k-MT : ゲームの道標

７点
　ちなみにこの作品は1991年のものである。どんな話かと言うと、前作最後に旅立ったアムロの辿り着いた地での出来事。そこアルガスには騎士団があるのだが騎士団長アレックスが敵に捕まってしまった。３章まではアルガスを守る３つの騎士団の話。それぞれの団長はゼ−タ、ダブルゼータ、ニュー。そして４章でアムロが登場。３つの師団長をまとめてアレックスを救う。５章では主人公ナイトガンダムが登場。そして６章は前回の戦いで取り逃したジークジオンを倒すことになる。1990年にドラクエⅣが売り出されているが気のせいである。前作よりストーリーが短いのも気のせい。
　エンカウント率が多少高いが、ドラクエⅣと比べてかなり完成されたオートシステムがあるため気にならない。それに逃げが成功する確率が高い。キャンプというものが存在し、寝込みをおそわれる可能性は有るのだが敵地のド真中で睡眠をとりHPを回復させることが可能となっている。これで冒険はかなり楽に。
　この作品独自のものに、戦いの適性というものが存在する。炎や水、風のような属性と同じと考えてもらってよいのだが、この作品中ではそれが力、技、魔法となっており、技は力に、魔法は技に、力は魔法に強くなる。そして複数の属性を持つものもいる。またこの作品には技と言うものが存在しそれぞれのキャラは一つずつ技を持っている。使うとHPが減少するのだがまぁそれなりに強い。しかし普通に殴った方がもっと強いのはこのシリーズならではの戦闘バランスの悪さゆえ。勿論そんな所が好きなのであるのは言うまでもない。

reviewed by 黒子