シャドウゲイト
シャドウゲイト販売:コトブキシステム 価格:(定価:¥ 6,510) 対象:FAMILY COMPUTER 評価:★★★★★ 詳細:アマゾン商品ページ |
7点
魔城シャドウゲイトにて、恐るべきタイタン「ベエマス」を復活させ世界を思うままに動かそうとする魔王ワーロックを討ち滅ぼすため、主人公単身で魔城シャドウゲイトに乗り込み、謎を解いていくという一見どこにでもあるようなアドベンチャーゲーム。
しかしこのゲームの本当のおもしろさは別の所にあります。それは『主人公が死にまくる』こと。最重要アイテム「たいまつ」の炎が消えれば足が滑って壁にぶつかって死に、「けん」を使おうとするとなんと自分に刺し、炎に向かって「いどう」を選択すると自分から「ホップ・ステップ・ジャンプ・・・かーるいす!!」と叫びつつ炎に飛び込む。もちろん死ぬ。何のヒントもないトラップ。100%勝てないモンスター。あの伝説の、「坂道でジャンプしただけで死ぬゲーム」【スペランカー】とタメはれますね。しかし、いくらなんでも死にすぎ。予期せずしてゲームオーバーになること数知れず。やっていくうちに疑心暗鬼になってきますよ(爆
多分これを何も見ずに一回もゲームオーバーにならずクリア出来た人は神でしょう。ええほんとに(でもそれじゃ面白くないんだな)。
reviewed by 花束
8点
最初に断っておきますが、この点数はシャレのわかる人にのみ適用されます。なので、一般的なゲームを望む場合には、絶対に手を出してはいけません(笑)。それはなぜか?答えはただ一つ、主人公の勇者っぷりにあります。
システム的には、「とる」、「つかう」、「いどう」などのコマンドを駆使して古城シャドウゲート(ゲーム中表記ではシャドウゲ「イ」トではない!)の謎を解き明かし、ラスボス「まおうワーロック」を打倒するという、ありがちなアドベンチャーです。
ですが、オープニングを見た人ならばわかると思いますが、この主人公、かなりの自信過剰です。なんせ、「しらべる」「セルフ」で「わたしこそしんのゆうしゃだ!!」というメッセージを、プレイヤーに恥じらいも無く伝えてくるほどの。
そんな「しんのゆうしゃ」さまですが、最期は実にあっさりとしています。有名どころでも、「つかう」「つるぎ」「セルフ」で自殺、たいまつの火が消えてパニック激突死、窓から投身自殺とバリエーション豊かです。なんというか、「豊富な言い回しで貴方の散り様を完全サポート!!」みたいなキャッチフレーズがあってもおかしくなさそうです。そして最期の決め台詞「ざんねん!!わたしのぼうけんはこれでおわってしまった!!」は、何度見ても飽きることはありません。
また謎解きそのものも難解で、人間の心理の裏をかく実に巧妙なしかけが目白押し。物語前半にはヒントなんて親切なものがあるはずもなく(後半はけっこうヒントがあったりしますが)、何の情報もなしにクリアすることは至難の業といえるでしょう。ちなみに私は開始直後の2フロア目で、一時間以上悩みました。
結論から言うと、このゲームは常人がおいそれと手を出していい作品ではありません。日常から逸脱した世界を体験したい、普通のゲームでは物足りない、という人にこそお勧めする一品です。
reviewed by 久遠
1点
友達に「やれるモノならやってみろ」と言うことで半ば強制に貸されたゲームです。しかし借りたのはいいが忙しくてできなくて放置していたモノで、ちょっと前見つけてやってみたんでレビューします。
始めると城の扉の前に立っていて「わたしは いま もりのはずれにある シャドウゲートとよばれる おおきな しろの まえに いる」とか言ってます。
操作は、コマンドとカーソルを動かす操作の組み合わせで、コマンドを決めてから、カーソルを動かして場所を指す。というものです。礼として、開けるコマンドを決定して開ける場所を指す。見たいなモノです。
とりあえず前の扉を開けて城に入ります。
玄関みたいなところで数十分は立ち往生しました。鍵がありません。ドコにも落ちてません。カーソル動かしてボタン連打してたらありえないとこにありました。外に鍵があるって一体・・・。とか思いながら進みます。
移動しているとたいまつが切れたもようです。すると「あわてたわたしは すべってころんで あたまをかべに たたきつけてしまった」ようです。主人公死にました。呆然としかできません。
さらにセルフコマンドがあってヤリもあるので使ってみようとすると、「わたしは やりのはを ひだりむねに ついた。・・・ドクドクと ちが わきでてくる!!」「ああ!! なんて おろかなのだ。じぶんの いのちを じぶんで たってしまうとは!!」・・・。はい、死にました。
調べてみるとクリア率1%未満だそうです。ゲームとしては1点です。
ネタとしては満点ですネ。やってみる価値アリですけど、買ってみる価値はナシです。
reviewed by 死シテ屍ト化ス
ざんねん!!
あのせりふはええ〜ですよいね。
たいまつをつかうと…
つるぎをつかうと…
AKIRAと互角なゲームオーバーな作品ですね。
スペランカーとほぼ互角な主人公。
刃物をどういう扱い方している!!