タクティクスオウガ
Artdink Best Choice タクティクス・オウガ販売:アートディンク 価格:(定価:¥ 2,940) 対象:PlayStation 評価:★★★★☆ 詳細:アマゾン商品ページ |
タクティクス オウガ販売:クエスト 価格:(定価:¥ 11,970) 対象:SUPER FAMICOM 評価:★★★★★ 詳細:アマゾン商品ページ |
9点
グラフィックスの粗悪さと、音の汚さがあり、残念ながら満点はつけられない。そして第4章はどのルートでも同じ・・・というのは、結局どのような道を通っても覇権の体系は一通りということで、面白くない。騒がしい姉貴に問題あり。16歳の少年にはあまりにも救い難いこの女を死なせると、全ての明暗が決まるあたりは現実の厳しさを感じさせる。
reviewed by Bonbon
9点
完成されていて文句のつけようがない。仲間達のもろさがムカツクがそれもまた一興。完璧なゲームバランスが卑怯なテクにより壊される所がたまらない。ゾクゾクする。
戦略ゲームとして一流なのは勿論、キャラクターを生かしたRPG、つまりキャラゲーとして見ることも出来る。恐ろしいゲームである。正当な後継作の登場に期待する。
reviewed by 黒子
10点
言わずと知れた名作。
細部まで作り込まれた戦闘システム、心にしみる(重くのしかかる)ストーリー展開、主人公の選択肢次第で様々に変化するマルチストーリー(某○ク○ェアの出すゲームのようにマルチストーリーといっておきながら結局はどれも同じエンディングにたどり着くようなことは無いので安心せよ)
と、どれをとっても素晴らしいの一言。
余談だがこのゲーム中に登場する一般兵の名前のリストがファイナルファンタジータクティクス(以下FFT)のそれと全く同じなのは有名な話。詳しくは知らないけどTOのスタッフの数人がTO発売後、ス○ウェ○に引き抜かれたんだそうな。
でも一見FFTとTOって同じ様なゲームに見えるけど根本的には全然違うんだよね。戦闘システムをとってもTOは戦術が重視されているのに対してFFTはキャラの育成がモノをいうからね。これはあくまで完全な個人的意見だけど。
TOファンにFFT嫌いが多い(気がする)のはこのせいだと思う。TOが面白かったからFFTをやったのだが・・・・という意見はワタシ的には(流行語(笑))見当違い。FFTもTOと比べなければそれなりに楽しめるはず(よし!フォロー完了(斬))
でもFFTの販売当時、「TOのスタッフが〜」のふれこみで販売していたような気もしなくはないが・・・・・そういえば俺も『その理由のみ』で買ったような気も(苦笑)
・・・・・なんかこのレビュー、余談の方が長いのは気のせいだろうか?
しかも途中からFFTの話になってるし(^^;
reviewed by かのぷ
10点
SRPGの世界に燦然と輝く金字塔。主人公の信念(秩序、自由のどちらかを優先するのか、あるいは日和見主義をするのか)によってストーリーが分岐する。WT(ウエイトターン)制により、従来の単純なターン交代制戦略シミュレーションゲームとは一線を画す出来となっている。音楽は崎本仁氏、岩田匡治氏が手がけている。音楽は全体的に重厚なイメージで、本作品の世界観を演出するのに一役買っている。敵味方を含めて、ユニットには非常に多彩な職業があり、ユニットの個性化を助けている。
ヴァレリア島の覇権を賭けた勢力争いを描いたストーリーは、プレイヤーをまるで歴史ドラマを見ているかのような気分にさせてくれる。主人公の進む道によって、味方や敵、果てはストーリーまでがが大きく異なるため、最低3度はプレイしないとシナリオの全てを味わい尽くす事はできない。しかし、それにも関わらずこのゲームはプレイヤーの心を掴んで離さない。それはひとえに、完成された基本システム、丁寧に細部まで作り込まれたシナリオゆえであろう。
この作品には「死者の宮殿」という隠しダンジョンがあり、このダンジョンだけで1つのチャプターになりそうなほど規模が大きい。このダンジョンは地下100階まであり、途中の一部の階をのぞけばフロアの形が全て同じである。一見ワンパターンで攻略出来そうだが、大きな落とし穴がある。それは、このダンジョンに潜むモンスターたちである。その種類は非常に多種多様にわたり、力自慢のものから影のような早さで行動する者まで様々だ。中でも、四風神器の化身であり、金色に輝く身体をもつ「ガーディアン」は非常に高い戦闘能力を有し、プレイヤーを翻弄する。このガーディアンの為に涙を飲んだプレイヤーは数知れない。耐久力、攻撃力、防御力の全てに優れる上、「風のオーブ」による全体一斉攻撃さえ行う。そして、100階層もあるこのダンジョンは、プレイヤーの疲れによるミスすら誘発する。このダンジョンをプレイしている間はセーブは不可能である(SFC版のみ。プレイの「中断」は可能だが、これはロードしたデータが消えるシステムのためやり直しはきかない)。これらの難関全てを潜り抜けた者達だけが、真の財宝「ファイアクレスト」へとその手を伸ばすことが出来るのである。
またマップ上に埋もれた財宝は探すのが一苦労であり(攻略本を見ないと、存在にすら気づかない可能性がある)、こちらもやり込み甲斐がある。この「財宝」は、見つけたキャラクターのLUKの値に依って変化するのだが、ゲーム中でキャラクターのLUKを操作する手段は極めて少なく、ましてやレアアイテムを入手する為にLUKを下げるとなると手段はたった1つ、敵ユニットを殺害した際にランダムで出現するLUKのカードを取るしかなく、しかもLUKのカードは取ると「LUKがランダムに上下する」。増えるか減るかはランダムなのだ。いかにレアな財宝をゲットするのが困難かおわかりいただけるだろうか。
この項目を含め、このゲームはやり込みも熱い。その最も簡単な例が成長操作だろう。このゲームはレベル上限が50に固定されている。この為、むやみやたらにキャラクターをレベルアップさせても、強いキャラクターになるとは限らない。そこで、限られたレベルアップの機会を有効に使うことが必要だ。トレーニングでレベルを1だけ上げ、能力上昇が気に入らない時はやり直す。AGI(素早さ)は、WT(行動速度)に直接影響があるので、特に重要なパラメーターだ(しかも、「素早さのカード」は存在しない)。
この作品は、今プレイしても十分楽しめる内容である。また、初心者に優しい。SELECTボタンを押せば、あらゆる状況で「オンラインヘルプ」が起動し、プレイヤーを補助する。プレイヤーの視点に立った、画期的かつ素晴らしいシステムだ。本作は現代に跋扈する見た目重視のゲームとはそもそも格が違うのである。発売から6年経ってなおその輝きを失わないゲーム。それが本作である。
reviewed by Genesis
4点(PS版)
PSになってスーファミより質が下がった最悪な品。さらにゲームを簡単にさせたクソゲーム。以後アートディンクの商品を買うことはないだろう。サターンでは声がでるという鬼恐ろしい一品に仕上がっているしい。
reviewed by またたび
なぜタクティクスオウガがか?
おもしろいから
どれくらい好きか?
・攻略本2冊分丸暗記
・タクティクスオウガのテレカを持つ(非売品)
・タクティクスオウガのゲームミュージックを持つ
・プレステのタクティクスオウガも購入
・WinAmpのSkinを制作
・このゲームのためだけにTURBO FILEを購入
・タクティクスオウガコンプリートワークス購入
他のやつとはどう違う?
・改造コードは一切使いません
・ファイナルファンタジータクティクス黙殺
・romを拾ってきません
・伝説のオウガバトルは好みません
〜次章〜
それで一体どうした?というわけですが、ここでは攻略の方法なんてものは教えません。ただただ誉めまくります。このゲームの面白いとこをがんがん書いてきます。ついてこれない人は他のコンテンツに行ってください。
まずこのゲームがなんで面白いのかということを書きます。まずと言いながらこれだけで終わりそうですが・・。RPGで大切なのはストーリーですね。このゲームはストーリー性は最高です。これ以上完成されたストーリーはないと思います。面白いと同時に、一人の人間として考えさせる事があります。またストーリーを選択肢によってプレーヤーが選ぶ事ができます。聖剣伝説3のように主人公を選ぶ事によってではなく、途中途中で選んでいきます。選択肢によって全く異なったストーリーが味わえます。次にRPGの特有のつまらなくする現象を完全に埋めています。RPGでレベルを高くすればするほどよいというようにならないために、プレイヤーの最高レベルのユニットと同じレベルの敵が出ます。またユニットを助ける面では、逆にレベルが低い方が助けやすいです。最高レベルは50と決まっていて、それ以上レベルが上がらないようになっているのも最高です。戦略ゲームとしては難易度はかなり高いです。ユニットも職業によってレベルが上がったときのステータスの上がり値が異なりますから、職業を選ぶのも一苦労です。そして何より他の戦略物と違うのは高低差があることです。高低差がゲームの中で登場したのはこのゲームが初めてだと思います。また地形もあり、高低差・地形効果を考えなければなりません。つまり戦況によって固定されたユニットを使いつづけるということもありません。11人以上のユニットを育てる必要になります。そして飽きさせない死者の宮殿がある。死者の宮殿というのは俗に言う100階ダンジョンであり、別にここをクリアしなくてもストーリーとは全く関係ない。このダンジョンははっきり言って困難極まりない。まずセーブができない。トルネコの大冒険と同じように一時的なものはできるが。一階クリアすると、次の階に行くか帰るか選択肢がでる。帰るを選択すると、すぐに帰らしてくれる。ここはトルネコとは違う。そして難易度も違う。トルネコの場合、30階くらいから同じ敵ばかり出てくるが、タクティクスの場合、敵がほとんど毎階異なる。しかも圧倒的な強さを持つものばかりだ。自分のユニットが殺されるなんて、よくある。そしてこれが致命的なことになることが・・。とまあゲームの後半で飽き飽きした人にはもってこいだ。
〜終章〜
最近のゲームはこのゲームを基本にできていると思います。例えば聖剣伝説3の主人公選択もこのゲームからヒントを得ていると思います。ブリガンダインもタクティクスを応用して作られていると思います。そういえば、ヴァンダルハーツなんてゲームもありましたね。これらのゲームで共通している事といえば、タクティクスを超えていないという事です。特にプレステの力が強くなった現在、ほとんどがエセポリゴンを使っています。ポリゴンを使う事できれいになるとかぬかしている輩に言いたいんですが、どこがあのカクカクがいいんですかね?しかもポリゴンの方が作るのが簡単で、お金もかからないそうですね。ただの手抜きじゃん。つまりアニメーションを最後に使ったのが、スーファミの95年だから、それ以来いいゲームが出るはずがない。最近のドラクエとか凄いじゃんとかいうやつには、3以来まともなゲーム作ってんのかよ、てかんじを受けます。独創性がかけているとしか言いようがない。
最後にスクウェアさん、あんたクエストから引抜しといて、あんなゲーム作るなんて仕事やってないに等しいよ。ファミ通のランキングにFFTは載ってないですよ。TOだけがいつもランキングに入ってますよ。まじあのゲーム名前だけで売ってるってかんじだった。普通のFFの方がおもしろかったよ。ああ残念でした。
reviewed by またたび
8点
このゲームは主人公のデニムを中心に物語りを進めていくゲームです。
このゲームには3つのルート、L(ロウ)、N(ニュートラル)、C(カオス)ルートがあり、それぞれのルートによって物語が、変わっていくので何回でも楽しめるゲームです。
さらに、武器、仲間、ステージも豊富で隠しキャラや隠しアイテム、
隠しステージなど、ボリュームたっぷりです。
しかもこのゲームには、主人公のデニムのみ使用可能な「説得」機能が有ります。
この機能を使うと、指定した相手キャラクター1体をある程度の確率で仲間に出来ます。
言葉の選択によって物語が左右されるハラハラドキドキ感と、カッコイイ武器や魔法の数々、私的にはかなりおもしろいので、機会が合ったら、やってみてください。
reviewed by 天魔†聖神†ケイオス
10点
このゲームは1995年10月6日に株式会社クエストから発売された、
スーパーファミコン用シミュレーションRPGという大変古い作品です。
ですが今となってはPS用としても発売されてますが、
僕はあえてSFC版のレビューを書かせてもらいます。
本作では、架空の世界ゼテギネアにおけるヴァレリア諸島での
ウォルスタ、ガルガスタン、バクラムの民族紛争による戦乱(引用)
と、なんだか小難しい感じですが、全然難しくないのです。
それどころかこのような奥深い作品となってより楽しむ事ができます。
バトルはWT式となっており、自分のAGI(すばやさ)と自分のアイテム
により、行動が早いか、遅いか、に分かれています。
そしてマップには高いところ(高地)と低いところ(低地)によって
ユニットへの命中、回避が増したり減ったりと変化していきます。
このへんがほかのゲームとは違う奥深いところです。
そして、ここが一番の醍醐味でしょう。
すべてのユニットには「クラス」というのが設定されています。
クラスによって、レベルによる能力値の変化、行動パターンが、
変わっていきます。
おおまかに一般クラスとこく有クラスに分かれています。
一般クラスはクラスチェンジをすることによってクラスを変更できますが、こくゆうクラスはクラステェンジできません。
ですがこくゆうクラスには、独特な能力値の変化など決まっています。
そしてクラスにはとくいぶき、そうでないものが分かれています。
得意武器には、攻撃したとき威力が1,5倍されます。
そして装備アイテムは5つに分かれています。
片手装備、両手装備の武器、鎧、手、足、そして消耗品です
消耗品は重量がないのが特徴です。
そしてすべてのユニットには、アライメントL、N、Cに分かれています。
L(ろう)は秩序C(カオス)は自由N(ニュートリアル)は二つの間、というlことを表しています。
そしてエレメントというものもあります。
風、炎、大地、水に分かれています。それぞれの属性は相対する関係があります。風は大地、炎は水、といった関係です。
そしてアライメントにより、3つのストーリーへと分かれます。
ここが何度もやりたくなる秘訣です。
このゲームは古い作品ですが、今のゲームに劣っていないです。
なので初心に帰ってプレイしてみるのも悪くないと思います。
長々と失礼しました。
reviewed by でにむ
10点
この作品は実はスーパーファミコンのソフトです。
ただし知っている人にはしっている名作なのです。
どこが名作なのか、というとクロノトリガーくらい名作ですよ♪
先ず主人公デニムはウォルスタのために戦っています。
何故かというと、ネタバレしすぎないようにほどほどに伝えたいとおもいます。
父の仇、ランスロット・タルタロスを倒すためにいたのですが、
デニムの心のL(秩序)C(自由)N(その中間)
によってルートが分かれてきます。
また、このルート展開によって仲間になる人達も違ってきますゆえ、何時間もやりこめるのです。
reviewed by ion
10点
スーファミの作品ですが、それでも楽しめる作品だと思います。
戦闘はとても面白く、色々と考えさせられます。
死なせないように、死なせないように・・・と、
戦っていく緊張感がたまらないです。
また、死亡数や死亡キャラによってエンディングが変わるので、
それも一つの楽しみです。
ストーリーも人間らしさがあり、とても面白いです。
スーファミ持ってない人も、PSリメイク版が出ているので、
試してみては?w
reviewed by 真人
10点
ストーリー、グラフィック、システム等、どれをとってもすばらしいSRPGの最高傑作です。
このゲームは、命の大切さ、重さを感じることができます。
私は未だに、このSRPGを越える衝撃を味わったことがありません。
あなたの愚策によって、必死の状況に陥っていった同志たちが断末魔の叫び声を上げています。
あるものはあなたの無能さをののしり、あるものは愛する者を思い浮かべ、あるものは誇りと満足感とともに死んでいく・・・。
まさに悲劇です。
しかし、命を落とすのは同志たちばかりではありません。
多くの敵・・・
己の信念に殉教する騎士・・・。
ただ恐怖から逃れるためだけに剣を手にした若者・・・。
生きるために仕方なく戦う兵士たち・・・。
そして、少女までもがあなたに対してむき出しの殺意を向けてきます・・・。
そのすべてがあなたにとっての障害です。
中には話の通じる敵もいます。
・・・が、結局この泥沼の殺し合いの中で、多くの者が命を散らして逝きます。
全ての悲劇を乗り越え、いざ進め!
reviewed by 赤い人