るいは智を呼ぶ
9点
暁WORKSの作品です。
名前だけ見ると地雷ゲーのようにも思えますが、やってみると全然違いました。
ストーリーは
和久津智、皆本るい、花城花鶏、鳴滝こより、白鞘伊代、茅場茜子の6人は同じ形の痣を持っています。
それは自分が呪われているという証で、全員がそれぞれ異なった呪いを持っています。
そこで、6人の少女は同盟を結びます。
『誰かのためではなく自分のため、自身のために――
僕たちはひとつの〝群れ〟になる。群れはお互いを守るためのものなんだ』
6人は呪いを回避するために、色々ありながらも時を過ごしていきます。
こんな感じかな。
(『』内のセリフは本編中の『和久津智』の言葉です。)
まぁ智は実際はあれなわけですが……。
それぞれの呪いの内容に関してはネタバレなので言えません。
とりあえず呪いによって何かを制限されているわけです。
もし破ったらどうなるかは、ご想像にお任せ。
まぁ本編やればわかりますし。
因みに初回は固定ルートです。
2週目から選択肢が出てきます。
グラフィックは文句なし。
でもどこかのCGに微妙におかしいのがあったかな。
説明したのと合ってないってやつ。
BGMはOP、ED曲、共にハイレベル。
うーん。予想の斜め上をいく事ばかりだ……。
あと公式HPにもある人気投票の結果でも分かりますが、主人公の票数が2位の3倍を超えるという結果になっています。
ぶっちゃけ、智の可愛さは反則。
誰だってそう思うはずです。
あと人によって違いはありますが、最終ルートは泣ける可能性もあります。
私は泣けました。涙腺が弱いのかな?
なにはともあれ、良作ですので是非是非どうぞ。
18歳以上の人たちね。
reviewed by Xins
9点
パッケージ見ると百合かと思うかもしれませんが
ちゃんと男の子います
まず、OPが無駄にかっこいいです
内容もなかなか良いです
簡単な紹介をすると、
様々な制約(通称:呪い)を強いられた生活を送る6人の女の子(?)
その6人が同盟を結び、その呪いに打ち勝とうと奮闘する
そんな物語です
こっちに詳しい人ならある程度予想できるかと思いますが、
ヒロイン達が制約を破ってしまい、死に直面する
その辺りがハラハラして楽しいかと思います
1ルート目はほぼ強制進行、
2~4ルートは選択、
で、4ルートクリア後に、5ルート目に分かれる分岐点が作られるという感じで、
徐々にその6人についてや、呪いについてが分かるという親切設計となっています
その分ネタバレのようなことや、「なにこれ?」のようなことがなく
最後まで楽しめると思います
reviewed by なに
9点
今回は「るいは智を呼ぶ」という18禁PCゲームを紹介します。
18禁といってもこのゲーム、18禁な要素は限りなく0に近かったりします(
それではストーリー等、いくつかの項目別に評価してみます。
<ストーリー>
主人公とヒロインたちはそれぞれ「呪い」と「能力」を持っており、「呪い」を消し去るためにいろいろ頑張るって感じ。
各ヒロインごとにストーリーがあるのですが、最初と最後は決まっています。
ちなみに、最後のストーリーでは「一度みんな攻略してるから大丈夫」みたいなメタ発言もあったりします(
最初のストーリーではいろいろな謎を残したまま終わりますが、2周目以降で少しずつ解明と新たな伏線があり、最後のストーリーで全ての謎が解明されます。
……まあ実を言うと、1つだけわからない謎があるんですけどね(
笑い有り、泣き有り、アクション有りで文句なしに満点のストーリーです。それなりの長さの体験版もあるので、興味を持ったらプレイしてみるといいかも。
<グラフィック・キャラクター>
グラフィックは綺麗です。よく見るとおかしな部分もなくはないですけど、基本的には問題ないでしょう。
その綺麗なグラフィックで描かれているキャラクターですが、それぞれ結構濃い個性をもってて物語を盛り上げてくれます。
特に花鶏と茜子は変態性、電波性で美味しいポジションです(
でもプレイヤーによって、一番好きなキャラというのはかなり別れるんじゃないですかね。一番は智だろうけど(
<BGM>
まぁいいんじゃないですかね。特にオープニングテーマの「絆」はなかなか良い曲です。
でも一番印象に残るのは全プレイヤー共通で「かごめかごめ」でしょう。
とあるキャラの声を担当している人が歌っているんですが、雰囲気とマッチして超怖いです。
この曲を夜に人気のないところで流したら人によっては恐怖で泣けるかもしれません(
<まとめ>
総合的に見て、かなりの良作だと思います。
マイナス1点なのは、18禁ゲームなのに18禁要素が超薄いからです(
個人的には気になりませんでしたから満点ですし、実際、プレイした方でそこが不満って人はかなり少ないんじゃないでしょうか。
それくらい、ストーリー・キャラクター的な面で良作だと思います。
reviewed by ミルミル