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›9 03, 2004

MSの音楽市場への侵攻

[ PCニュース ]

 オンラインミュージックという市場は現状ではアップルの一人勝ちであろうか?(日本ではまだだけど) 素敵なiPodと親和性の高いiTune。そして、今回アファリエイトも始めたiTunes Music Storeは膨大な数の曲を収録しているわけだし。
 で、PC社会に留まらず世界支配を目論んでいる筈のゲイツ様はこれを放って置くはずがないと。徹底的にに叩きのめしてNetscapeと同じ道を歩ませてやろうとすると思うですよ。

 今回発表されたWMP 10正式版や、MSN Musicのプレビュー版はMSの音楽業界、と言うかアップルに対しての侵攻が始まったと私は捉えてるです。 また、Napster To Goのプレビュー版もWindows Media Player 10との連携を狙っているようで、MSの包囲網は凄い事になっているです。 iPodへの対応や値段やサービスの質によっては完全に市場を独占できる力をもっていると思われるMSの今後の動向に注目ですよ。

 米Microsoftは1日(現地時間、以下同)、メディアプレイヤー「Windows Media Player 10(以下、WMP 10)」正式版の英語・フランス語版を2日に公開すると発表した。またWMP 10の公開に合わせて、同社のデジタル権利管理技術(以下、DRM技術)を利用した音楽購入サービス“MSN Music”を、アメリカのみのベータ版として運用開始することも発表。本サービスは、イギリス、フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、ブラジル、韓国、オーストラリアでも開始予定があるという。
 
 WMP 10は同DRM技術が搭載されており、MSN Musicで購入した音楽をポータブルメディアプレイヤーに転送できるのが特長。MSN Musicは、3千を超えるレーベルから発表された100万曲の販売ライセンスをすでに取得しており、サービス開始当初は50万曲を1曲99セントで提供できるとしている。

 米Roxio傘下のNapsterは9月1日、携帯プレーヤー向けのデジタル音楽サービス「Napster To Go」のプレビュー版を発表した。
 
 音楽配信サービス「Napster」で提供されている楽曲を、対応のMP3プレーヤーへ無制限に移せる。ダウンロードやストリーミングにも対応する。楽曲やビデオを配信するWindows Media Player 10の「Digital Media Mall」機能を介して利用できる。


Apple、「iTunes Music Store」でアフィリエイトプログラム開始
米MSN、1曲99セントの音楽ダウンロード販売サービス開始
ITmediaニュース:MS音楽サービス対応の月額制「Napster To Go」がプレビュー版に


追記

 やはり問題は、ネットで音楽を販売したあと。 如何にその音楽を利用できるような体制を作るか。 どうも現段階ではスムーズにiPodで再生することは出来ないようだし。
 しかし、流石ゲイツ。 動画も動かせる携帯プレーヤーを出してきた。ちょっとこれは魅力的すぎますね。 対応フォーマットを需要に併せて揃えることが出来ればまた一歩世界征服へ近づけることでしょう。

Windows Mobileを搭載した携帯マルチメディアプレーヤー「Portable Media Center」の初の製品がCreativeから発売される。20GバイトのHDD搭載で、最大85時間分のビデオ、音楽9000曲を保存できる。小売り価格は499ドル。

アップル vs MSの舌戦がスタート--「MSN Music」公開で早速 - CNET Japan
ITmediaニュース:MS版の携帯メディアプレーヤー「Portable Media Center」米国で発売
Creative「Portable Media Center」レポート


Posted by kroko 0 Comments: / 0 TrackBack
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