冬のロンド
5点
ブランド名はDIVA。DIVAはこれが処女作となる新しいブランドです。なので、どのような出来になってるのか、プレイ前は楽しみだったのですが、プレイ後の感想は物足りない。と、思う部分が多くて残念でした。
ストーリーは主人公は親の再婚のため、遠く離れたルミアウラで暮らすことになり、そこは日本と違い電気、水道が通っておらず、年間を通して気温は低く、雪国である。日本とはまったく異なった生活や文化の違い戸惑いつつ家族に助けられて、家族の絆又は、愛を育んでゆく物語となっています。その新しく家族となったのは4姉妹で
家族を何よりも大事とし、命をかけて守ろうとする長女。長女らしからず、身長は小さいがとても頼りになる姉
マリー・ルミアウラ
気高く可憐、しかしながら頑固者。寝起きが悪すぎる次女。
ヴィクトリア・ルミアウラ
普段と、寝起きの時とのギャップの差に驚きました。
不器用な三女。
ダイアナ・ルミアウラ
人とどう接していいかわからず、普段は読書ばかりしてる無口で無感情なダイアナ。だが、いろいろなところに気配りが行き届き、主人公をよく助けてくれる。主人公と出会ってから変わっていく姿が印象的でした。
主人公大好きの四女。
マリー・ルミアウラ
妹ながら、姉のマリーとは正反対で身長は高く、どちらが姉なのかわからないです。けど、甘えん坊で、恋に憧れる年相応の女の子。主人公の事は結婚したいくらい大好き。だが、それには理由が・・・・。
キャラクターは個性的で親しみやすかったし、シナリオも良かった。なのに、何故この評価になったかというのは、共通ルートが長すぎるというのが1番の原因です。
9割が共通ルートを占めているといっても過言ではないです。残りの1割が一応個別ルートとなっていますが、驚くほど早く終わります。Hシーンを抜かすと、10分掛かるか掛からないかです。
一応、全員クリアした後にエクストラストーリーが出来るようになりますが、それをつけるなら本編の個別シナリオを充実して欲しかったです。正直、一週するだけで十分でそこまでたどり着けた方は多くはないでしょう。
惜しいところが多かったので、次回作に期待したいと思います。
reviewed by 大河