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とんでもクライシス!

[ PS ]

とんでもクライシス!


販売:徳間書店
価格:(定価:¥ 6,090)
対象:PlayStation
評価:★★★★☆
詳細:アマゾン商品ページ

5点
 これはなんだって、はっきりいって『バカゲー』です。しかしムショウに欲しくなったので買った一本です。

 本当によくわからないのですが、お父さん、お母さん、息子、娘、それぞれが家に色々な事情で帰宅しにくくなります。鉄球に追われたり、UFO現れたりで帰宅しにくくなります。その困難がミニゲームになっており、クリアしていくと帰宅できます。くっだらないゲームですが、操作が単純なだけになんでかやる気がおきてしまい、かってからもしばらく何度もやってました。最後のステージなんかは追ってくるトレーラが鉄球でつぶそうとおそってきたり、爆弾なげてくるのを、自分(娘)は自転車をボタン連打でこぎながら右へ左へいって、落ちてくる鉄球をよけ、爆弾をジャンプでよけながらなおボタン連打が5分つづくという最悪のステージなのですが、命燃やして連打してしまう魅力があります。

 ひとんちにいってあったらやってみてください。絶対に買わないでください。点数は5点です。でもちょっと好きなゲームだったりします。友人はみんな寒い目でみてます。

reviewed by dj shrike


5点
 ええと、このゲームははっきり言っちゃうとクソゲーの分類なんですが、あまりにもストーリーが滑稽すぎて笑えるので、この点数です。
 舞台は東京。主人公はある普通の一家で、おばあちゃんの誕生日のためにあれやこれやと手を尽くして(ミニゲームして)自宅に帰る物語ですが、その途中でいつの間にか世界の危機に巻き込まれます。女子高生がUFOと交信したり、お父さんが大砲を操作したり、はたまたお母さんがジェット機を操縦したり。
 ストーリーからしてぶっ飛んでるんですが、そのミニゲームがまた凄い。
 名前は映画のパロディ(例:『トップガン』をもじった『トップがんもどき』や、『クレイマー・クレイマー』をもじった『クレーンシャー・クレーンシャー』など)ですが、操作は結構難しいです。判定が微妙だったりするし、異様に記憶能力や知識(たとえば十二支の中の哺乳類の数など)を求められるものもあります。その点だけは、もう少し簡単にしてほしかったと思いますね。
☆家族構成(キャラクター紹介)
・棚祭種男(父)
 名前からしてインパクト強いです。(笑)本当はフツ〜のサラリーマンのはずなんですが、このゲームの常識に従って、鉄球に轢かれようが冷蔵庫に潰されようがあっさり復活する無敵のお父さんに変貌しています。(笑)しまいにゃ時限爆弾の解除までやらされると言う不幸まで。それでも文句一つ言わない。立派な人ですね。(笑)典型的な中年サラリーマン。
・棚祭悦子(母)
 無理やり協力させられた秘密組織からスノボーで脱出した上、銃で撃たれようが手榴弾でふっとばされようが「あ〜れ〜!」ですませています。(笑)とってもバイタリティあふれる素敵な一昔前の日本のお母さん。
・棚祭ツヨシ(長男)
 小生意気なガキです(笑)ただ、謎の光線を浴びて身体を小さくされます。そこから彼の冒険が始まります。アリ地獄に巻き込まれたり、カマキリに追いかけられたり。ただ、アリ地獄で助けた(と言うより踏み台にされた)アリと友情を育むところでは少々いいなと思います。
・棚祭リリカ(長女)
 実は再婚した両親(お父さんが変わった)の、前のお父さんの子供。立派な高校生に成長してます。ただ、交換条件に「もうお父さんとお風呂入らないッ!」って言うのはどうかと。て言うか今まで入ってたのか。
 この人のゲームが一番難しい。特に最後のゲーム操作は○×ボタンを交互に連打して逃げながら、左右の方向キーで相手の攻撃をかわすという物。出来るか!一昔前の流行最先端女子高生。
 とまあ、こんな感じです(笑)とにかく面白いので、やってみてください。ただ、一回クリアしちゃうと飽きるのが難点(笑)

reviewed by 零


7点
非日常的なことというのは人をわくわくさせる。
やったことがないことに挑戦したい。
他のみんなはできないような体験をしたい。

誰しもが心の奥底に持っている気持ちである。そして、それは生への原動力となる。推敲して昇華すれば夢となる。

しかし、その気持ちは時として判断を誤る大きな要因となりうる。
冷静であればとらなかった行動をとらせるのである。

つまり、非日常的というのは人を生かすと同時に殺しもするのだ。
一種の麻酔薬と言ってもいい。

このゲームの主人公は普通の家族。目的はいたって日常的だ。家に帰る。ただそれだけだ。

ただそこに非日常的なことが紛れ込む。
UFOとの遭遇、銀行強盗による拉致、爆弾解体、虫との格闘、戦闘機での出撃、悪女との恋…数えあげればきりがない。
そこに生きがいを感じ必死であがくか、予想だにしない展開に足を踏み入れ後悔するかどうかはコントローラーを握る君の手にかかっている。

ただ確実に言えることがひとつある。このソフトを手にとった瞬間、君は冷静な判断を欠いている。


reviewed by レン


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