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晦-つきこもり

[ SFC ]

4点
このゲームは、学校であった怖い話を作った人たちが作った作品です。
今作は、選択肢が光ったり、キャラのグラフィックの種類が増えていたりと、追加要素が多々あります。
しかし、話の内容の質が前作よりもの凄く低下しているように僕は感じました。
一つだけいいと思った話は、赤い靴と呼ばれるものです。
他のものは、殆どダメでした。
話の内容が無茶苦茶だったり、突然の無茶振りだったり。

もちろん、今作にも、隠しシナリオは存在します。
さらに、各キャラごとに、1話だけ前作のキャラだった「風間 望」が出てきたりします。
しかし、語り手のキャラによって、職業や年齢は違ったりします。

あまり良評は出来ませんが、やってみたくなった人は、やってみてはいかがでしょう?

reviewed by 龍獄


10点
※このゲームのスタッフさん達の前作品である「学校であった怖い話」をあらかじめプレイした後にプレイするとより一層楽しめます。

ADVといえば、かまいたちの夜や弟切草、(アレな意味で)有名な四八(仮)など様々な種類が出ていますが、つきこもりもこの部類に入ります。
もっと分類するなら、ホラーサウンドノベルといったところですね。

概要と言えば、7人の語り部たちから順々に怖い話を聞いていくという、百物語に似た進行が特徴ですね。(前作もでしたが)
「学校であった怖い話」と違うのは、舞台が学校ではなく、本当にどこでもあるような日常生活から怖い話が出てくるといったところでしょう。
語り部の方々は、主人公の親戚達で、前作よりぐっとプレイヤーとの距離が近くなっているのが味噌だと思います。

怖い話も種類が豊富で、意外な結末を迎えたり、予想もできないような展開があったりする。
時には、主人公を巻き込みゲームオーバーを迎えることもしばしば、慎重な選択が迫られるなど、シビアな場面が点々とある。
前作よりは質が落ちたとか言われてますが、それでもそれを上回る程の良質な話も何個かあって、買っても損はないと思います。


実は、僕にとっては怖い話ともどうでもよくって、
ただこの「晦-つきこもり」に漂う独特の雰囲気が大好きなんです。
親戚間のやりとりや、そこにでてくる風景や人がノスタルジックを帯びて、他のゲームにはないであろう、温かさはこのゲーム最大の魅力だと思います。

reviewed by baito


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