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G線上の魔王

[ PCゲーム ]

8点
2008年の美少女ゲームアワードの大賞に輝いた作品。
物語がとても作り込まれていて、おもいっきりミスリードを狙ってますw伏線の張り方が見事でした。
そういった点では純粋(悪く言えばおばかさん)な人ほど楽しめるのかも。
私はてっきり魔王は主人公なのかと信じきっていました…。

ハルルートがメインです。
他の個別ルートは少し手抜き感が(特にBADエンド)しましたがそれでも他の作品に比べると充分な出来でした。
五章から最終章にかけてはどんでん返しの連続です。流石はるーすぼーい氏、車輪の国とはまた違った味がありました。
登場キャラクターはすべてが魅力的で、途中まで空気だった主人公もやっぱりラストでやってくれます。

個人的には良作といった感じでしょうか、ただBGMや主題歌、挿入歌など音楽に関してはどの作品にも負けないかと思いますよ。

reviewed by さわやか会社員


5点
 「あかべぇそふとつぅ」の作品、「G線上の魔王」です。

 この作品は・・・・・まぁ、自分的にはよさげな作品だと思います。

まずBGMはいいですね。かっこいいですね。場の雰囲気とかも良く表せていたんじゃないかと思います。あと、伏線がすごかったかと思います。魔王の正体とか・・・・・・・。

 同じ「あかべぇそふとつぅ」作品の「車輪の国」とかの後に僕はやったので、なんかあんまり感動とかもできませんでした。
 まぁ、ここで言いたいのは「車輪の国」はとても良い作品だということです(ぇ

 自分としては悪くなかった作品・・いや、良作ではあるけど、どうもしっくりこんわー、なエロゲだっと自分は思うわけでありますです。はい。そんなわけで、「その辺のへたなエロゲやるよりはこの作品やってみるといいんじゃね?」と自分は考える作品でしたので点数は5点にしました。

 まぁ、自分は結構悪く言ってますが、良い作品だとも思うので興味のある方はぜひやってみてはいかがでしょうか?(ぁ

reviewed by 贄殿遮那


7点
るーすぼーい2作目の作品
1作品目の車輪の国もよかった…と、この話はまたいずれ…今回はG線上の魔王です。
まず雰囲気は良し、自分にも合う心地いい雰囲気でした。
そして次にBGM…有名な楽曲のアレンジなのでこれも満足いきます。
自分が好きなのは、逃げ場なし、真相、交錯などですね。

さて、シナリオですが…なかなかに良かったです。
各章ごとアナザーと考えれば納得のいくシナリオでした。
エピローグはなかなかによかったです。
結構感動させてもらいました。

でも…できればFDで完結を…と言ったところで-3点ですね。
ですが、個人的には良作に入るのでお勧めしたい作品です。

reviewed by ludwig


9点
今回紹介させていただくのは、G線上の魔王というゲームです。
 このゲームは、推理物なのですが推理に関する選択肢はほんの一部のみになっていてストーリの分岐選択時にでてきます。推理については、先に進めずその場で考えないと答えがすぐにわかってしまいます。
なので、推理をしっかりとしたいという人は先にすぐ進まずその場でしっかりと考えてください。
 少しストーリを紹介します。
推理相手の魔王という人物と推理勝負をしていくのですが、主人公はあまり推理には参加しませんが代わりに、宇佐美ハルという少女が推理に関してはメインになってきます。
 主人公に、魔王からのメールが来て宇佐美ハルと出会って物語は始まって行きます。
 魔王の望みは、人間社会の崩壊ということでそれを止めるため主人公と宇佐美ハルは奔走します。
今回のゲームは、推理物が好きな人にとっては面白いとおもいます。ただもう少し、推理に関する選択肢を増やしてほしいと思いました。
 このゲームの、一番いい点はなんといってもBGMです。場面ごとにピッタリなBGMが流れてきてより臨場感をだしています。タイトルのG線上というのは、G線上のアリアから来ているものだと考えますが、このG線上のアリアの流れるシーンは一番の見どころになっているので、お見逃しなく。

reviewed by ソラ


10点
あかべぇそふとつぅの有名ゲームの一つ。
シナリオ重視のギャルゲーマーさんに評価が高い作品ですね。
主人公がカッコイイのでそういった作品が好きな方にはさらにオススメです。

メインのキャラクターがよく「動く」ので、シナリオが常に面白いですね。
主人公と「魔王」の話は序盤から予想はつきましたが、それでも十分に楽しめました。
ハル、魔王視点で物語が進んでいくのですが、いろいろと考えながら話を進めていくとなお面白いのではないでしょうか。
各ルートそれぞれ面白いのですが、やはりハルルートの最後が一番良いですね。
○○から出て○○に呼ばれる所では思わず泣いてしまいました。

とっても「熱い」泣きゲーです。
欝要素もありますが、そこまでひどい話ではありませんので苦手な方でも大丈夫ではないでしょうか。
主人公がカッコイイので(←重要)そういった熱さを求めている方にもぜひ。

reviewed by bet.exe


10点

私が思う最高の泣きゲーの一つで、ただの恋愛シュミレーションゲームと違い、推理をしながら楽しめる推理小説のようなゲームで一番最後の落とし所では間違いなく涙なしでは語れない良作です。
ある人物を追うヒロイン宇佐美ハルがその人物が起こしたと思われる事件を推理しながら物語が進んで行くので、自分の推理とヒロインの推理を照らし合わせながら時間を忘れて楽しむことができます。
またBGMなどもクラシックのアレンジを使っていたり良BGMが多いのも魅力の一つです。
1~5章に別れており各章に用意されたヒロインが関わる事件が起こりその章をクリアしたあとに各ヒロインのルートに入るというシステムでとてもわかりやすく、また自分があまり好きでないヒロインのルートには入らずに物語をすすめることも出来るので、システムはとても考えられて作られていると思います。
しかし、多少面倒でも各ヒロインのルートをプレイし、主人公とヒロインの関係性を理解しておくと一番最後の章に用意されているこのゲームの一番の見所を最大限に楽しむことができます。
また叙述トリックを得意とする「るーすぼーい」さんがシナリオを書いた作品でもあるので既に彼がシナリオを書いた作品をプレイしている方には是非オススメしたいと思います。
まだプレイしていない方でも叙述トリックが好きな方や、推理物、感動物が好きな方はプレイしても絶対後悔はない最高の仕上がりになっているので是非プレイすることをおすすめします。

reviewed by ヨモギ


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