絶対可憐チルドレンDS 第4のチルドレン
10点
『(有)椎名百貨店』などで知られ、数多くのファンを持つ
椎名高志さん。その漫画の中でも一番椎名さんの特徴を生かせていると思うのがこの「絶対可憐チルドレン」
一般人(ノーマル)と超能力者(エスパー)が共存する世界が舞台。
そしてエスパーの才能を伸ばし、世のために役立てるのが
B.A.B.E.L.という組織。それに対しエスパーを解放するための革命組織が P.A.N.D.R.A.。
そのなかでこの漫画の主人公は、最高のエスパーの超度(レベル)を持つレベル7のエスパー、明石薫、三宮紫穂、野上葵の3人で、
日本にいるレベル7はこの3人だけである。
しかし、この3人は問題児で、指揮官が次々とやめていくという・・。
そんななか、研究所から指揮者、皆本光一がやってくる。
彼は3人を上手にまとめ、チーム「ザ・チルドレン」として指揮をとっている。さらに皆本は3人から愛されている。
物語の本当のテーマはここから始まる・・・。
B.A.B.E.L.からの指令を受けたザ・チルドレンと皆本光一は
世界で唯一のレベル7の予知能力者(プレコグ)である伊号に出会う。彼は戦争の兵器として超能力を使うための実験動物であった。
そしてそこで彼は皆本にある予知をみせる。
それはエスパーとノーマルの戦争が始まり、そのなかで皆本が薫を対エスパー銃で撃ち殺すものであった・・・。
皆本はこの予知を変えるべく、動き出す・・・。
さらに前者に上げたエスパーの革命組織 P.A.N.D.R.A.も深く関わってくる。彼らのリーダー「兵部京介」は戦争中のエスパー兵器。
伊号の予知によりエスパーとノーマルの戦争が起こり、そのリーダーとして兵部が君臨することをしった上官が兵部を対エスパー銃で撃ち殺そうとする。しかし、兵部は超能力で弾丸の威力を抑え、傷は残ったものの、一命はとりとめ、上官を抹殺した。
それ以降、彼は傷によりあらゆる種類の超能力に目覚め、さらに復讐のために捨てられたエスパーなどを集め P.A.N.D.R.A.を作った。
その兵部が今生きているのは、超能力で老化遺伝子を抑えているからである。しかし年齢は80である。
彼はエスパーとノーマルの戦争は避けられないとして、
薫、紫穂、葵ら3人を P.A.N.D.R.A.に引きずり込み、
戦争時の仲間にしようとしている。
さらにこのことは伊号の予知にもあったので、いずれはそうなるといえる。
しかし、皆本はこれに当然反発し、兵部を敵だといい続ける。
しかし兵部はその高い能力でチルドレンの仕事を助けたりしているので、少なくとも薫には好かれている。
この絶対可憐チルドレンの好きなところは、なんといっても兵部さん!アニメでの声優はなんと遊佐さん!
どんなアニメにも悪役で強くて2枚目なやつは大抵いるのだが、
兵部は違う。完全に悪ではなく、捨てられたエスパーを助け、さらに洗脳されたエスパーなどの解放なども行っている。
上官に裏切られてからは自分の能力をエスパーの為にしか使わないと決めているので、エスパーには滅法優しく、絶対に傷つけたりはしない。
こんな兵部さんのファンは他にもおられるのでは?
少なくとも絶チルファンの25%以上の兵部ファンなはず。
他にこのアニメのいいところはOP,EDを歌っているのが小学生ユニットの可憐Girl’sなこと。可愛くて、うまくて、もう言うこと無しです。
音楽レビューとかぶるのであまり詳しくは書きませんが、ロリとかそういう次元ではなく、「アイドル」です。
このファンも25%以上はいるでしょう。
そんな最高な絶チルのゲームがこれ。
自分の好きなようにチルドレンを育成でき、
さらにサポートキャラに兵部が登場!!
兵部ボイスがたくさんです・・・!!
戦闘もありますが、あまりしないほうがいいようです。
弟4のチルドレンは・・・おまけです。
とにかく原作ファンなら絶対に勝って損はないかと思います!!
なんかアニメの説明長くなりましたが、絶チル、最高です!!
reviewed by 鳴海