天下一武道大会 番外編ー没作品の残骸シリーズ (1)
[ 第三回天下一武道会 サイドA ]
- 4 :番外編ー没作品の残骸シリーズ :2004/01/28(水) 18:-27
- ーー三月中旬
私は部屋で没作品の山に埋もれていた。とにかく作品が多いのだ。
あいつらは、私がここに赴任してくるまえからコツコツ書き溜めていたらしいから、沢山あるのだ。
といっても、そのうち9割は、マニアックだったりコア過ぎて使い物にならない。
日記にかくことすらためらわれるような奴だ。そういったのが多くて仕方ない。
まぁ、とにかくいちから整理していくしかないか。くだらなすぎる作品は捨てていこう。
これはいらない。これもいらない。これも使えない。・・・んー、これも駄目だな。
む・・これは結構いいな・・「グエンと豆の木」か・・これはなにかの機会にむこうに載せよう。
(カチャ)
ん?あぁ、イザークか。どうしたんだ?食事?あ、もうそんな時間か。わかったすぐいくよ。フラウは今日は何を作ってくれたのかな。
ええ?スパムの缶詰?なんでだよ。そんな缶詰食いたくないな。やれやれ。
え、これか?没作品の山だよ。いまから捨てようと。イテテテ・・な、なにをするんだ。
そんなに髪をひっぱるな!髪型が乱れるだろう!
(カチャ)
あ、ロラン、いいところにきた!ちょっとこいつをひきはがしてくれ!
(イザーク退場)
ふぅ・・
あぁ、ロランありがとう。君がとめにはいらなかったら私は禿げていたかもしれんよ。
まったくイザークの奴、どうして突然怒ったんだ?
ん?それは原稿を私が乱暴にあつかって、なおかつ捨てようとしていたからだろう、って?
そうか・・それはちょっと無神経だったな。作家からしたら悲しいよな。それは。
どうすればいいと思う?この作品らは、ちょっと発表できるほど、完成されたものじゃないんだ。
ん?
どこか人の目につかないところでもいいから、発表してあげれば彼らの不満も満たされるって?
それはいいかんがえだな。さっそくどこかに載せてみることにしよう。ん、これはイザークが落としていった原稿だな。
ニコル・アマルフィ?よくわからんが、これも一緒に載せるか。
- 5 :番外編ー没作品の残骸シリーズひっそり発表その1 :2004/01/28(水) 18:-17
- 中途半端その1
『アマルフィ達の夜』 イザーク・ジュール
『皆さん、こんにちわ。僕はお茶の間のアイドル、ニコル・アマルフィです。
今夜は、僕といっしょにサウンド・ノベルを楽しみましょうね。 』
イザーク「なんだ?サウンドノベルツクールで作った作品?」
今、俺がしているゲームはニコルにもらった奴だ。
どうやらペンションで殺人事件に遭う、というスリリングな推理サスペンスものらしい。
一人でやるのは怖いのでディアッカと一緒にやっている。
ディアッカ「とりあえずやってみようZE!」
俺はスタートボタンを押した。
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『僕は、アスランと一緒に食事をとりました。びっくりするほど美味しい。
きっと、パリの三ツ星レストランで働いていたシェフを採用しているに違いありませんでした。
特にこの舌平目のムニエルは感動するくらい美味しくて、気分も凄くリラックスできました。アスランもおんなじ気持ちのようです。
僕はそんな彼の姿に嬉しく思いながら、フォークを口元に運びました。そのとき、ディアッカが血相を変えて食堂に飛び込んできたのです。
「お、おい!皆、大変だZE!」。その剣幕は、ただごとじゃない。僕は・・
1 とりあえずディアッカは腹を切って死ぬべきだと思った。
2 地獄の業火に投げ込むのは僕の役目だと思った。
3 イザークも同罪だと思った。
4 クルーゼ隊長のおいなりってどんな味なんだろう、と想像して涎が出た。
俺は黙って1を選択した。
ディアッカ「ウグゥ・・・・!」彼の腹にふかぶかと日本刀がさしこまれました。
食事が再開されました。誰もうつ伏して血を流しているディアッカを気にするものはいませんでした。
僕とアスランは楽しい時間を過ごしたのです。その後、暫くロビーでザフトの皆と話した後、僕らは自室に戻りました。
アスランと僕が同室。イザークとディアッカが同室。ディアッカは腹を切ったので、ここにはいません。
僕はベッドに座り、今日は疲れたから早めにシャワーを浴びようかな、と考えました。と、そのとき!
1 突然、階下からミゲルの悲鳴が聞こえた。
2 イザークがビールを持って乱入してきた。
3 アスランが突然「かゆい・・うまい・・」といいながら身体を掻き始めた。
俺は、
4 テレビのスイッチを切る
を選択した。その後、ディアッカと二人でストⅡをやった。あきまんラブ。
そんだけ。
- 6 :非公開その2 :2004/01/28(水) 18:-13
『残るーコマンドー外伝!すごいよスレンダーさん!』 スレンダー
サバディ~、サン、サン、サン、サバディ~
君かい?
50回ローンかい?
あー、もう・・
残るぞこら!
出撃(で)るのかい?
え?
Vモード軸合わせかい?
まずいだろ
捕虜収容所で結婚式あげちゃあ
ああ!やめろ!
あ?!なんだ そうそう あなたの子供を産めるのなら良し
死ぬときだけ
アップにするな
ヘイ ブラザー
残るーコマンドー部・・
./l ,-, ,-,
/i l y'- `‐‐'‐-i,
l i l l ’ ι ’ l マスコットキャラ の ドゴス・ギア
l j l キ iフ メ
l i l  ̄l ̄l ̄`
(二)、_,./ `-‐‐‐-、,.-,
liiil`‐-‐'i,/ / l___,3 .l-‐'
(二)二二/‐‐,-,-‐,‐'
"" l / l l
__l l ヽヽ
アオリ「かいている本人しか面白くなくても、いいじゃない。ねぇ、いいじゃない。」
- 7 :非公開その3 :2004/01/28(水) 18:-6
- 『ピューっと残る!スレンダーー』 スレンダー
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デビューシングル「なんかの任務」 歌詞 スレンダー 歌 スレンダー
システムオールグリーンってな~に?
オールグリーンってなんだYO~?
r ‐、
| ○ |
_,;ト - イ、 (なんかの任務とかじゃない?)
(⌒` ⌒ヽ
|ヽ ~~⌒γ⌒)
│ ヽー―'^ー-'
こないだ 最悪だったよ~ 仕事いったら
俺だけ残らされたんだよ~ 俺一人になると耳鳴りが聞こえるんだYO~
r ‐、
| ○ | r‐‐、
_,;ト - イ、 ∧l☆│∧
(⌒` ⌒ヽ /,、,,ト.-イ/,、 l (それってなんかの任務だったんじゃない?)
|ヽ ~~⌒γ⌒) r'⌒ `!´ `⌒)
│ ヽー―'^ー-' ( ⌒γ⌒~~ /|
WOW WOW
YO!
オレ、サイド7では待機していたんだ
まぁ、サイド6でも待機していたんだけどさ
WOW WOW
スレンダー!
,..-──- 、 ,..-──- 、 ,..-──- 、
/. : : : : : : : : : \ /. : : : : : : : : : \ /. : : : : : : : : : \
/.: : : : : : : : : : : : : : ヽ /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ /.: : : : : : : : : : : : : : ヽ
(お前の機体だけ残されるのってなんかの任務なんじゃない?)
,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :', ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :', ,!::: : : :,-…-…-ミ: : : : :',
{:: : : : :i '⌒' '⌒' i: : : : :} {:: : : : :i '⌒' '⌒' i: : : : :} {:: : : : :i '⌒' '⌒' i: : : : :}
{:: : : : | ェェ ェェ |: : : : :} {:: : : : | ェェ ェェ |: : : : :} .{:: : : : | ェェ ェェ |: : : : :}
.{ : : : :| ,.、 |:: : : :;! .{ : : : :| ,.、 |:: : : :;! ..{ : : : :| ,.、 |:: : : :;!
ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ .ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ .ヾ: :: :i r‐-ニ-┐ | : : :ノ
/.ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ /.ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ /.ゞイ! ヽ 二゙ノ イゞ
- 8 :非公開その3 :2004/01/28(水) 18:-4
AH~
ずっと仕事こない。
ずっと仕事こない。
上野公園のホームレスのほうが俺より働いてるYO~
それって不公平なんじゃない?ブベラ、もういいませんへナップ。
Oh YEAH
TAIKI - TAIKI - TAIKI
,.-‐v――.、ヽ
/ ! \
/ ,イ ヽ
/ _,,,ノ !)ノリハ i
i jr三ミ__r;三ミ_ ヽ
l ,iヾ二ノ ヽ二 ハ ノ 何かの任務だったんでしょ?
ヽ、.l ,.r、_,っ、 !_,
! rrrrrrrァi! L.
ゝ、^'ー=~''"' ;,∧入
,r‐‐'"/ >、__,r‐ツ./ ヽ_
/ / i" i, ..: / / ヽ-、
./ ヽ> l / i \
, ,-;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:,. ヽ
/;:;:;:;:;:;:ミミ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;`、 / _ノ_ノ:^)
/;:;:;:;:彡―ー-、_;:;:;:;:;:;:;:;| / _ノ_ノ_ノ /)
|;:;:;:ノ、 `、;;:;:;:;:;:i / ノ ノノ//
|;:/_ヽ ,,,,,,,,,, |;:;:;:;:;:;! ____/ ______ ノ
| ' ゚ ''/ ┌。-、 |;:;:;:;:/ (ちょ、ちょっと待って。あなたの笑顔の理由って、何かの任務だったんじゃない?)
|` ノ( ヽ ソ |ノ|/ _. -‐ '"´ l l-、 ゙ ノ
_,-ー| /_` ”' \ ノ __ . -‐ ' "´ l ヽ`ー''"ー'"
| : | )ヾ三ニヽ /ヽ ' "´/`゙ ーァ' "´ ‐'"´ ヽ、`ー /ノ
ヽ `、___,.-ー' | / / __.. -'-'"
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ここまで考えた時点で、雑誌掲載にむかないなと考えて、毒男2をつくることにしました。
どっちがよかったかな?いや、きっとどっちでも一緒だね。スレンダーくん。
アオリ「
r'。∧。y.
ゝ∨ノ スレンダーが ,,,ィf...,,,__
)~~( 待機している間に _,,.∠/゙`'''t-nヾ ̄"'''=ー-.....,,,
,i i, ,z'"  ̄ ̄ /n゙゙''''ー--...
,i> <i 文明はどんどん発達し r"^ヽ く:::::|::|:::〔〕〔〕
i> <i. ていく・・・・・・。 入_,..ノ ℃  ̄U ̄_二ニ=
`=.,,ー- ...,,,__ |,r'''"7ヽ、| __,,,... -ー,,.=' >ーz-,,,...--,‐,‐;;:'''""~
~''':x.,, ~"|{ G ゝG }|"~ ,,z:''" ___
~"'=| ゝ、.3 _ノ |=''"~ <ー<> / l ̄ ̄\
.|)) ((| / ̄ ゙̄i;:、 「 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄ ̄\
))| r'´ ̄「中] ̄`ヾv、 `-◎──────◎一'
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ヘ 「 ̄ ̄ ̄| / 」
- 9 :1 :2004/01/28(水) 18:13
- というように、ここは、本スレに載せられないほど、適当な感じだったり、なんか雑誌に載せるには無理っぽいやつを
ひっそりと置いておくことにします。微妙な作品だらけですが、気がついたニュータイプな方だけ、どーぞ読んでおいてください。
雑誌ひとつ編集につき、だいたい三つくらい没がでるんですよね。捨てるのも勿体無いし・・
っていうか、もう次号で終わりなんですが。
あと、このスレつくってくれた方、ありがとうございました。没作品とか載せちゃってすいません。