書淫、或いは失われた夢の物語。
[ PCゲーム ]
5点
このゲームは2000年7月15日に「Force」という会社によって発売されたものです(現在この会社はありません)
まずはゲームの紹介を。
この作品は『書淫』と『或いは失われた夢の物語。』という大きな二つのシナリオから構成されています。
この作品で評価したいのは「構成の美しさ」です。
プレイするとわかるのですが、前半では殆ど理解不能です。しかし、終盤になるにつれて二つの物語がリンクし合い様々な真実が分かってくる、そして結末へ―――
最初はなんだこの意味不明なゲームは、等と思いながらプレイしましたが、最後には夢中で話を追いかけました。
では、何故これほど高評価のようなコメントをしながら点数は5点なのか?
まず、2000年ということもあってCGのLvがイマイチ。
次に攻略の難しさ。現在は選択型のADVが主流ですが、この作品には、キーボードを使って文字を打ち込むなど、難易度が少々高いです。
そして最大の減点ポイント。それは入手難易度の高さです。会社が倒産しているのでもちろん再販はされていないわけで、恐らくこの業界でもトップクラスの入手困難さでしょう。(この前ヤフーオークションにて、45000円で落札されるのを見ました)
作品自体の出来は素晴らしいので、見かけたら少々高くても購入してプレイすることをお薦めします。
reviewed by ロリィ
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