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下級生

[ セガサターン ] [ PCゲーム ]

8点
言わずと知れた恋愛ゲームの雄elfさんの有名作です。
これ以外なら「同級生」とか「臭作」とか有名ですね。
さてさてこのゲーム、一番最初はフロッピーディスクが媒体で、10枚以上あったんだそうで(汗)さぞかしディスク交換が大変だったんでしょう^^;
私がプレイしたのはWindows95、98対応のCD-ROM版だったんでそんな苦労はしておりません。もちろんCD-ROM版はボイスも入ってます。
登場ヒロインは全部で13人。内訳は年上が3人、同じ年が6人、タイトル通りの下級生は4人。…どこが「下級生」なんでしょうか…
と、疑問に思うかも知れませんが、この「下級生」というタイトル、おそらく同社の「同級生」というタイトルと「似て非なるもの」と言いたかったのではないでしょうか?

ゲームのシステムは月曜〜土曜の午前まではオートです。その時ランダムでイベントが起こったりもします。土曜の午後〜日曜日は自由にマップの好きな場所へ移動し、そこで様々なイベントが起こる訳ですが、このゲームには時間の概念があり、主人公が移動する毎に時間が経過していきます。
イベントを見るは特定の場所で特定の時間、また一定以上(以下の時も)の恋愛感情をそのイベントを起こすヒロインが抱いている、というのが条件になります。それなりに街を徘徊して経験を積まなければなかなかうまくいかないでしょう。
また土曜日にヒロインの誰かにデートの約束を取り付ける事が出来たのなら日曜日にデートする事が出来ます。
この時も特定の場所で特定の時間にデートをするとイベントを回収する事が出来ます。
ちなみに多くのヒロインと仲良くなっていれば日曜日のデートをダブル、トリプルブッキングする事も可能です。
夏、冬期の長期休暇の時も「土下座」という喫茶店でアルバイトするので普段の行動とほぼ変わりありません。
そんな感じで主人公(名前は自由)を操作して「卯月学園」最後の一年を過ごす。そしてヒロインの中の誰かと結ばれる事が目的です。

ストーリーは有って無いがごとし。各々のヒロインに多少見せ場がありますが。しかし、そうする事がプレイヤーの自由度を高めてる事でもあります。
それからヒロイン毎の難易度に多少バラつきがありますので難しいキャラをクリアすると感動も一押しです。
ただこのゲームには幾つかの欠点があります。
それは、一日に何度会っても会う度に好感度が加算されていくので、大抵のキャラはひたすら話しまくっているだけでデートに誘えるようになります。それから街の中に「お願い地蔵」という物がありまして、御賽銭を入れて「女の子にモテモテになりたい」と願うと、ランダムで女の子の好感度があがります。
こうなってしまうと少しゲームバランスが崩壊してしまいます。あまりオススメしません。禁じ手にしましょう。
それ以外には目立ってダメという事は特に無いので十分にやる価値はあると思います。有名作ですしね。

reviewed by メデューサ


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