドの島にも通じてKeyの作品全体の本流的なものです。


 とかなんとか頭の悪い中学生のようにこじ付けなどができる面白い内容となっています。正直、アニメの祐一はフラグ立てすぎてKanonの世界観ぶちこわしじゃんってことです。おk?
 終わりがいいかげんになってきたので締めです。Kanonの内容を知らないのならとりあえずやってみてください。Keyのブランドカラーです。

reviewed by うらしる


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