k-MT : ゲームの道標

6点
～文化祭を間近に控えて盛り上がる麻帆良学園、中等部の外れにある日突然お化け屋敷が現れた。出し物にお化け屋敷を予定していたネギ一行は、偵察も兼ねて乗り込んでみる。しかし、木乃香と刹那の様子がおかしくなり、建物の奥へと走り去ってしまう。中では異形の何かも蠢いているが、他の生徒たちも明日菜以外は危機感がまったく無く異様に浮かれている。師匠ことエヴァから何らかの魔法が働いていること、現れる魔は以前（前作）に使用した術符（カード）で対処できること、エヴァも学園防衛で手一杯であることを聞き、ネギは明日菜と共に生徒たちの救出・事件の収拾に臨むのであった。～

携帯ゲームは第二作、随分と改善されたように思う。まず主要生徒との会話イベント、好感度が用意された。ただし、個別エンディングが無いのが残念。
戦闘も以前より難化し、ある程度一貫性がないと余計な時間を食ってしまう。さらに、風華・武装解除に条件があり、グラ取得に感けていると全滅する可能性もあるぐらい。しかし、やはりオリジナルストーリであるが故にぐだぐだで四散する話を何とかまとめたといったところ。

総評は、前作から大幅改善が見られて好感触。こちらはネギまらしい作品に仕上がっている。全体的に戦闘時間が長すぎるのが頷けないが、それも暇つぶしの内として諦める。

reviewed by AK４７