ZONE / O
O
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7点
北海道出身の女性4人組グループ。ZONEの2ndアルバム。
パワフルな曲、せつない曲、強い想いを歌い曲とたくさんのジャンルが味わえ、もちろん
そこにはZONEらしさも存在します。
たとえば1に収録されている『証』。
ZONEのひとまわりもふたまわりもパワーアップしたロックナンバーです。
歌詞もそれなりに真っ直ぐに書かれていますので高評価です。
また、「さらりーまん」はサラリーマンの苦労を歌った曲ということでいいでしょう。
もちろんユーモア(?)な歌詞なのですが、「へえー」と思わせる歌でもあります。
1stアルバムの「Z」に続きこのアルバムタイトルは「O」。
何か隠れていますね。
その辺りは順を追って聴いて行きましょう。
たっぷり聴きこめるシングル曲をまじえた全10曲。
すべてシングル並みの完成度の曲が揃ってZONEファンならしっかり楽しめる40分です。
reviewed by いろは
10点
このアルバムは、同年に発表された「Z」の反省点を踏まえた上で構成された作品です。
まず、このアルバムの特徴はメンバー全員のソロが入っていること。
MIYUは、ほとんどがリードボーカルであるので今までと違った気持ちで歌ったそうです。
本で読んでビックリしたのですが、
この曲(confidentially)は町田紀彦さん(作曲家)が以前からMIYUのために書いた詩だった
んです。
TAKAYOは、インディーズ時代に「secret base〜君がくれたもの〜」をソロで歌ってた(も
う二度と聞くことはないが)こともあり、
さすがに今回の曲には魅了されました。
MIZUHOは、元気いっぱいのMIZUHOらしさがでた「GO!」が発表されています。
MAIKOは、「一雫」でリードボーカルを任せられたのですが、
やはりソロは初めてなのでかなり緊張したようです。
そして、ソロを含め新曲を6曲、そして「夢ノカケラ・・・」のアルバムヴァージョンを加え
た全10曲で構成されているアルバムです。
ZONEファンにはたまらない一品です。
「僕の手紙」を発表し、リーダーのTAKAYOはZONEを脱退してしまったのですが、新メン
バーTOMOKAが加入され、
次のアルバム「N」も期待が高まった作品となりました。
3年間もダンスと歌を何十時間もかけて練習したのに、
「世界のほんの片隅から」以降のダンス曲がなく解散したのは少し残念です。
reviewed by Mustard