ワンダープロジェクトJ2 コルロの森のジョゼット
ワンダープロジェクト J2 コルロの森のジョゼット販売:エニックス 価格:(定価:¥ 10,290) 対象:NINTENDO 64 評価:★★★★★ 詳細:アマゾン商品ページ |
10点
このゲームはただ単に、主人公であるジョゼットというギジン(擬人化ロボット)の女の子を指示を出したり、色々な道具を使わせたりして知能を発達させ、様々な事を覚えさせていくゲームである。
はじめ僕はこのゲームにあまり興味を示さなかった。暇な時やってみても、『あ〜つまんね〜・・・』という感じですぐに飽きてしまったのである。が、ある日久しぶりにやってみると、何故かどんどんはまっていってしまった。ジョゼットが自分の名前を呼んでくれる事や、ボイスありでしゃべる場面など、ジョゼットが色々な仕草や呼びかけをしてくれる。こういう様々な場面に面白味を受け、最後までプレイしてみよう、と決心した。
プレイしていくと、ジョゼットはテレビの向こうからでも、僕のことを『好き』と言ってくれる(色々なことを覚えさせていくと、プレイヤーに好感を持ってくれる)。
そして、遂に初めて最後までプレイし、エンディングを迎えた時、僕は物凄く感動した。ジョゼットは最後に手紙を残してくれる。その結びにはこう書いてあったのだ。ジョゼットはギジンなのにも関わらず、『(プレイヤー名)の娘、ジョゼットより』と。
プレイしていくにつれ、ジョゼットを自分の娘のように思えてくる。しかも最後には、自分の娘のように育ててきたジョゼットと別れなければならない。こんな寂しさと、『娘』と言ってくれた嬉しさの入り混じった感動は初めてだった。
僕はこのゲームに出逢えて本当に良かったと思う。なぜ今までこんな素晴らしいゲームをすぐに飽きてしまったのだろうと後悔している。
今もまだ『娘』と言ってくれたジョゼットの声と姿が脳裏に焼きついている。
reviewed by とすぃー
6点
このゲームは64初期に発売された、シミュレーションゲームです。プレイヤーは、ロボットオウム(鳥のオウム)を操作し、何も知らない人工知能 ジョゼット(女の子!)に、挨拶から喧嘩まで多岐に渡ることを教えていくのです。
物語は、家となっている船から始まります。プレイヤーは直接ジョゼットを操作するわけではありません。パソコンのカーソルの役目になっているオウムを操作し、ジョゼットに指示を出すのです。たとえば、オウムを梯子の上にもっていてAボタンを押すと梯子を上り、本にあわせてAボタンを押せば本を読ませます。
初めのうちは、本を読ませ、言葉を覚えさせなければなりません。しかし、ジョゼットは本の読み方すらわからないのです。なので、言葉を覚えさせるために買った、高い百科事典なども間違えて食べてしまうことすらあるのですwそうするとまた買わなきゃいけないわけですから、手痛い出費ですね。
しかし、船の操縦の仕方や、修理のさせ方を覚えさせてしまえば、カナリの収入が期待できます。海底探検では、魚を捕獲するだけでなく、隠しアイテムを探したりもできます。
最終的な目的は、島を支配している謎の軍隊を撃退することです。ジョゼットに本を読ませようとすると、たまに蹴飛ばしてしまうことがありますが、蹴飛ばしたことのよって、キック力が上がり、戦闘に勝利しやすくなるのでス!他にも本を頭に乗せて歩けば、バランス感覚が養われ、細い橋も渡ることができるようになります!
しかし、内容は単調そのもの。やってて頭が痛くなります。ただ単に根気と根性でクリアするゲームですね。アルバイトもできますが、成功したって毎回同じコメントが出てくるだけです。
ギャルゲーの元祖か?とも受け取れるべき少女育成ゲームですが、自分のことをオタクだと感じる方のみに、このゲームをお勧めします。
reviewed by 突貫受験生
9点
このゲームは前作ワンダープロジェクトJ(SFC)
をやった人にはとても楽しめると思う。
自分が「主人公」ではなく、異世界のお助けマンと言った感じ。
恋愛ゲームのような口ぶりの人がいますが理解に苦しむ。
ちなみに前作はギジンの少年です。
前作に登場したキャラが何人も出てきて名作である前作を思い出させてくれます。
前作ほど完成された作品ではないですが出来ることが増え、やり込み要素なども備えてるのでいいですね。