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›6 02, 2005

DRAMを使ったRAMディスクカード「iRam」

[ PCニュース ]

 すげー。電源を切ってもデータが消えないと言うことで、完全なRAMディスクとして使用できる一品ですね。OSの起動が早くなるとかじゃなくて、サーバ用途にどうかなーとか思う。自分のサーバで使える物なら使ってみたい。4Gもあれば十分でしょ(4Gが凄い高いわけだが。

GIGABYTEは、DRAMを使ったRAMディスクカード「iRam」を発表した。最大で4GバイトのDRAMを装着でき、HDD代わりに利用すればWindows XPが数秒で起動する。(IDG)
 
 同社のiRamは、DDR DRAMスロットを4基備えたPC用アドインカードで、PCのドライブとして利用できる。iRamではハードディスクではなくDRAMに情報を保存するため、アクセス時間が最高でハードディスクの60倍まで高速化されるという。
 
 ゲームでデータアクセスを高速化する目的にも利用できるとハンドリー氏。
 
 iRamの4基のメモリスロットには最大で4GバイトのDRAMを装着できる。大きさは標準的なPCIで、データ転送用にSerial ATAを利用する。
 
 DRAMベースのメインメモリとは異なり、iRamカードはPCの電源をオフにしても記憶内容を失うことはないとGIGABYTEのプロダクトマネジャーであるトーマス・チャン氏は説明する。PCの電源がコンセントにつながっている間はごく少量の電流によってPCIスロットに電源が供給され、データは保存されるという。
 
 チャン氏によれば、もしもPCの電源が抜かれても、オンボードのバッテリーにより最長で12時間までデータ内容は保存されるという。
 
 iRamは7月に出荷開始され、DRAMなしの価格は60ドル前後を予定している。

ITmediaニュース:「RAMディスクの再来」により、Windows XPが高速ブート可能に

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追記

 COMPUTEXでの説明時は、最大4GBまで搭載可能としていたが、その後仕様が拡張され、8GB(2GB×4)まで搭載可能となった。利用可能なメモリは128MB〜2GBまでのDDR SDRAMで、異なるメーカー/チップ/容量/スピードのものを混在可能。

 DRAMの性質上、電源供給が止まるとメモリの内容が消失するが、本製品はPCIバスのスタンバイ電源で動作するため、PCをシャットダウンしても、コンセントを抜かない限り、データは保持される。さらに、専用のバッテリもカード上に搭載しており、完全に電源供給を停止しても、16時間はデータを保存できるという。

日本ギガバイト、COMPUTEXで披露した新製品を解説


Posted by kroko 0 Comments: / 1 TrackBack
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