はじめの一歩 ザ ファイティング! DS
8点
幼い頃からいじめられていた幕之内一歩少年がボクシングと出会い、
肉体的に、精神的にたくましく成長していくボクシングまんが。
コミカルな仲間たちにかこまれ、飽きられることなく今でも連載を続けている。
1989年から19年以上も連載を続け、80巻以上も発行されている。
その売り上げは累計7,600万部以上にもなっている。
そんなボクシング界最強マンガが、DSに文字通り「殴り込み」にきたのだ。
従来のシリーズでは本格的なボクシングアクションだったが、
今作は新感覚のボクシングアクションだった。
操作方法がいくつかあり、
それぞれフルペンモード・ハーフペンモード・フルボタンモードがある。
フルペンモードは全ての動作をタッチペンのみで行い、
直感的に試合を楽しむことが出来る。
ハーフペンモードはタッチペンとボタンで試合を楽しむ。これが一番使いづらかった。
フルボタンモードは全ての動作をボタンで行うモード。
従来どおりのゲームスタイルなので他のハードをプレイした人でも楽しめる。
ゲームの内容だが、
チャレンジモード、フリー対戦モード、特訓ミニゲーム、通信対戦モード、データブック
と、かなり内容の濃いものになっている。
チャレンジモードでは原作の対戦に沿った流れでステージが進んで行く。
一歩でいうA級トーナメントの冴木戦から、
宮田VSランディボーイJr.との戦いまでが収録されている。
主人公を選ぶことで対戦相手が変わってくるのだ。
原作ではなしえなかった勝利をゲームで狙うのもアリだ。
青木・木村に日本チャンピオンを味合わせてみるのもいいだろう。
フリー対戦モードでは誰でも選ぶことができる。
また、一歩でいえば3種類ぐらいあり、
A級トーナメント、日本チャンピオンなど、性能が違ってくるので使い分けができる。
特訓ミニゲームではチャレンジモードでのミニゲームを練習することができる。
これでチャレンジモードをクリアしやすくするのもいいだろう。
対戦モードもあり、練習した自分の強さを見せる事が出来る。
データブックでそれぞれの特性を見ることもできる。
ボクシングゲームと言うのはDSでは初めてだったかもしれない。
原作を知る人にはぜひおすすめしたいし、
原作をしらない人でもチャレンジモードで面白さを知って、
そこから原作に入ってくれれば嬉しいのでぜひお勧めしたい。
reviewed by ある