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天地創造

[ SFC ]

9点
 ガイア幻想記の後を継いでいると思われるアクションRPG。これもよくできたゲームだが、ガイア幻想記にはやや劣るだろうか。プライムブルーは97個集めたが数が中途半端だ。100個あると思われるが残り3個が見つからない。あとカラハリ砂漠に入ることはできないのだろうか。

reviewed by 山茶花和尚


10点
天地創造。このゲームについて語ることは多い。
初めてこのゲームをプレイしたのは
何年前だったのだろうか。
その時はどこか悲しい雰囲気の
ゲームだな、としか思わなかった。
しかしこの前、ふとしたはずみで再び
このゲームをプレイする機会があった。

プレイヤーの分身であるアークが創造する世界。
それは紛れもない「世界」そのものだった。
今よりも幼かった・・・そう、まだ自分が
中学生だった頃に感じた「世界」と、
今自分が感じた「世界」は全く違った。
こんなにも・・・・・「世界」というのは悲しい
ものだったのだろうか?他者を蹴落とし、不幸にする。
それに反比例するように幸福になってゆく、
我々「人間」という存在。
今、こうしてプレイしている自分も、
やはりそういった多くの不幸の上に存在するのだろうか・・・・・
そんな事を、テレビの前で考えていた。

この天地創造を名作だと言う人は多い。
実際、私も同感だ。しかし、何がこのゲームを
名作たらしめているのか、指摘する人は
少ないのではないだろうか?

思いつくものはいくつかある。
演出がよい、音楽も秀逸であり、
雰囲気と非常にマッチしている。
都市の発展といった、いわゆる
「寄り道」的な要素もあるし、
低レベルや短時間クリア、プライムブルー集めといった
やりこみ要素もある。しかし、
私はこういったものは
あくまで要因の一つであり、
根本的な「要素」ではないように思う。

では、一体何がこのゲームを
名作たらしめているのだろうか。
私が思うに、それは
ストーリーテリングの手法にあるのだと思う。
このゲームのストーリーや
演出のニュアンスは、童話に近いのだ。
何気ないイベント。大人になってプレイして気づく、
そこに隠された毒やウィット・・・
そういったものにハッとさせられるのだ。

社会人になって、年をとり・・・
その時プレイすれば、私はまた新しい何かを
このゲームから得られるのだろうか。

reviewed by チョラ豆


10点 このゲームのメーカはエニックスで、ゲームの中でドラクエの宣伝が出てくる。しかし、全てが高水準のゲーム。とてもドラクエの谷間に出したゲームとは思えない。続編がないのがもったいないゲーム。ストーリは特に良い。何もなかった世界を、復活させるのが目的だが・・・それは初めだけ。戦闘システムは、ドラクエみたいなのではなく、普通に見えている敵を倒すみたいな感じです。しかし、スピード感があってかなりいい、技が限られているが、それをストーリーが補い忘れさせる。とにかく、ストーリーは無理やりのところもあったが、主人公が悲惨なせいか感動した。ストーリーはドラクエを越えている。感動するのもこのゲームの方が大きいだろう。それだけ、主人公が悲惨なゲームだ。全く前半は誰がラスボスなのか感じさせない、普通に進めてたのがいきなり悲惨な方向に向き、進めば進むほど不幸になっていく。また、装備や道具を使うのは、あの初めからいる、丸いキャラによっていつでも箱の中で、できるというシステムは良かった。マップは、現実の世界を元にしていてわかりやすく、ゲーム内で中心となる町も、ラサやサハラ砂漠など【・・・わかりにくいかも】はそのままなので、ここまできたぞという感動が起こった。だいぶ前にやったゲーム、なんせ機種がSFCですから、しかし子供の頃の俺には印象は濃く、未だにこのゲームのことを覚えている。ハッピーエンドかは最後の最後に映る光景から、想像するしかないが、それもまた悲惨だった。・・・それで終わるのには無理なシーンがその前あったから・・・

reviewed by ^0^


10点
このゲームは、
タイトルの通り、主人公が世界を創造するという内容です

章で構成されてて、
第一章は「旅立ち」です。

まず最初は、地球の内部の地裏という世界にあるたった1つの町から始まります。

主人公アークはある日、秘密の地下室にあるパンドラの箱を開けてしまいます。
そして、その箱を開けてしまったために世界の光と闇のバランスが崩れて町が凍りついてしまいます。

それを直すには世界の大陸の封印を解く必要があるとのこと。

主人公は、大陸を復活させるため地裏にある、封印の塔を解いて行きます。
全ての大陸が地表に復活すると、
第二章・「世界の復活」になります
次は地表に行き、
植物、動物などを封印してる敵を次々に倒し、
世界を元通りにしていくという感じです。

RPGっぽいゲームですが、戦闘はアクション系です。
戦闘画面は存在せず、ダンジョンとかに敵がうろついてて、そのままの画面で闘うって感じです。
攻撃も、通常攻撃、ダッシュ攻撃、ジャンプ攻撃、ダッシュジャンプ攻撃などがあって、それらを使い分けて敵を倒すようなってます。
しかも、ボタン操作は簡単なのでやりやすいです。


ダンジョンも、ジャンプや物を押したり、壺を投げたりのアクションを駆使して進むような仕組みで、
実にやりがいがあります。
ちなみに、壺を投げるシステムは天地創造のが初めてで、ドラクエのはだいぶ後です。

そして、植物や動物を復活させて、最後に人間を復活させたら
第三章「天才の復活」になります

ここからは人間の住む町を発展させるのがメインになります。

ベルやエジソンなどの歴史上の人物がいて、
その人たちの発明を助けたりして
世界各地の町を発展させていきます。

最初は中世ヨーロッパのような町や、小規模の村が
条件を満たすとどんどん発展していき、
テレビや電話のある近代都市になって行きます。
3章終盤には、飛行機も登場します。
また、このあたりからこのゲームの黒幕の存在がちらほら出てきます。

そして
第四章(最終章)「英雄の復活」です。

ここからはネタバレなのであまり言いませんが、
とても意外で衝撃的な展開になります。


このゲームは本当面白いです。
おれがやってきたスーパーファミコンのゲームの中で
TOP3に入るぐらいです。
興味あったらやってみてください。

reviewed by つっきー


9点
某有名ゲームを世に送り出したエニックスが出したゲームです。
ストーリーを言うと長くなるんで手短に・・・。
村の少年アークが、ひょんなことから‘箱‘を開けてしまい、ほかの村人が全く氷漬けになったように固まり、氷漬けから避けることができた村長から天地創造の使命を課せられる・・・ようなところです。
なんか、ストーリーも中々手が込んでます。詳しくは言えないけど、アッと驚く展開が待ち受けます。
ストーリーの話は以上!(ぇ
音楽がSFCの中でも特にクリアで綺麗なSFC離れした音楽がとてもこのゲームにあってます。
音楽に関しては十分満足できる仕上がりになっていました。
戦闘システムは簡潔に言えば斬る!ですよ。
この単純な戦闘システムが中々良くて、最近多い多機能を一瞬で否定してくれるかのごとく斬ってくれます。
ただ斬る以外にもジャンプしながら斬ったりなどの工夫をするとゲームがやりやすかったりするかも・・・。
最近のゲームと比べると断然こちらのほうがいいと僕は自信たっぷりに言いはれます。

reviewed by バイ㌧


10点
クインテットから発売された天地創造。

このゲームは当時の値段としては高く、
しかも有名な会社ではなかったのでこのソフトがSFC時代に評価されることはありませんでした。
自分の中では間違いなくsfcの中でストーリーがいいゲームです。

このゲームの目的は名前通り天地を想像すること。

ある日いつも通りの生活をしていた主人公は、長老から世界を作れといわれ、ひとまず人生初めて村の外に出ます。

そして6つの塔を巡り歩き、
一つの塔のボスを倒せば地球が作られ、大陸が作られる。
そうやって世界を作っていくのですが、

この世界には2つの地球がありました。
表、裏、と呼び、もちろん二つ世界があるのだからもう一つにも主人公と全く同じ人物がいる。
ダークとライトに世界が分かれているので性格は違うけれど。
そして世界が作られ、次に長老から世界を繁栄させてこい といわれ、大陸を歩き回り世界を作りに行く。


まだ人間も居ない時代から繁栄させるために主人公は動物と話すことが出来ます。

渡り鳥の悩みを聞いて解決したり
ライオンの子供が大人になる儀式を手伝ってあげたり。
すべては伏線です。


一番感動したと言うかなんとも言えない気持ちになったのは

雪山で探索をしていた所に仲の良いカモシカ夫婦がいました。
主人公が探索を終わり帰ろうとした所に雪崩が。
主人公は雪崩に飲み込まれ、洞窟に閉じ込められてしまいました。
なんとその洞窟の中には主人公とカモシカ夫婦が。
しかし夫の方のカモシカは雪崩で死んでしまっていて、二人が閉じ込められる事に。

夜になって寒くなり、明日の朝になんとか洞窟から抜けだそう。
と思い寝ることにしました。
しかしお腹がすいている。

そこでカモシカが言いました

「じゃあご飯にしましょうか。」

カモシカはついさっきまで生きていた夫の肉を食べ始め、
「ここは寒いから腐らないね。しばらくは持ちこたえられそう。」

主人公
「君はその肉が食べれるのか?さっきまで君の夫だったじゃないか!」

カモシカ
「夫だったからつらいのは当たり前よ。だけどこの寒さでもし生き残っているのが私だけだったら、種族が絶えてしまうじゃない。」


そして次の日
なんとか洞窟に穴をあけ、太陽の光が見えるところまでたどり着きました。
ですがそこは高い崖がありました。

カモシカ
「私は4本足だから無理ね・・・あなたは人間だから。行きなさい」
主人公
「お前はどうするんだ?」
カモシカ
「どうにかして出るわよ。さぁ。」


そしてカモシカを見ることはありませんでした。


この他にも沢山ストーリーがあります。
なぜクインテットはこの作品で作るのをやめてしまったのか・・・


本当に神ゲーです。
これで泣かない人は居ません。

最後の終わりはハッピーエンドでと信じたい。

おすすめです。

reviewed by kuria


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