<< previous page | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 | next page >>

第二回天下一武道会 第二章

[ 第二回天下一武道会 ]

第二回天下一武道会 第二章「艦内での生活」

665 名前:投稿日: 02/10/28 23:32 ID:???
第二章「艦内での生活」

アムロはシャアと一緒に自分たちの仕官部屋へと歩いていた。
会話はなかった。二人とも黙って割り当てられた部屋へと進んでいく。
作戦室でのブライト艦長のミーティングが終わり、ホワイトベース・リベンジは既に大気圏をでていた。
最新鋭だけあり性能は非常に高く、非常に艦内は安定している。動いているとは思えないほどだ。
行く先は極秘で知っているのはミライさんと艦長だけらしい。
アムロは先ほどの作戦室での艦長の話を考えていた。



「まず言っておくことはこの作戦は我が連邦政府の最高機密である。
したがって公にはできない。メカニックなどクルーの数も最小の人数で行なっている。
だから・・掃除なども基本的に我々で行なうことになる・・」
そういうと非難の声があがる。我々は軍人で掃除夫ではない!
と、力説したのはスレンダーの代わりにブライトが迎えたギレン・ザビだった。
そのままお得意の演説に入ろうとしたギレンだが、
「兄さん!はずかしいよ!」というガルマの悲痛な声を聞いて止めた。
とにかく我輩はせん!とギレンがいうと、ランバラルなどは揃って頷いた。

「艦長の命令は絶対だ!命令違反は許さん!」
そうブライトがいうとカツは小声でいっつもそれだ・・」と呟いた。
「幸い料理や、モビルスーツの整備には少人数のスタッフがいる。タムラ料理長やアストナージといった人達だ。
まぁ他にもいるが・・。それは各自が後で確認しておくように。なお外との通信は厳禁だ!
とりあえず現在はこれで通達は終わる。以上・・解散!」



666 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/28 23:37 ID:???
(・∀・*)ワクワク


667 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/28 23:37 ID:???
あ、悪魔の息子


668 名前:投稿日: 02/10/28 23:51 ID:???
士官室は作戦室から出て左の通路を進み、突き当りにあるドアをぬけた場所にあった。
少し広い通路がある。そこの廊下に部屋が五部屋づつ設置されていた。
どんな感じかはホテルの部屋などを思い浮かべればすぐにわかるだろう。この部屋を抜けて少し奥にいくと更に同じような作りの空間がある。
そこはここより更に広く他の乗員たちが割り当てられていた。艦長室もそこにある。
この二つの場所はそれぞれフロアDと、フロアEとなっていて、アムロ達の部屋は手前のフロアDにあった。
D-1,D-2,D-3,D-4,D-5だ。真新しいプレートがついている。
その中のD-3の部屋のドアにアムロはカードキーを差し込んだ。
機械音が僅かにしてドアが左右に開く。
アムロがまず入る、次にシャアが無言ではいる。

部屋は割と広かった。必要最小限の物しかないが。
二段ベッドに二つの机・・
机の上にはそれぞれパソコンが置かれている。通信用だろう。
さらには軽い飲み物が入れられる冷蔵庫がある、部屋にはそれだけだ。ガランとしている。
ひどく簡素な部屋だな..アムロは思った。それに二段ベッド?なんなんだこれは?
「えらく・・・寂しい部屋だな・・」そうシャアがいった。荷物を二段ベッドの上に置いた。
「シャア・・なんでここにいるんだ。なぜ連邦の極秘任務に君がいる?」アムロも荷物を降ろす。
「君を笑いにきた・・というのは冗談で、アムロ。今の私はシャアではない。クワトロ・バジーナだ。」そういうとサングラスをかける。
「詭弁をいうな!・・蝙蝠のようにフラフラと!」
アムロがそうシャアに詰め寄る。


669 名前:投稿日: 02/10/28 23:55 ID:???
「私は君と議論をするつもりはない。・・いずれわかる」
そういうとシャアは部屋から出て行ってしまった。
後に残ったアムロは苛立ちを隠せず力任せに壁を叩いた。
そしてこう呟く。

シャア・・・僕が上のベッドだ・・・。




その頃アムロの右隣の部屋では裸で私服に着替えているロランがいた。
相部屋のランバラルはそれを見て興奮している自分に今まで生きた中で最大の衝撃を受けていた。
赤い彗星がロリコンで、蒼い巨星がショタコンかよ・・・ジオンが負ける訳だ・・そう思った。
「私を許してくれ・・ハモンよ・・」ランバラルはポケットの写真にそう呟いた。しかし目はロランから離れていなかった。
ロランはハ背後に寒気を感じながら極力それを気にしないようにつとめていた。




またまたその右隣・・部屋番号D-5にはウッソとカテジナが相部屋であった。
ウッソは下の段のべッドに荷物を置きながら、後ろを向いて私服に着替えているカテジナを盗み見た。
カテジナの姿は後ろを向いているだけなので丸見えだった。
カテジナさん・・・着替える前に一言僕に言って欲しいな・・。
ウッソは腰を中腰にしながらそんなことを考えた。
カテジナはそんなウッソの様子を背中で感じながら、ウブだねぇ、とからかいの笑みを浮かべていた。




670 名前:投稿日: 02/10/29 00:06 ID:???
またアムロの左隣にはガルマとギレンがいた。
ギレンは机の上にあるパソコンを椅子に座って、手馴れた様子であつかっていた。
ジオン時代もよくやったもんだ、そうガルマに話し掛けながら。
ネットに接続する。
ガルマも隣で机に手をついてそれを見守っていた。
そして楽しそうに話をかわす。仲のいい兄弟だ。
以下はその会話の図である。















ザビ家の人気はネット上でも凄いぞ。

            ∧_∧
     ∧_∧  (´<_`  )流石だよな。俺たち。
     ( ´_ゝ`) /   ⌒i
    /   \     | |
    /    / ̄ ̄ ̄ ̄/ |
  __(__ニつ/  FMV  / .| .|____
      \/____/ (u ⊃


671 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 00:10 ID:???
ワロタ


672 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 00:14 ID:???
>>シャア・・・僕が上のベッドだ・・・。

シブいねぇ。ギャグなのにリアルだ。


673 名前:投稿日: 02/10/29 00:29 ID:???
とりあえず今日はここまでにさせていただきます。
明日は用事で帰れないので、明後日の更新になるかと思います・・すいません・・
今回は基本的にギャグ中心なのでマタ-リ気楽に見ててください。
レス下さると嬉しいです。それでは・・


674 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 00:39 ID:???
omoroi
ハマーン様がいないのが寂しいです。
今作も期待してますよ!!


675 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 00:40 ID:???
>>1
御疲れ様です。
>>670、ふきだしてしまいました。

続きを楽しみにしています。


676 名前: ppp ◆uvShqjyz7. 投稿日: 02/10/29 01:38 ID:???
ここまで読んだ

>>1さんサイコー!


677 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 02:37 ID:???
面白い。とても面白いです。
小ネタも効いててイイです。

でもランバ・ラルをホモにする必要性が微塵でもあったのか小一(略
つかやめて下さい(もう遅い


678 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 03:20 ID:???
まぁね、はっきり言うと、乗り遅れたぁぁぁぁ
マ・クベとジャミトフどっかでキボンヌ
明後日が楽しみです


679 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 05:32 ID:???
外との通信は厳禁なのでは・・・>ザビ兄弟

おもしろい、がんがってください>>1


680 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 08:51 ID:???
F91キャラもそろそろ・・・
鉄仮面なんかキャラ的においしくない?


681 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 12:10 ID:???
>>679
ROMってるんだろう、きっと。


682 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 19:28 ID:???
ビグザムきぼんぬ


683 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 20:49 ID:???
面白い!良スレだぁ…シミジミ


684 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 22:06 ID:???
うわっ!良スレだ。
できればフロスト兄弟を・・・。
ニュータイプとのからみが読みたいです。


685 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 22:35 ID:Vj7qe9mm
続きが楽しみだあ~


686 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/29 22:42 ID:???
>>681
想像してワロタ


687 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 02:44 ID:???
ミステリーにでもすんのかな。


688 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 14:59 ID:???
ひょっとして>>1さんは∀のキャラは良く解らないんじゃ・・・
あ、批判じゃないです頑張ってくださいねー。


689 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 19:45 ID:1BAKg0ZM
首を長くして続きを待っています
頑張ってください


690 名前:投稿日: 02/10/30 21:02 ID:???
そのように各自がそれぞれ時間を過ごしていると、いつのまにか夕食の時間になった。
「食事の用意ができたので手の空いてるものは早めに済ませるように」
タムラ料理長の声が艦内放送に響きわたった。
部屋でくつろいでいたアムロは、それを聞いて食堂へと向かった。士官室からそんなに離れていない。
食事は基本的に時間が決まっており、その時間内ならいつでも食べられることになっている。
朝食なら7時から9時、昼は11時から13時、夜は19時から21時だ。もちろん戦闘配備中は別だが。

アムロが食堂にはいると、既に食事をする人でにぎわっていた。
長方形の部屋に長いテーブルがたくさん置かれていて、椅子はパイプ椅子が約40脚はある。
正面に50型の液晶テレビもあるが外部通信は厳禁であるのでビデオが流されているだけだ。
今は・・どうやら「タイタニック」が流されている。・・・不吉だ。
出入り口の近くには自動販売機が置かれていて、コーヒーなどがいつでも飲めるようになっている。
そして、料理は調理室の目の前のカウンターに置かれてあり、好きなだけ取ることができる。
なくなれば調理人はカウンター越しに料理を直ぐに補充できる。合理的だ。


アムロはトレイを取ると、料理を乗せていく。
献立は・・スパゲティーカルボバーラに卵とハムのサンドイッチ、そしてマカロニサラダだ。
あとは飲み物でビールをとった。
アムロはそれだけをトレイ乗せると座る場所を探した。
すぐ手前のテーブルで、ギレンとガルマがパソコンをテーブルに載せて楽しそうに会話しながら食事している。
流石だよな・・などと会話が聞こえる。
確か通信は厳禁だったはずだが・・・そう思ったが関りあいたくないのでアムロは無視した。





691 名前:投稿日: 02/10/30 21:30 ID:d3u3bUAd
皆様、感想たくさんありがとうございましたv ほんと嬉しいです。
頑張ります。
>>688
はい。実はあまりわかりません・・(汗
15話くらいまでは見たんですけど・・今度全部見る予定です・・
だからキャラ壊れてても見逃してください・・



692 名前:投稿日: 02/10/30 21:47 ID:???
礼をいってそこに座ると目の前でオレンジジュースを飲んでいるロランに話し掛ける。
「君は・・ロラン・セアックくんだったかな?」
「は、はい!」
初代ニュータイプのアムロを目の前にして緊張しているのかロランの返事の声は裏返っていた。
「そんなに緊張することはないよ。ただ少し君達と話をしたいだけだから。」
「そ、そうですか・・すいません、あがっちゃって」
「アムロさんは僕たちにとって大先輩ですからね。仕方ないですよ」
そうウッソはスパゲティーを食べながらロランを庇う。
「そう緊張しなくてもいい、こっちが困るよ。
僕は若いときは遠慮なく人にずけずけ言ってたよ。おかげでブライト艦長に殴られたりしたけどね」
「へぇえ、アムロさんにもそんな頃があったんですか?」
親近感をもったのかロランが明るくそう言った。
「もちろんだよ、他にも・・」


アムロ達の会話が弾んでいる頃、隣のテーブルでも女三人の会話が行なわれていた。
「・・だから、あたしはいったのさ。クロノクル、あたしが欲しければウッソを倒せってね。」
「かなりおモテになったんですね。」
ソシエがそう答える。
「まぁそうだわね・・ところでソシエだっけ?あんたはどうなの?」
「え・・わたくしは・・その・・ほとんど・・いえ・・まぁ少しは・・」
「へぇ・・まぁあんた奥手そうだからね。」そうカテジナはソシエにいうと先ほどから黙ってサンドウィッチを食べているフォウ・ムラサメに向かって言った。
「あんたはどうなのさ?あんたは美人だからさぞ誑かしたろう?」
「私・・?いえ・・そんなことは・・一人だけです。」
「へぇ・・一人ねぇ・・その彼は今何してるの?ちなみにクロノクルはモトラッド艦隊の指揮官にまでなってねぇ・・」
そう嬉しそうにいう。
「ただの・・・一兵卒で・・戦場で発狂して・・現在精神病院で治療しています・・・うう・・カミ-ユゥゥゥ・・・」
一気に食卓が暗くなった。





693 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 22:23 ID:???

         ∧∧  ∧∧
キタ━━━━ (*゚∀゚) (∀゚*)━━━━━━!!!!!!!!!!!!
     彡 ⊂   つ⊂  つ  ミ
   ((   ⊂、 /   \ ~つ   ))
     ミ   ∪  ≡  U′  彡



694 名前:投稿日: 02/10/30 22:27 ID:???
アムロはウッソとロランと食事を終えて食堂を出るとき、
隣の女性たちがひどく沈黙に包まれているのを見て不思議に思った。
またブライトがガルマ達を発見して怒っているシーンを目撃した。




  @@@ ・・・。
.@# _、_ @ 
 (  ノ` )  おい、こいつキシリアに似てないか!
/.  ^        ∧_∧ 
| Y   _ ∧_∧(´<_`  )^i   確かに・・。
| |  . / (*´/ ̄ ̄ ̄ ̄/  |   
  __(__ニつ/ DELL ./__| .|____
      \/____/ (u ⊃




  @@@    ・・・・。
.@# _、_ @  
 (#  ノ` ))    ∧_∧
/.  ^      Σ(´Д`  ).。o(ブライト艦長!)
| Y  ハァハァ    /   ⌒i ミ 
| |   _∧_∧ /    | |ミ
    /(*´ / ̄ ̄ ̄ ̄/  |ミ
  __(__ニつ/ DELL  / .| .|____
      \/____/ (u ⊃ 



695 名前:投稿日: 02/10/30 22:28 ID:???


   \\
         \\\  @@@    なにやってんの!
           (⌒\@# _、_@    通信は厳禁だっていったでしょ!
            \ ヽヽ(  ノ`)
             (mJ  ^ ⌒\
              ノ ∩  / /
              (  | .|∧_∧ ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!
          /\丿 | (    )   ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!
          (___へ_ノ ゝ__ノ














・・・・そんなふうにして一週間が過ぎた。


696 名前:投稿日: 02/10/30 22:39 ID:???
ここまでで第二章は終わります。
まだみんなかなりマタ-リしています。平和なのは今のうちだけですが・・。
次は第三章です。 



忙しいのでネタを考える暇がないです・・。
明日第三章を書きたいと思いますが・・できなかったらすいません。
まったりゆっくり見てくださると嬉しいです。それでは・・・





697 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 22:56 ID:uOVEth99
三章に今から期待
サイコーです!!>>1さん


698 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 23:12 ID:???
  \\
         \\\  @@@    なにやってんの!
           (⌒\@# _、_@    通信は厳禁だっていったでしょ!
            \ ヽヽ(  ノ`)
             (mJ  ^ ⌒\
              ノ ∩  / /
              (  | .|∧_∧ ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!
          /\丿 | (    )   ジーク・ジオン!ジーク・ジオン!
          (___へ_ノ ゝ__ノ

激しくワラタ


699 名前:投稿日: 02/10/30 23:23 ID:???
すいません。
>>692の最初にこの部分が抜けてました。


パソコンを見てしたり顔のザビ兄弟を無視して他のテーブルをみると、
奥のテーブルで、2人の少年が仲良く会話しながら食事をしているのをみつけた。そこにアムロは近づいた。
「いいかな?ここに座らせてもらっても?」
「あ。アムロさん!どうぞ」
といってウッソが椅子を勧める。




補足です。やっぱりちゃんとチェックしないと駄目ですね・・


700 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 23:24 ID:???
腹いてぇ


701 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 23:34 ID:???
エロサイト見てたのか…!!


702 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/30 23:48 ID:???
面白い!!ギレンとガルマの絡みってあんましなかったもんなぁ・・・


703 名前: 通常の名無しさんの3倍 投稿日: 02/10/31 21:34 ID:???
上手いなぁ…ネタが実に上手い。
フォウ萌え


<< previous page | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 | next page >>