デウスエクス:インビジブル・ウォー
デウスエクス:インビジブルウォー販売:アイドス・インタラクティブ 価格:(定価:¥ 7,140) 対象:Xbox 評価:★★★★☆ 詳細:アマゾン商品ページ |
8点
このゲームは、西暦2052年の地球を舞台にしたFPS(一人称シューティングゲーム)です。
その舞台とは、致死性のウィルスが世界中に広がり、テロリストによる抗ウィルスワクチン奪還から始まった混乱が起こした、世界の「大崩壊」を迎えて20年が経った世界を舞台にしています。
プレイヤーはシカゴで訓練をつむ対テロリストのエージェントを操作していきます。そして、主人公は大規模なテロに巻き込まれていきます。
このゲームの特徴はなんといっても、組織同士の対立や友好関係の複雑さで、その組織をプレイヤー自ら自由に選んでいける事でしょう。自分が決めた組織で貫き通すのもよし、途中で組織を裏切り別の組織の一員として活動するのもプレイヤーの自由です。
ゲームの流れとしては、色々な組織から依頼が来て、どの組織の依頼を遂行するかは自分で決めて、その組織に気に入られたければその組織を重視し、その組織の考えが間違えだと思えば、依頼中に、裏切ってもいいというものです。
組織は主に6つあり、軍事的な組織や、テロリスト集団、サイボーグ集団、宗教的な集団など様々です。どの組織を選ぶかにおいては、正解なんてありません。自分で考えていくのです。
特徴はもう1つあります。プレイヤー自ら、自分の体を改造していく事です。特定のアイテムを使うと、「目」「頭」「銅」「腕」「脚」のどれかを改造していく事が出来ます。これらの部分を改造していく事で、依頼の遂行にかなり役立っていきます。例えば、敵に気づかれてはいけない依頼のときは、姿を消せる改造を重視したり、足音を消す改造を重視していけばいいのです。
そして、なによりこのシステムがこのゲームの楽しさをよりいっそう引き出してくれていて、とてもいいものだと思います。
武器も様々なものがあり、主人公の改造と組み合わしていけば、とても楽しいものになっていくと思います。
この組織の自由さや、主人公の改造のおかけで、1回クリアしても、まだ何回もクリアのしがいがあり、何度も楽しめるのでお勧めです。
なぜ、点数が8なのかというと、個人的には、もっと激しくドンパチする系が好きなので、9→8にしました。そういうことで、シューティングゲームがあまり好きじゃないかたも、他のシステムなどで充分に満足できる作品だと思います。
reviewed by チーフ