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›11 13, 2004

住基ネット侵入実験者の発表が中止に 総務省が難色

[ PCニュース ]

 そういえば、そんな実験をやっていたことを思い出しましたです。

 長野県が03年に実施した住民基本台帳ネットワークをめぐる侵入実験で、実験を担当した米国人のイジョビ・ヌワー氏が12日、東京都内であったネットワーク・セキュリティーの会議に出席した。住基ネットの問題点や改善策を発表する予定だったが、会議を後援した総務省が内容に難色を示し、この日になって発表は中止になった。
 総務省によると、ヌワー氏の発表資料を見て主催者側に「住基ネットと庁内LANを混同している。脆弱(ぜいじゃく)性を具体的に示すおそれがある」などと修正を求めたが、調整がつかなかったという。「内容は総務省が後援している以上、適当でなかった」としている。

つまり、住基ネットと庁内LANの両方を考慮した攻撃を仕掛ければ脆弱な部分があるということでしょうか?よくわからん
ちなみに2003年12月の実験では、インターネットからの進入は出来なかったものの市町村の庁内にむき出しになっているLAN用ハブに接続した端末から進入できてしまっているです。

asahi.com : ネット最前線 : 朝日新聞ニュース
asahi.com : ネット最前線 : ASAHIパソコン NEWS

11/22追記
なんだか発表する予定だった人がご立腹です。

 米SecurityLab TechnologiesのCTOであるEjovi Nuwere氏は22日、住民基本台帳ネットワーク(住基ネット)侵入実験に関する講演に対して総務省が難色を示し、最終的に講演を断念せざる得ない事態になったことについて、言論の自由を侵害したとして国を相手に、3,000万円の損害賠償を求める民事訴訟を東京地方裁判所で起こした。
 
 Nuwere氏が「総務省の要求により発表を断念した」のは、11月11日〜12日にかけて、都内で開催されたセキュリティ関連のイベント「PacSec.jp 2004」で予定していた講演「Inside Jyukinet: The Audit.」。Nuwere氏は、2003年9月23日〜10月2日と11月24日〜28日の2回にわたって長野県内の自治体で行なわれた住基ネットの侵入実験を行なった1人で、講演では、この侵入実験の概要を報告する予定だった。

 んで、読み進めるとこの実験では特殊なことを色々やっていることがうかがい知れます。数ある困難を超えて國の威信をぶっ壊したのですね。

住基ネット侵入実験の講演を断念したSecurityLabのCTO、総務省を訴える


Posted by kroko 0 Comments: / 0 TrackBack
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