k-MT : ゲームの道標

10点
OVERDRIVE社が手がける最高のロックストーリーです。
この会社は音楽を題材にしてゲームを作ってるみたいです。

物語を話すとかなり楽しみが減るので割愛しますが、概略は平凡な生活をしていた主人公がひょんなことからバンドをすることになります。そして文化祭に出ることになって・・・。
ルートは4ルートあり、３ルートクリアしないといけないルートがあります。

ロックという言葉を使いましたが、一般の人にはわかりにくいロックという概念をかなり細かく説明してくれているので、ロックが何かわからない人にもロックを知るきっかけになるのではないでしょうか。

逆にロックを知ってるorバンドなどやっている方にはかなり面白い内容になります。小ネタで初期ロック、初期パンクや90年代オルタナ、グランジのバンド名なんかが随所に散りばめられており、かなり楽しめました。クリエイターさん達のロックへの愛情を感じました。

そしてなによりすごいのが挿入歌です。かなり本格的です。本格的と言ってもアニソンという括りになってしまいますが・・・。ゲームを作っている方が実際にバンドをやっている方なので聞いていても気持ち悪くないです。挿入歌などを集めたアルバムも発売されています。ライブＤＶＤも出されています。

最後になりましたが、感想です。某軽音楽アニメより全然面白いし、わかる方には小ネタ満載です。なぜこうゆう良作をアニメ化しないのか不思議です・・・。
ストーリーも程よく長く、面白い、と思えました。どちらかといえばロックが好きなorわかる人向けではないでしょうか。続編も出ていてそちらも気になります。

最後に、

最高にクソッタレなゲームだぜ、ファッキン！

意味はやればわかります（笑）

reviewed by ＡＥＤ