ジョジョの奇妙な冒険
4点
承太郎さんが主人公のゲーム。あまり知られてない理由として、クリアするには時間と忍耐力が必要とされる。JOJO好きでもこれをクリアした人はほとんどいないとか。ジャンルはRPGでいいのだろか・・。エンディングがどうなのかが気になるが、私の力量ではクリアできそうにない。
reviewed by またたび
8点
ジョジョの奇妙な冒険の中でおそらく最も人気のあると思われる「第3部 〜未来への遺産〜」を忠実に再現しているRPG。戦闘システムが異常に画期的。それにより原作の再現性は高まったがゲームとしての質は下がってしまっている。物語中には、原作を知っていないと解けない謎解きや勝ち抜けない戦闘がある。もちろん原作を読んでいない人でも大丈夫なようにある程度の配慮はしてある。とは言ってもやはりファンのためだけのゲームといっていいだろう。私としては、タワーオブグレーが登場していないとか、ダービーとの闘いに大きな不満があるがまぁ合格点はあげよう。特にラスボスであるディオの圧倒的な強さは素晴らしい。それまで負け知らずだった仲間達が次々と倒れていく姿は絵になる。
再現性の高いこのゲームの欠点をあげるのならば、仲間との別れがないことだ。怪我による中途離脱や応援に駆けつけるといったイベントは省略されている。原作を忠実に再現するならば仲間の死さえもあったほうがいい。戦闘のメンツが原作と違ってしまい、本来その場にいないはずの人間が気まずそうなのだ。
reviewed by 黒子
1点
なんですか?このゲームは。
ジョジョの奇妙な冒険で、人気のあった第三部を再現しているのはいいですけど、原作にあった出来事が全く別のかたちで表わされています。
原作を読んだ後、このゲームをやったら、この原作を無視した開発チームの思考が暴走したゲームに怒りを感じるしかありません。
さすがは『コブラチーム』
reviewed by バロリア
2点
このゲームは漫画家の荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」(現8部作)の第3部を原作にしたはずのゲームなのですが、出てくる敵の順番はバラバラ、また戦う場所も漫画のものと別の場所であったり、原作に沿って作る気あったのだろうか と思わされたRPGです。
ストーリーが悪いだけでなく、RPGとしての出来もいまいちで、ずっと一方通行のままゲームは進行します(前の街に戻ったりできない)。僕はこれほどまでに自由度のないRPGはこれしか見たことないです。とにかく酷い作品です。
しかしこのゲームで唯一評価できる点に、グラフィックが漫画のものに近い、上手く再現されているというところです。これだけです
システムも単純、このゲームは横スクロールタイプのRPGで、移動中、ステージ背景のロッカーなどをカーソルを合わせて調べていくというところだけ少し変わってますが、戦闘は他のRPGと違い、攻撃の種類が少なく(魔法などバリエーション豊かな攻撃はない)、とても地味なものでもはや作業ゲームと化しています。
後半は敵スタンド使いも強くなり、主人公の承太郎以外は空気と化します(弱すぎて)。ゲームバランスも非常に悪い。
漫画で絶大な人気を得たジョジョの奇妙な冒険第3部ですが、このゲームは当時から酷評を受けていたのでしょうか、まったく知られていません。とてもマニアな人にしかお勧めのできないゲームです、もしプレイする際には、原作との違いも見つけたりして少しでも楽しみを感じてプレイできないと途中で投げることになると思います。ですのでプレイするには注意して臨みましょう。
reviewed by ジェラール