« EXE | Main | 操心術3 »

犬夜叉 ~かごめの戦国日記~

[ ワンダースワン ]

2点
〜古くからの由緒ある日暮神社の長女として平凡な毎日を送るかごめであったが、ひょんなことから封鎖されていた神社の井戸に飛び込んでしまう。落ちた先で途方にくれるかごめであったが、上から聞こえてきたのは弟ではない、知らない声ではなかった。
何の因果か抜け出た先は戦国時代真っ只中。妖怪たちまで蔓延っており、かごめは突如百足に襲われる。腹を割かれ、しかし出てきたのは光輝く一つの玉、あまりの事態について行けないかごめであったが、目の前に流麗な銀が流れる。犬夜叉との出会いは突然に訪れた。〜

人気大作「犬夜叉」、初のゲームは携帯ゲーム、ワンダースワンでの出陣となった。
本作はかごめを操作キャラに置き、犬夜叉と日々を過ごし、時として襲い来る妖魔や、宿敵奈落の手のものと戦いながら、七宝や弥勒たち仲間との出会いを十日のうちに描いた作品である。

ゲームはリアルワールドの時間とリンクしており、昼だけでなく、夜中にもプレイしないと見れないイベントが多数あったり、長時間プレイしないでおくと犬夜叉が拗ねて言うことを聞かなくなってしまうなど、当時のゲームとしては中々に画期的なシステムを搭載していた。
また、自動の時計内蔵ではないので最初に時間をあわす必要があり、そこで時間をずらしておけば複数回プレイすることで昼だけでもすべてのイベントを見る事も可能である。

ストーリーは原作の始めから珊瑚に出会ってしばらくまで。ダイジェスト版だと思ってもらって差し支えないが、中にサブイベントとしてオリジナルイベントも複数個ある。さらに各場面で戦闘が用意されているが、これは後付けのつまらないもので、攻防技の三種を選択するものだが、戦略が必要だという説明の割りに負けることはなく、数ターン後に犬夜叉の必殺技が発動して戦闘終了というもの。
純粋にストーリーとイベントを楽しんで欲しい。

この作品はクリアまでに必ず10日間を要し、暇つぶしにはもってこいかと思わせるが、実際のところプレイする時間帯にもよるが一日のイベントはメインストーリーを含んでも最大4、5個で、30分もあれば十分に終えられてしまう。暇つぶしの暇つぶし。片手間に起動し、イベントを進める、その程度の作品。
ミニゲームもあるが、どれもつまらなくすぐに飽きてしまう。

時間の大半を費やすことになる犬夜叉との生活は、犬夜叉にかごめへの信頼度(好感度)があり、高いほどよく話をしてくれるが、最大値まで行っていると、多少犬っぽくなる(事実犬なのだが)のは原作ファンとしては痛いところ。オリジナル要素も複数あり、買うメインの目的はこちらになる。

総合すると、ストーリーはダイジェスト版で、戦闘もつまらない。メインが犬夜叉とのイベントという所謂クソゲーの部類。初めての作品だということで、多少は許容するがこれはそれ以上に酷かった。正直なところ、今作を買うのはあまりお勧めしない。

reviewed by AK47


3点
犬夜叉、初のゲーム化が、これですww
このゲームは、オリジナルキャラクターや、お馴染みの珊瑚、弥勒、七宝なども登場します^^
このゲームで、犬夜叉とかごめの仲を良くすることもできてしまいます><

ストーリーも、良くできているのですが、問題はゲーム内に設定された「時間」です。
ゲームって、毎日できないことって多いですよね?
普通のゲームは、セーブしたところから、いつでもできるので安心なのですが、このゲームは違います。。。
なんと、ゲームをしていなくても時間が勝手に進んでしまうのです><
たまにしか、できなかった自分にとっては、毎回、飛ばしてしまうストーリーがありました。
あと、夜遅くなど時間指定のあるイベントは、暇でない限り、絶対できませんでした><
10日間しか無いので、すぐ終わってしまうという所も玉に瑕です。
時間が無かったあの頃の気持ちをのせて、3点とします。。。

このゲームは、「犬夜叉」を知らない方には、あまりオススメできませんが、犬夜叉とかごめのもう一つの物語を味わいたい方には、オススメです♪

reviewed by ζ南十字星ζなぎ♪


0 Comments: / 0 TrackBack
Comments
Post a comment












Remember personal info?