セプテントリオン
6点
沈みかけた船から乗客を助け脱出を試みるゲーム。主人公は４人選べ、同じ船だが助けられる乗客、最初のストーリー等が若干違う。
オープニングは歩くだけだが、船が転覆すると天井が下になり、ジャンプ・しゃがむ等を出来る。乗客には「点数」が決められており、これがある一定値に達するとエンディングが変わる。数種類あるので全部見るのは結構難しい。
一番良いエンディングは感動物なのだが制限時間1時間(失敗すると5分マイナス)の上に水没したり船の傾斜が大きくなったりと非常に難しくなってくる。その上乗客が弱く、主人公が死なないような所でもすぐ死んでしまう。地図も見にくい。6点の理由はコレ。
最後の方ではある人に対する選択次第で今まで連れてきた人たちを取られてしまう事もある。
このゲームは一応アクションゲームだが難しめ。アクションより「制限時間」という要素の方が強いので飽きっぽい人にはあまりおすすめ出来ない。
reviewed by 十六夜
8点
海難パニックの映画をゲームにしたらどうなるか、この言葉に尽きるゲームだと思いますね。
こういう自然災害を扱ったゲームはアイレムの絶体絶命都市シリーズが代表され、数々ありますが、当時では非常に画期的な内容であり新たな試みとしてでたのではないでしょうか。
まあ、あまりにも出る時期が早すぎたためか販売数、知名度共に低いため、あまり知られてないでしょうが。
４人の中から主人公を選び、乗客を助けながら転覆した船を脱出するのが大まかな流れ。
制限時間が設けられ、時間内に脱出するわけですが・・・
転覆した船を移動するわけですから、当然難所が幾つもできるわけで、移動面がシビアで柱と柱を飛んで着地にずれたら即死亡。
基本、乗客を引連れて移動するため下手したら救助者全員投身自殺を図ることも・・・
さらに、主人公一人でがつがつ進んで、乗客を置いてけぼりにしてしまうと、待たなくてはいけなかったりといろいろ苦労する。
全体的に難易度が高めでアクション面の強いゲームであり、主人公４人いて助ける乗客の数も多く、やりこみの面の豊富さも評価できる。
中古で売ってれば買って損はないゲームです。
続編はやるなよ！？いいか絶対だぞ！
reviewed by 甍
