« 超次元ゲイム ネプテューヌ | Main | おどるメイドインワリオ »

moon

[ PS ]

moon(ムーン) PlayStation the Best


販売:アスキー
価格:(定価:¥ 2,940)
対象:PlayStation
評価:★★★★★
詳細:アマゾン商品ページ

10点
 多少難易度の高いRPG風アドベンチャー的なRPG。 世界を救うためそして自身が元いた場所に帰る為に、世界中に散らばる「ラブ」を集める。「ラブ」はどこにでもある。 あれもラブこれもラブ。 全てのものにラブです。
 現在のRPGが見失っている何か、本来RPGに有るべき要素がこのゲームには詰まっている。最近のゲームは面白くないと言っている退役ゲーマーの皆さんも、むしろ今のゲームが面白いんだと勘違いなさっている現役ゲーマーの方も一度これをやってみるといい。ゲームの面白さとは本来どのようなものであるのか思い出せることであろう。私がこのゲームをやったときの感想は、ゲームに初めて触れた時と同じ気持ちになれた、である。
 ゲーム的な解説をすると、イベントを起こす事で「ラブ」が手には入り、「ラブ」を集める事でゲームは進行し様々な謎が解けてくる。 この世界では一週間を単位とした生活が営まれていて、「ラブ」を手に入れるためには住人達に付きまとう必要がある。 そしてそれがこのゲームのメイン部分であり、作り込まれたmoonの世界にプレイヤー自身が引き込まれる部分でもある。 丁寧に描かれた世界で好みの曲を聞きながら冒険。 個性豊かな住人達は各々に生活を営んでいる。 この雰囲気がたまらなくいいのだ。
 ゲームとして難しい部分や、抽象的で理解しにくい表現があるが子供向けのゲームではないので丁度良いくらいである。非常にお奨め。

で、もっといい解説があったのでそちらを紹介
『moon』再論
ゲームを捨てよ、街に出よう

reviewed by 黒子


 スタート直後の勇者の物語を皮肉ったように始まる本編であるが、最初はすぐに死んでしまいくやしい思いをよくする。頭を使ってモンスターの魂をキャッチしたり、イベントをこなしていくと、動ける時間が増していって、どんどんやりたくなる。ドンキホーテに似た勇者が起こす騒動は最初の物語をおもいだすと解決できる。これはけっこうおもしろかった。しかしながら途中から物語がすすまなくなり、行き詰まってしまうことが多くなる。クリアするのが簡単で、全てを極めるのが難しいのなら、素人も玄人も楽しめると思うけど、クリアするのさえできない程難しいのはどうかと思う。結局自分は攻略本を使ってもクリアできなかった。これをやる人は一つのゲームを徹底的にやる人でなければクリアすることはできないだろう。システムなどについてはけっこうおもしろく、グラフィックも味があってよかっただけに惜しいと思う。

reviewed by 魂花


10点
このゲームは、残虐な勇者が殺してしまったモンスターの魂を、
ゲッチュしてよみがえらせてあげるのが目的です。
他には、人間関係などでも色々イベントがありますw
あるゲームをやっていた主人公、寝ようと思ってゲームを消すと、
突然テレビがついて、主人公はゲームの中に吸い込まれます。
そこは、ゲームの中の様な世界。
そこには、さっきやっていたゲームの勇者が、
犬を追い掛け回していました。
町の人に話しかけてみると、なんと町の人たちには、
自分が見えていないようです。
あても無くさまよっていると、
おばあちゃんの家にたどり着いて、そこにいたおばあちゃんは、
目が見えていないけれど、暖かく主人公を迎えてくれます。
そして、主人公は服を着て、やっと姿が見えるようになります。
外に出て、ぶらぶらしていると、なんと勇者がモンスターを
倒しているではないですか。
そのモンスターは何も悪いことをしてないのに、かわいそうです。
すると、ムツゴロウさんが現れて、
「あの勇者が倒したモンスターの魂を、
ゲッチュして蘇らせてあげて!」
と、言ってきます。そこで、主人公はモンスターをよみがえらせる為、
旅に出ますw
はっきり言って、難易度大です;;
でも、とても人間が面白くて、重い話だったりしますが、
とてものほほんとしています。
是非、やってみてくださいw
サーバー ミラ3 ID 006119

reviewed by レオン


7点
これはずいぶん前に発売されたものですが、家の奥底で見つけたので久しぶりにやってみたら、何年たった今でもかなりハマってしまいましたwやり終わって感じたことはそれぞれのキャラの気持ちの移り変わりや人々に対する思いやりの大切さを痛感させられました。

reviewed by スコール


10点
この作品は知る人ぞ知る隠れた名作である。
普段私達がプレイするようなRPGを斜めから捕らえ、「勇者」に殺されてしまったモンスターの魂をキャッチしたり、世界中に散らばるラブを集めたりするゲームである。
操作そのものは単純なので、難しい技術は要求されないが、ゲームの進行上の待ち時間が長く、独力でクリアを目指すのは難しい。
難しいゆえに長い間楽しめる作品である。
古い作品なのに新感覚。
普通のゲームに飽きた方にオススメ。

reviewed by まゆこ


10点
悪いドラゴンを倒す為、モンスターを倒しながら旅をする勇者のRPG。
そんな何の変哲もないゲームの世界に吸い込まれてしまった少年、それがこの作品の主人公だ。

この世界、ムーンワールドでは月の光が失われていた。
それは月に住むドラゴンが月の光を食べてしまったせいと噂され、町の王様はドラゴンを倒す為に勇者を派遣する。
だがその勇者は…勝手に人の家のタンスを漁ったり、ただの犬を追い掛け回したり、無害なモンスター(アニマル)を殺したり、と…町の人から勇者は"迷惑な人"というポジションとなっている。
そんな"アンチ勇者"の世界で、少年は世界を救う為に【ラブ】を集める事になった。

ラブ…それがこのゲーム最大のテーマとなっている。
例えば、おつかいをしたり、落し物を届けてあげたり…そんな些細な事にも【ラブ】がある。
時間や曜日の概念があり、その日・その時間でなければ立たないフラグもあるので、なかなか頭を使う。
他にも、先程名前の上がったアニマルのタマシイからも【ラブ】。
少年に勇者に殺されたアニマルのタマシイに触れる事(キャッチ)ができ、キャッチをする事によりアニマルは復活する事が出来る。
あれもラブ、これもラブ、そして動物たちのタマシイからラブ…

私個人、このゲームは10年以上前からプレイしている。
結末がわかっていようと、攻略がわかっていようと、何年経ってもやりたくなってしまうゲーム…
正直、ここまで何週もプレイされるゲームは滅多にないと思う。
ストーリーが奥深く、クリアして初めて、考えさせられる事も多い。
確かに、ただの謎解きアドベンチャーである。が、moonには何か不思議な魅力がある。
一風変わったゲームだからこそ、たくさんの人にプレイして欲しい。

reviewed by L【h】


moon1.jpg
城の謁見の間


王様と話す主人公。なにやら後ろにいる大臣が怪しい動きを・・・

moon2.jpg

夜の城下町


噴水から放たれる光がなんとも幻想的に。

ベンチで寝ているガゼは、この世界の秘密に気付いている数少ない人間の一人。

(C)LOVEDELIC このページ内に使用されているグラフィックは転載許可を得たものです。 無断で再配布(転載)することは禁じられています。

0 Comments: / 0 TrackBack
Comments
Post a comment












Remember personal info?