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紫炎 ザ・ブレイドチェイサー

[ SFC ]

7点
このゲームはとてもマイナーな和風シューティングゲームで、主人公の「紫炎」の視点でのシューティングとなります、言うなればFPS(ファーストパーソン・シューティングゲーム)。しかし自分で動くタイプのものではありません。スクロール状態の中でのシューティングゲームです。
あまりにもマイナーすぎて情報も少なく、知ってる人も周りには全然いませんでしたが、なかなかいい作りこみをされていて、グラフィックや音楽などは知られないのが残念なぐらいです。

システムは、手裏剣を投げ、遠方の敵を攻撃する、これは普通ですが、更にアクション的要素も含まれていて、相手に接近戦に持ち込まれた際には手裏剣では倒すことができなく、くないで斬りつけて倒す という、このゲームの慣れていないと厳しいものです。くないを盾にして敵の弾を防ぐこともできます、これができないと絶対にクリアできないでしょう。そして3つ目に、画面全体にいる敵を攻撃することのできる巻物、しかしこの巻物は使用回数に制限があり、初期状態では3回しか使えません。巻物のアイテムを手裏剣で撃つことで使用回数を増やせます。
このゲームは、述べたとおり、半強制スクロールFPSで、その強制スクロールのせいか、または敵の激しい攻撃によるもののせいか、とても難しいです。全部で7ステージしかないゲームですが、3ステージ目あたりからは1・2ステージのものとは格違いに難しくなり、本当に慣れたプレイ、慎重なプレイができないと恐らくエンディングを見れるところまで届かないです。操作に慣れさせるため、トレーニングモードも搭載されていますが、操作の確認用みたいなものでしかなく、本編では正常を保てず結局あまり意味のないものとなったり。しかし操作を知っておくのは重要なので、始めたばかりではぜひトレーニングモードをプレイするのをお勧めします。

マイナーで難しくもあり、とてもシューティング初心者の方にはお勧めできないゲームです。シューティングに自信のある人も、さすがにこのゲームを相手にすればその自信も折られてしまうかも(笑) それほど難しいゲームです。僕は逆にどうしてもエンディングを見ようと必死にプレイし、なんとかクリアしましたが、闘志を湧き立たせたその難易度に対し、クリアしてついに、面白いゲームだったと感じることができました。プレイする価値は十分にあります。隠れた名作というべきゲームで、このゲームをやっていればおまけ程度にしかなりませんが、ストーリーもついています。ぜひプレイしてみてください。

reviewed by ジェラール


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