影牢〜刻命館 真章〜
8点
刻命館シリーズ第二弾。本作から魔物を呼び出して戦わせるということは出来なくなり相手を捕らえる手段はトラップのみとなり、代わりにコンボという概念が生まれた。コンボというのは格闘ゲームでおなじみの連続攻撃のことだが、それと同じで一回目のトラップを決めた後起き上がる前に続けてトラップを入れ続けることである。なぜコンボを狙うのかというとコンボを決めるとトラップを改良するためのポイントがたくさんもらえ、よりクリアーしやすくなるからである。このシリーズを通していえることだが面と面の間に出てくるポリゴンの絵ははっきりいてどうしようもない。しかしそのような些細なことはこのゲームの魅力を損なうことは無い。このゲームの魅力はいかに美しいトラップコンボを作り敵を殺すかに尽きる。そのため少々の絵の汚さなど問題にならない。
このゲームをやっていた頃は美しいコンボを作るために紙にトラップの順番を書き、何回も修正していたものだった。敵を電気椅子に押し付けるときなんか死刑執行人になったような雰囲気が味わえる。殺したときの悲鳴に快感を覚えるようになったらもうあなたは刻命館中毒でしょう。
reviewed by 魂花
9点
ストーリー
そこは刻人(トキビト)と呼ばれる人に似た
種族に統治された平和な国で
刻人は不老不死であり長年で得た知識と
技術を人間達に分け与え
この世から戦争を無くして
長年続いた無秩序な争いも終わり
刻人が国を治める平和な時代が続く事となった
がその影では絶えず人々が原因不明の
失踪を遂げる『神隠し』と言う現象も続いていた・・・。
深い西の森の中に隠れるように建つ洋館。
19歳を迎えたミレニアは刻人である
養母ヨカルによって、この館に呼び出された。
ヨカルがミレニアに命じた使命はそれは
人間達を館に引き込みその命を奪う
「人間狩り」を行うことであった。
無垢な少女はその命を従順に
頷いたのであったが・・・。
と、こんな感じです。
このゲームは戦闘方法が
他のゲームとは変わってます。
主人公自身は攻撃手段を持たない
代わりに部屋に3種類のトラップ
(天井、壁、床)を仕掛け
それに侵入者たちをおびき寄せて倒すという
変わった戦闘方法です。
例えば、敵にギロチンを落としたり
電気イスに座らせたり
昔の拷問道具や跳び道具(矢など)
爆弾などを敵に当てて倒すゲームです。
このゲームはコンボもあり
床トラップで足止めして
壁トラップで吹き飛ばして
天井トラップで潰して
とこんな感じでコンボを繋げれます。
(コンボを繋ぐとArkと言うお金が
クリアした時に多く貯まります)
1面クリアごとにトラップも買えたり
隠しトラップなどもあるので
やり込み要素はあると思います。
楽しいですし価格もかなり安いので
是非やってみてはいかがでしょう
reviewed by アルファ