世界樹の迷宮III 星海の来訪者
9点
世界中の迷宮シリーズです。
「ぬるゲー」が蔓延る昨今、これはかなり「ぬるくないゲーム」でした。
まず、ストーリーが長い、そしてストーリーの難易度がかなり高めです。何も知らずに適当に進めていても絶対クリアできません。
まず5体分の職業を決めるんですが自分のオススメは前衛バリスタ、ビーストキング、ウォーリアー後衛にゾディアック、モンクが安定だと思います。まずゾディアックは後半絶対に外せないメンバーなのでいないとクリアできないです。
裏面に行くと1人につき職業が1つ増やせるので、そこでプリンセス(プリンス)も入れるとサクサクいけます。
次はストーリ&ボスを。
ストーリーは基本上画面を操作して下画面に地図を描きこんでいくといった要領です。ただ、地図は自分で描かないといけないので、めんどくさがり屋な人にはオススメできません。
記憶力いい人なら地図描かなくても大丈夫ですが、たぶん描いたほうが後半楽なので描きましょう。
1つのフロア内に地下に進んでいく階段があるので、それを見つけて先に進みます。1Fごとに敵が強くなっていくのですが、レベルの目安は階数×3です(地下2階なら→6レベル)。
そして地下5階ごとにボスがいます。ボスに挑む前は当たり前ですが、セーブしましょう。このゲームはダンジョン内でセーブができないので、まあそこが面白みの1つなんですが。
難しいゲームなのでクリアに時間はかかりますが、ぜひ1度やってみてください。
reviewed by ☆ファン
7点
世界樹の迷宮シリーズ3段目の作品です。
今作もおなじみのマップ作成システムも変わらず、新しく海を旅する大航海があります。
大航海は、通信をすることでパーティを混ぜてクエストをすることができます。(一人でも可能)
大航海クエストは戦闘、会話のみですが、十分楽しむことができます。
樹海探索や大航海共に3Dマップを冒険します。
少し気になるところは、キャラクターボイスがないことです。
reviewed by SouthernCross
8点
世界樹の迷宮の三作目です
3Dダンジョンを探検するその名のとおり
3DダンジョンRPGです
ちなみにCEROは全年齢対象です
このゲームは最初に職業それぞれの5人パーティを
作るんです 自分は結構悩みました
職業は前作と違いますが数はそれほど
かわらないんです
ストーリーも結構長いですし、モンスターの数も多いので
けっこう楽しめます
しかしダンジョン内の地図は一マス一マスちまちま自分で描くんですが描いていかないと道が分からなくなるので大変です
今回は大航海と言う海を船で渡るのがあります
大航海でたどり着いた町や島では
大航海クエストっていう戦闘を行うことがあります
まあ面白いです
reviewed by 54Ke
8点
君は迷宮に潜ってもいいし、潜らなくてもいい。
独特な言い回しのセンスと、絶妙なゲームバランスで、深く没入させられる良ゲーです。
絶妙なバランスと言いましたが、身も蓋もない言い方をすると完全にプレイヤーを殺しにきているので、全滅した時に喜べるMなプレイヤーの方は是非!
自分でキャラクターを作り、職業などから、スキルまで全部自分で決められるので、自分の好きな設定をキャラクターに反映させることができます。
君はキャラクターに自分や友達の名前をつけてロールプレイしてもいいし、好きな漫画やゲーム、封印された自分の黒歴史ノートの中のキャラの名前をつけてもいい。
プレイヤーは常に選択を強いられます。選択によってシナリオも変化し、物語の結末も変わってきます。どこまでダンジョンに潜るのか、何時帰還するのかの見極めを強いられます。見極め損ねると死にます。
帰還アイテムを買い忘れても死にます。
普通にやってたら普通に死にます。
頑張っても多分一回は死にます。
コンティニューなんかないので小まめにセーブしましょう。
幾多の死を乗り越えて諦めなかった時、君は本当にこのゲームを楽しめるだろう。
reviewed by じゅんぺー
8点
2012年7月現在、新作「世界樹の迷宮Ⅳ」が出てしまっていますが、DSにおける最後の作品ということで一つ。
3Dダンジョン探索型RPG、俗に言うWIZライクゲームです。この作品、1から2へは職業、敵、装備が増え、既存の立ち絵を一新したというただのバージョンアップに近いものでしたが、2から3は大きく変わりました。
まずサブクラスの存在。他職のスキルを一部使えるというシステムです。今までの他のWIZライクでもありそうであまりなかったこのシステムにより戦略の幅が大きく広がりました。例をあげると剣士職に魔術師職をサブクラスとして与えることで魔法剣士を作る、といった感じですね。
第2に、大航海クエスト。友達を募って一緒に敵を討伐するクエストです。もちろん一人で攻略することもできますが、RPGで友達と敵を討伐するというのは斬新ですね。
シリーズを通しての特徴として、タッチペンを使って自分で、自分だけの地図を書くという点が挙げられます。型にはまらずとも、自分がいい地図だと思えば、それはいい地図なのです。
もう一つ挙げるとすれば、難易度の高さです。
無理なレベリングをせずともクリアできる難易度ではありますが、その場合は綿密な戦略が必要になるでしょう。もちろん、レベリングをすれば相対的に敵が弱くなりますので、クリアは容易になります。
ギリギリの戦闘で手に入れる勝利に価値を求める方。圧倒的なレベルのキャラクター達による蹂躙に面白みを見出す方。他人には到底考え付かないような戦略を用いて迷宮を踏破する方。様々だとは思いますがどんな遊び方をしてもかまわないでしょうし、どんな遊び方でもよほど偏重していない限りはクリアできます。
このタイプのゲームの特徴として、自分のキャラクター達が一言も言葉を発しないという点が挙げられます。ゲームシステムを考えれば、なるべくしてなったとしか言えませんが、苦手な方は苦手でしょう。そういった方々にはあまりお勧めできません。
感情移入が容易な点がWIZライクゲームのいいところです。キャラクターは用意されているものではなく、自分で作り上げるものです。あなたの内に眠る邪気眼を開放して愛のあるキャラメイクを行い、愛するキャラクターの活躍を心眼で見ようではありませんか。
ちなみにこのゲーム、RPGとしては非常に珍しく、マルチエンディング方式を採用していて、周回プレイが存在します。育成したキャラクターはそのまま使えるので、安心してレベリングはできます。
前作前々作にはなかったので、これも今作の特徴といえるでしょう。
reviewed by Sirius