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タクティクスオウガ外伝

[ GBA ]

タクティクスオウガ外伝 The Knight of Lodis

販売:任天堂
価格:¥ 5,040(定価:¥ 5,040)
対象:GAMEBOY ADVANCE
評価:★★★★☆
詳細:アマゾン商品ページ

7点
点数辛めにつけました。ここで続編の基準について再び語るつもりはなかったが、触れざる終えない。まずこのゲームを一通りやり終えた感想。「タクティクスオウガ」というタイトルを使わないでほしいと思った。確かに前作同様に戦略シュミレーションだが、その戦闘の仕方が大幅に変わった。タクティクスならではのWTという発想が前作に対し高く評価されていたが、今作では自軍・敵軍に大きく分かれてしまった。これでは頭を使った戦闘をする必要がない。またユニットの攻撃力・防御力についても大幅変わり、終盤でも魔術師系を一発で倒せなくなった。ステータスは伝説のオウガバトル譲りの、STR・INT・AGIの三つに単純化してしまった。また簡単にドーピングと呼ばれるステータス上昇が可能である。つまりレベル1でも全てのジョブにもなれるし、ラスボスが倒せるということだ。ちなみに前作ではステータスのうちAGIだけが、カードによる能力値上昇ができない。何が「タクティクスオウガ」かということを探してみたが、ストーリーの進め方とアイテム名ぐらいである。しかしここにも大きな穴があって、ストーリーは前作のように人生倫理観を問われるような内容ではなく、ただ堕天使と神の戦いという空想めいた(ゲーム上では存在していることになっているが)物語であり、全く主人公(ゲームプレーヤー)の人生観に関わる話ではない。どちらかというとオウガバトルの内容である。またケルベロスやマーメイドを入れるなど、ここでもオウガバトル的要素が窺える。アイテムも名前は確かに同じだが、能力値が前作とは大きく異なり、ドーピングだけではなく、アイテムにおいてもゲームバランスを崩している。またスク○ェアがだしたFFTのように防具を装備するとHPが上がるということはないが、異常なほどの防御力を簡単に作れる。そのせいで、8人という少ないメンバーの戦いになったのにかかわらず、1回の戦闘に要する時間が多くかかっている。これは言ってはいけないことだが、当時の「タクティクスオウガ」を作った人たちの遺品を使って、オウガバトルに、タクティクスオウガにも遠い、新たなゲームを作ったとしかいいようがない。結論としては酷評になってしまったが、長い制作期間をとったわりには発展が見えず、わざわざ容量の少ないゲームボーイアドバンスで作らなくてもよかったのにと思う。
 今作ではほんと言いたいことが多い。例えばいいシーンなのに顔のグラフィックが全く通常時と変わらないとか、ゲーム難易度・奥の深さが物足りないとか、主人公がゲームを始めたときからネタバレしちゃってる、等たくさんある。しかしもちろんこれで「タクティクスオウガ」に幕を下ろすのではなく、クエストのスタッフには次作に今回の作品よりもより高いクオリティーを求めてほしいと心から思う。

reviewed by またたび


7点
 とりあえず1回クリアしての感想まで。
ストーリーは単純な気がした。TOと比べての評価となると厳しい。能力値UPアイテムがあんなにたくさん手に入ってしまうのは問題はないだろうか。あと、戦闘中のセーブがスーパーロボット大戦みたいな形式になってしまったので、リセット技が使い放題。シャイニング(相手のHPを10%に減らす補助魔法)が手に入ってからは、プリーストはもっぱら攻撃に回っていた。失敗してもなんどでもやりなおせるし。同様に、説得も4%だって根性で説得できる。このへんが甘くなってしまった気がする。悪いことばかり書いてきたが、もちろん良い点も多い。新たに加わった「クエストモード」「勲章」「メンタルゲージ」はそれぞれ面白い要素として評価できる。クエストは少ない容量でたくさん楽しむための工夫だろう。死者の宮殿の道場MAPでのバトルを思わせる。勲章はこのタイプのSLGにマッチしていて良い。メンタルゲージはヴァルキリーに光を与えた。かのぷさんによれば、Aエンディングを見るとレビューの方向性が180度変わるらしいので、お楽しみに。

reviewed by Genesis


10点
 まずこのゲームのストーリーはアルフォンスという兵士がオウィス島という島で敵と戦って統治をしていくゲームだが・・・まぁその裏では領主を務めるバトラール家を中心にさまざまな陰謀が企てられていたという感じです。
 このゲームの大きな特徴は戦闘フィールドで草原・海辺・森林・街中など特徴を表した地形が3Dで鮮やかに描かれていることや、各キャラはたくさんの職業になることが出来ることです。(ソルジャーやリッチ等等)。また、攻撃などをすることにより、敵が1ますはじき飛ばされたり相手の場所を攻撃動かしたりといろいろな作戦をたてることが出来ます。
 さらにこのゲームはアイテムの種類や武器の種類、技の種類も多く、戦闘の作戦を立てるのにさまざまな工夫を凝らすことが出来、十分楽しむことが出来ます。
 それにクエストモードというものがあり、友達同士で対戦をしたりして、その友達同士の戦いの景品としていろいろなアイテムがもらえたりします。これでぜんくりをしても十分楽しむことが出来るし、また1度クリアしたフィールドも通るとよくCPとの対戦にもなるのでそれでレベル上げをするなどクリア後も十分に楽しむことが出来ます。
 やりだすとはまるのでやってみて損は全く無い1品だと思います。

reviewed by catapult


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