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天誅 4

[ Wii ]

2点
天誅シリーズ最新作!弐以前の天誅を手がけたアクワイアがまた天誅を出すということで飛びついたファンも少なくないはず。

アクワイアの天誅と言えば、箱庭形式でどの部分から攻略しようと自由なシステムが売りでした。
それ以降の天誅は版権がややこしいことになっていますが、一本道のアクションといった感じです。

アクワイアが戻ってくる→箱庭展中が戻ってくる

そう考えて飛びついた懐古ファン達が少なからずいると思います。
しかし、今作はそんなファン達の期待をことごとく裏切ってくださった作品です。

第一にクラシックコントローラーの操作が不可能。完全体感ゲームであるということ。
残念極まりない。

フィールドは一本道、弐以降の天誅と変わらない感じです。
もっとも、弐以降も楽しませていただいているのでそれだけなら文句はないのですが、ゲームシステムそのものが一新されてしまっています。

まず、高い屋根には上れません。縄がなく、操作キャラのジャンプ力が一般人に毛が生えた程度。
それでも忍者か?力丸よ。

天誅は、見つかれば逃げたり戦ったりするわけですが、今作には「逃げる」という選択肢もありません。
なら「戦う」か?いいえ違います。
見つかり次第忍刀を拾って持っていると「チャンバラモード」に移行します。
wiiリモコンを使ってうんちゃらかんちゃら。
何が面白いのかわかりません。

その「チャンバラモード」。
敵に見つかり次第ということで、どんなに距離を開けても見つかるし、酷い相手は視界の外からストーキングで近づいても気づいてしまいます。
もうドラゴンボールの世界だ。

それに気づかれたらやはりチャンバラ。
ボス戦もチャンバラ。チャンバラ。チャンバラ。
そもそもチャンバラシステム自体が失敗ですね。

pspでリメイクを出すようですが、見たところチャンバラモードがあるようなので買わないと思います。

reviewed by らんち


8点
天誅シリーズ待望の新作。
今までの天誅シリーズとは大きく変わって初心者に優しくなっているが、今までの天誅ユーザーには自由度が無く少し物足りないかも知れない。
さて、どこが初心者向けになったかというと
そのゲームシステム自体が大きく変わった。
今までの天誅は自らタイミングを計り攻撃を試みたりもしたが、今作は攻撃できるタイミングが決まっている。
そのため初心者にはいつ攻撃したらいいのかよくわかるが、今までの天誅に慣れているユーザーは自由度の高かった今までのシステムに慣れていると思われるのでここまでシステマチックにしなくてもいいのではないのだろうかと思うだろう。
また今作には「陰の領域」「疾風」など数々の新要素も含まれたため、隠密性の点で言えば今までの作品をしのぐのではないだろうか。
また、難易度の点では
今までの作品は発覚しても戦闘で倒せば問題なかったが、今作は、特別なアイテムが無い限り、2回発覚するとゲームオーバーとなる。その点はこの作品の難易度を大きく上げた点といえるだろう。
そして天誅といえば自由自在にステージを駆け巡っていたが、今作はルートのようなものがあり、その道でしかクリアできなかったりすることも多い。それに加えてバリエーションに富んだ忍具であったが今作はその数は少なくなった。
が、しかし、「忍猫」などの新忍具も追加された。
そして今作はグラフィックもとてもキレイで、マップなどもよりリアルなものになった。
音楽は今までより洋風に近い音楽になったと思う。

最後に、初心者も今までの天誅ユーザーも
それぞれの楽しみ方のあるゲームと思われる天誅4だが
著者は天誅シリーズのファンであったため、今までのシステムの方がいいと考えるのでこの点数にした。
もし今作で天誅デビューであるならば、10点は間違いなかっただろう。
上質なゲームである今作
天誅4

一度てにとって貰いたいと思う。
きっと満足するはずだ。

reviewed by くぅ


1点
Wiiで発売された「天誅4」のリメイク版です
結構「天誅」は好きなので買ったのですが失敗しました

なぜ失敗かというと
まずはなんとなく自由度が減った感じがしますね。
確かに新要素があるので忍者としての幅は広がった気がしますがルートは一本道。「天誅」は自由度があるはずのゲームだった気がしてたんですけどね・・・

理由はもう1つあります。それは「チャンバラモード」です。
敵に見つかれば逃げるという選択肢はなく、チャンバラに突入です。このモードは相手ターンでは攻撃を防御し、自分のターンで攻撃をするという単純なものなのですが、相手の攻撃の時に画面に表示される方向と同じ方向へ3Dスティックを傾けなければなりません。これがWiiならWiiリモコンでその方向へ振ればいいいのですが3Dスティックだとやりづらい。何度も腹が立ちました。


初心者にはやりやすいゲームだとは思うのですが天誅ファンは面白みにかけるのではないのでしょうか。
かくいう自分も全クリしましたが、おもしろくて全クリしたのではなく、仕方なく全クリしました。

以上のことにより酷評ではありますが、1点をつけさせてもらいました。

reviewed by 飛脚


5点
天誅シリーズのPSP版。
「天誅一新」というコンセプトのもとに作られただけあり、今までとはまた違った天誅に。
今までの天誅のイメージで購入した私は、正直今作にがっかりしてしまいました。

何より、自由度・アクション性の低下。
マップはほぼ一本道、さらには指定された場所以外の壁に登ることができません。
これは「なぜこうなった?」と思わざるを得ません。天誅の良さを無くしてしまったと言ってもいいレベル。
他にも、簡単に進みすぎるという点が気になりました。
忍具を使ったアクションで進んでいくのですが、「ここではこれを使え」と言わんばかりに置いてあります。一本道のマップということもあり、かなり簡単に進んでしまいます。

悪い評価を並べてしまいましたが、当然良い点もあります。

今作のスリル感は今まで以上。シリーズ自体には十分にありましたが、今作は格別。
”敵に2度見つかったらゲームオーバー”という仕様になったことで、かなりの緊張感。まさに手に汗握るという感じでした。
行動バリエーションも増えました。
畳の下やツボなどに隠れることができるようになった&そこからの攻撃ができるようになった点は良かったです。
瞬間移動のような”疾風”で瞬時に敵の懐に潜り込むなど、本当の忍者気分でプレイできます。
やりこみ要素まであったのは驚きでした。
今まではあえて挙げるならばクリア時の評価くらいでした。今作ではそれに限らず、敵がたまに落とす設定資料や音楽を集めるという要素が。ゲーム内で設定資料を見ることが出来るのは斬新。音楽も全体的に良曲で、「聴きたい曲を聴きたいときに」ということができます。

天誅にあるべきものが無くなり、なかったものが追加されたという印象。シリーズにあった要素に先程挙げた”疾風”などの要素が追加されていればかなりの良作だったと思います。
今までの天誅のイメージで購入すると失敗するかも・・・。
逆に、天誅を全く知らない方や、斬新さを求めるシリーズファンにとっては面白い作品だと思います。
興味があれば是非。

reviewed by Net


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