k-MT : ゲームの道標

7点
アトリエかぐやによる3DダンジョンRPG作。

さまざまな国から来たヒロインたちをまとめてパーティを作り、一緒にレヴェリアの塔を登ろうとする非常にシンプルなストーリーです。
一本道のハーレムゲーなので、単純でいいかと思います。
主人公も意外と芯があってヒロインたちも背景や過去もちゃんとあって案外しっかりしてました。
ただ節操なしですぐにヤろうとしますけど。

本編をやってもHシーンは全部出ずに、クエストをクリアするとおまけでHシーンが追加され、やり込み性もあってよかったと思います。
キャラごとのシーン数に違いがあるのがちょっと残念ですが。
しかしCGは差分抜きでも120枚で、ボリュームは結構あると思います。
表情がかたい気もしないでもないですけど。
背景もよく、絵に関しては申し分ないくらいの出来だと思います。

ただ、ダンジョンがとても長くマップを100％にするには時間がかかり過ぎて無理臭いです。
エンカウント率も前作と同じく高いままなので後半になると戦闘が非常にかったるくなってきます。
敵の状態異常率も高く難易度も中級程度くらいでしょうか。
致死攻撃をやってきて、対策が必要になったり戦闘でも考えさせられるような気もします。
スキルはツリー型で自分で割り振りを考えていくんですが、スキルレベルがいくつであれば次のスキルが出るのかがわからなくて残念。
パッチをあてる前は某一撃スキルがボスにも有効だったりMPオート回復で魔法を打ち放題と、いろいろバランス的にはおかしいですけどアトリエなんでHシーンはしっかりしてるのでお勧めかと思います。

reviewed by ふろーら