Steins;Gate
6点
一躍アニメで有名になったシュタインズ・ゲートのPSPゲームです。
ジャンルとしては想定科学アドベンチャーと中々聞かないジャンルだと思いますが、簡単にゲームとしての内容を説明すると喋る小説です。
テキストが表示され、それをプレイヤーが見る、セリフなどはフルボイスでアニメのようにキャラクターが話してくれる。
そして物語が展開していきます。
物語は主人公岡部倫太郎がその仲間と「未来ガジェット研究所」という小さなサークルで日々なんの役にも立たない発明をしていたらふとしたきっかけでタイムマシンを作ってしまい。
タイムマシンを調べるうちに欧州にある機関「SERN」の秘密を知ってしまう。
その秘密を知ってしまったことで主人公は色々なトラブルに巻き込まれ、最後には主人公だけでなく研究所の仲間までもがトラブルに巻き込まれてしまい、その未来を変えるべく自身が作ったタイムマシンで未来を変える。
という物語です。
タイムマシンというのは誰もが夢見た発明だと思うのですが、タイムトラベルを可能とする11の理論が現実で唱えられているのはご存知でしょうか？私はこのゲームをプレイするまで全く知りませんでした。
またタイムトラベルを行ったことによって起こるバタフライ効果など普段自分で調べてもよくわからないことをゲームを進行する上でわかりやすくゲーム内で解説していてただゲームをするだけでなく現実で使える知識が増えるのも魅力の一つだと思います。
シナリオBGM共にとても良く仕上がっており、ゲームを始めてからクリアするまで実際の本を読んでるかのように集中してプレイしてしまいました。
私自身ゲームを楽しむ上である種豆知識の勉強にもなりましたし、そういうジャンルに興味がある方ならとてもオススメしたい作品です。
reviewed by ゲーマー
8点
Xbox360で発売された、『CHAOS;HEAD』から続く科学ADVシリーズ第2弾、その移植版です。
据え置き機とは違い、PSPなので手軽にプレイでき、大変お勧めです。
主人公の口調が人を選ぶのですが、中盤からの怒涛の展開に睡眠時間を削ってまでプレイしてしまいました。
よく言われる言葉ですが、『記憶を消してもう一度プレイしたいゲーム』の一本です。
reviewed by たみぶん。
10点
はっきり言ってこれはものすごいゲームです。
やり始めてから、主人公の中二病な発言や主人公の親友の発言についていけない人もいるでしょう。初めのほうの演出について、まったく意味が分からない人もいると思います。
しかしながら、このゲームのすごいところは、あまりに練られすぎた、ストーリーの質の高さです。あらゆる媒体のゲームの中でもトップクラスのストーリーの質の高さでしょう。すべてのゲーム内の事象に伏線と理由が張り巡らされており、それらがラストで一斉に（しかも、畳み掛けるように）回収されるところです。
加えて、声優陣の熱演がすごい。特に主人公・岡部役の宮野さんは喉を潰してしまうのではないか、というくらいの演技で物語を盛り立てます。
このゲームをやるうえでの注意は、うっかりネタバレを聞いてしまわないとこです。それくらい凄まじいラストが待っています。
reviewed by NEEEET
