マブラヴ オルタネイティヴ
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9点
久々のレビューです。今回はマブラヴオルタネイティヴです。
これは元もと「マブラヴ」3部作の一つとして本編と同時に出す予定だったらしいです。しかしこの業界のお決まりのごとく製作が遅れ、結局発売が本編よりもずいぶん後になってしまった、という曰くつき。
さて、舞台はマブラヴ アンリミテッド編の後のお話。朝起きてみると主人公の部屋。元の世界に戻ったと喜び外へ出てみると…やはりそこは、「もとの世界」とは違う、荒れた町だった。。。
そして、時間までもリセットされていたのだ。
ただ違ったのは、 記憶。主人公白銀武には、「前の世界(アンリミテッド編での世界)」で人類が侵略してきたBETAという敵に負け、たった10万人だけ地球から脱出させるという計画―オルタネイティヴ5―が実行されたという記憶。そして前の世界で培った身体能力もそのままだった。
あまりにも辛い「前の世界」での敗北を教訓に、前回成し得なかったオルタネイティヴ4を完成させるため、再び武は学園―国連軍本部―へと向かう
紹介はこんなものでしょうか。
さて、レビューですが、私はマブラヴ本編はプレイしていないのですが、随所に本編でのエピソードなどが出てきて、概要は掴めるようになってます。
ストーリーは基本的に分岐らしき分岐はなく、どの選択肢を選んでも最終的には同じ結果に辿り着きます。その分、シナリオは相当丁寧に作られていると感じました。
18禁版は、グロテスクな描写が多々あります。特にまりもちゃんがBETAに襲われるところなどは、吐きそうになるくらいです。しかも突然、衝撃的にやってくるのでかなり心にグサっと来ます。トラウマになることは間違いないです。
そして、このゲーム、所謂「鬱ゲー」です。正直ここまで鬱になるとは思いませんでした。終盤では「もうやめてくれ、お願いだから止めてくれ」と叫びたくなるほど沈みます。私は友人に勧められてプレイしたのですが、その友人を「最後の5分がなかったら自殺してた」とまで言わせた鬱ゲーです。流石age
それから過去のageの作品に出てきたヒロインも出演しますが、この人たちも…
さらに、アンリミテッド編ではいなかった純夏も出てきます。実は彼女はいなかったのではなく意外に近くに…
最後の最後は泣かせてくれます。ボリュームも十分。よくできた作品です。
公式サイトのジャンルにある「あいとゆうきのおとぎばなし」と言うフレーズも、EDまで到達すれば大いに納得できることでしょう。
満点じゃないのは、ここまで鬱にしてくれたageへのある種の恨みです。
鬱ゲーが好きな方も、純愛が好きな方も、バトルが好きな方も是非プレイしてみるといいと思いますよ。
全年齢版もありますのでそこのボクでもプレイできるよ♪
ただトラウマになると思うけどw
因みに、ALTERNATIVEの本当の発音は「オールター(←アクセントここ)ナティヴ」ですから、お気をつけくださいなw
reviewed by gold
6点
「18禁アニメアダルトあいとゆうきのおとぎばなし。狂った世界に翻弄される運命。そして、紡がれるもう一つの未来とは・・・。原画/キャラクターデザインはBou、シナリオは鬼畜人タムー/反重力生命マー/まふまふ仔犬ちゃんほかが担当。音声はフルボイスで収録。CD-ROM版。」
丸紅インフォテック」データベース曰く↑らしいです。
とりあえずこのゲームに関しての注意点を一つ・・・・
「グロ絵が含まれてますょ」と言っておきます。
基本的な内容ですが、簡単に言えば「人類の存亡を賭けた話」です。ちょっと重すぎるので軽い気持ちでプレイすると痛い目を見る出しょう。しかも前作のファンであれば、それだけより多く楽しめる仕様になっているので、一応前作もプレイしておくことをお勧めします。
まぁこのゲーム最大の魅力と言えばキャラだと自分は思いました。
reviewed by 碧空のマサヲ
10点
マブラヴのファンディスクです。
濃厚なシナリオ、交戦のすばらしい描写・演出・交錯する謎、明かされる伏線、凄乃皇弐型。
前作、後半の一部しか登場しなかった人型兵器「戦術機」が活躍します、燃えます。
とにかく、美少女ゲームという概念に囚われ、倦厭されるのがもったいない名作。
グロいのは苦手、という方もいますが、パッチや前年齢版などを試してみてください。
手に取る際は、無印マブラヴを終わらせてからプレイしてください。
reviewed by §白銀の死神§
10点
これはもう点数付けろと言われたら私の中では∞ですね
色々な観点からこれにより学ぶことが多々ありました
まず特筆するべきなのは『一度死んだ筈なのにまた同じ日に戻っている』とゆうところ
主人公である『白銀武』がある存在になってしまったことで世界が閉鎖的になってしまい、主人公がある人物にたどり着かないと永遠に繰り返されるとゆうちょっと特殊なストーリーになっています
やったことがある人は分かると思いますが、色々な場面で熱い!!
クーデターやら甲21号作戦やら桜花作戦などなど熱すぎます
しかしその反面、鬱も多々ありますから「泣きゲー」「鬱ゲー」「燃えゲー」と色々と称されています
まぁ何といっても最大の魅力は『戦術機』と『キャラクター』にあると言えるでしょう
戦術機は現存する戦闘機をモチーフに二足歩行ロボットにしたものです
何故戦術機が作られたのかと言われれば敵である
Beings of the
Extra
Terrestrial origin which is
Adversary of human race
通称BETAと呼ばれる地球外起源種が生み出した光線級(レーザー級)により人類の航空兵器が役に立たなくなったことから戦術機の開発計画が始まります
オルタ開始時点(アンリミ開始時点とも言う)では既に第3世代機で登場しており主人公はそれに乗る形になります
次にキャラですがマブラヴに出てくるキャラや『君が望む永遠』に出てくるキャラクター、『君がいた季節』に出てくるキャラクターが出てきます
一言で言ってしまえば主要キャラはほとんどがBETAにやられます
生き残ったのは涼宮茜、香月夕呼、社霞の三人に絞られます
最終話を見ずにオルタを終えた方には『何が愛と勇気の御伽噺だ!ぜんぜん違うじゃないか!!』と思われますが、FINAL EPISODEを見ていただければ納得いただけるのではないかと
reviewed by 白銀美羽
10点
鬱ゲーとして超有名なこの作品ですがあくまでジャンルはタイトルからもあるようにマブなラヴ、つまり「純愛」だと思います。
主人公のヒロインに対する愛情、ヒロインの主人公に対する愛情が痛いほど感じられるます。
まずは前作『マブラヴ』をやってください、絶対にです。
前作の何気ない日常がこのオルタではとてもいとおしく感じるでしょう。
前作では描写が少なかった戦術機によるBETAとの戦闘ですが、オルタでは完全にメインです。
戦闘シーンはとにかく動きます、圧倒されるほどです。もちろん血はドバドバでるので苦手な人は注意です。
戦闘前ブリーフィングで戦闘概要を説明する模式図も細かいところまで作り込まれていて驚きました。
戦術機は最高にカッコいいです、不知火やラプター、武御雷はお気に入りです。普通にスパロボ参戦して欲しいです。
とにかく、このゲームは長いです。しかし飽きがきません。
展開としてはおおまかに
燃え→鬱→泣き→燃え→鬱…といった感じでしょうか(ギャグシーンも少なからずあります)。とにかく激しく感情を揺さぶってきます。
また前作とは異なり、オルタは攻略するヒロインは一人だけです(これは物語の真相に深く関係しています)。
衝撃的なシーンとして神宮司まりも教官がBETAに頭から捕食される所が有名ですがもう一つ衝撃的なものがあります。
それはヒロインである鑑純夏がBETAによって陵辱されるシーンです。
ここは物語の核心にせまる重要な説明あるのですがはっきり言って酷いです。
始めは嫌がっていたヒロインがBETAの触手によって快楽に堕ちていくところは本当に辛かったです。正直吐きそうになりました。
物語の終盤でヴァルキリー隊が主人公と目的の為に犠牲になっていくところは感動しました、特に主人公が冥夜ごと敵を撃つところは涙を堪えきれなかったです。
このゲームはハッピーエンド…なのですがやり終えた時はしばらく茫然としてしまいました。かなりショックな終わり方です。
あと書き忘れていました、このゲームのOPはあのJAMプロジェクトの『未来への咆哮』です。OPアニメーションは鳥肌もので、起動するたびに見てしまいますね。
YouTubeで見てみると良いですよ、とにかくカッコいいです。
主人公の声優はガンダムSEEDなどで有名な保志さん、また脇役で子安さんや若本さんも出てたりw要チェックですよ。
やらないと損をする、そんなゲームです。私の中で未だにこの『マブラヴオルタネイティブ』をこえる作品は無いです。
reviewed by さわやか会社員
10点
まず、このゲームをプレイする前に「マブラヴ」のメインルートを全てクリアしてください。
これがプレイ前の絶対条件です。
18禁版はグロ描写がキツいので苦手な方は全年齢版でのプレイをお勧めします。
耐性のある方は、どうぞ、18禁版を。グロ描写は重要なシーンですから。
「主人公に感情移入してしまう」作品は多いでしょう。
この作品はそれが別格で、マブラヴの世界にいるかのような感覚にとらわれます。ゲームをプレイしているだけなのに、本気で泣いて、怒って、喜んでしまうのです。
トラウマになりそうな箇所もありました。私はこのゲームを何週もプレイしていますがまりもちゃんのところは今でも目を逸らしたくなります…。
なんで救われない世界なんだ、とタケルと共に苦しむことでしょう。
最後は…HAPPY ENDではないですよね。ですが、BADENDでは無いでしょう。
散々鬱ゲーと言われています(私も書きました)が、私は"燃え"をそれ以上に推したいですね。
佐渡島ハイヴでの戦いは何度見ても心が踊ります。個人的な趣味ですがタケルが陽動する所が一番好きですね(笑
最後の最後、オリジナルハイヴは鬱と燃えが同時に襲ってきて涙が止まりませんでした。
鬱やグロが苦手でない方はぜひどうぞ。素晴らしいゲームです。
reviewed by bet.exe
10点
いわゆるエロゲーというやつの一種なのですが今作品は一味ちがいます。
ジャンルはエロゲー、しかし実際はエロゲーなんかじゃありません。
舞台は未来地球、謎の生命体ベータからの侵略を防ぐために人々が立ち上がりベータと戦う。
という内容です。
ゲーム自体は自分で戦闘したりすることもなく、ただテキストを読むだけなのですが、これが長編小説を読んでいるようですごく面白く、まるで何かの映画を見ているかのような引き込まれ方でした。
今作は一応続編ということなのですが、前作からやらなくても十分に楽しめるゲームになってます。
しかしプレイ時間がすごくかかるのでパパっと終わらせたい方にはむいてないかもしれません。
こういった形のゲームを未プレイの方にはオススメできませんが、プレイしたことがある方には是非ともオススメしたいゲームです。
少しでも気になったという方はやってみてはいかがでしょうか?
reviewed by 怜