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光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-

[ N-DS ]

8点
酷評が多かったこのタイトル


私は前評判を見ずに買いましたが、結果的には見ないでよかったと思っています。そのくらい私にとっては満足できるゲームでした。
私自身がアクションゲームよりコマンド戦闘の方が好きだというのも関係しているとは思いますが・・・


ゲームの趣旨は、王道RPGそのもので‘世界を救う‘というものです。 
主人公が住んでいる国「ホルン」から主人公達が成長しながら世界を救うというまさに王道中の王道RPGです。


このゲームの戦闘システムはHPやすばやさなどのステータスの他に
MPならぬAPというものが存在していて、APの最大値は最初から最後まで一貫して5と決まっており、それをどう使って戦闘していくかがこのゲームの最大のポイントです。

ジョブチェンジにはクラウンというものが必要になっていて、冒険を進めるにつれてクラウンが開放されていき、多くの職に転職できるようになります。
ジョブチェンジによるステータス低下はありませんがレベルアップ時につけているクラウンがステータスの上がり具合に影響するのでネタで遊んでいるとひどいことになります。

またミニゲームもあり、店の売り子をしたり計算するというものまであります。


さて、良いところとよくなかったところを述べる前に多分に一番酷評が多かった{コマンド戦闘なのに攻撃も回復もターゲットを指定できない}というポイントについてコメントしておきます

確かにターゲットを指定できない、という部分だけを聞けば間違いなくクソゲーだと思うでしょう。

ですが実際には、攻撃は近接武器を装備しているなら一番近い敵を攻撃しますし、遠距離武器(弓や投擲武器など)や魔法攻撃なら一番遠い敵を攻撃します。
また回復ならば現在HP/最大HPで一番低い味方を回復しているので考えてやればターゲットを指定できないのは全く問題ないと思いました。
回復に至っては全体回復もありますから考える必要すらないときもありますが・・・

さて。

よいところ

・キャラクターが可愛い
・お助けキャラクターが強すぎずなく、また知らないジョブであったりしてわくわくする。
・隠しダンジョンや隠し職業などが豊富にある。
・魔法のエフェクトがそこそこ綺麗。
・頭を使うところもあるので解いた後は快感。
・音楽がいい。
・敵のドロップや宝箱限定のアイテムもあるのでやりこめる。
・ゲーム内最高レベル(99)でも苦戦するところがあるので最後まで楽しめる。
・全滅イベントが変に期待させず1ターン全滅なので回復アイテムを無駄にしない。
・ゲーム前の広告が少ないのですぐはじめられる。
・通信のみのアイテムは無く、通常プレイでも相当がんばれば全部そろう。
・RPGにありがちな街から街への移動の面倒臭さが少ない。
・隠しダンジョンのボスが愉快。
・女性キャラの服を男性キャラが着れる。逆ももちろん


悪いところ

・武器・防具の強化をもうちょっと考えて欲しかった。
・一部のジョブが半分必須になってしまっている。
・中盤に回復アイテムが空気になることがしばしば。
・アイテムの最大所持数が15で魔法を使うために必要な魔法書もアイテムに入るので窮屈。
・2週目がないのでクリアしたらニューゲームにしないと最初からはできない。
・魔法のレベルやスキル値があるわけでもなく、ボスもあまりレベルを上げなくても苦戦しないので少し物足りないが、気にしないならサクサク進める。
・ラスボスが見ず知らずの敵なのでなぜ攻撃されるかが不明。

点数については悩みましたが悪かった点がレビューを書くときに思ったものばかりでプレイ中には気にならなかったので高めの8点にしました。

reviewed by ランプ


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