Cocco / ベスト+裏ベスト+未発表曲集
ベスト+裏ベスト+未発表曲集
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9点
Coccoという歌手を自分が初めて知ったアルバムがこの彼女のベストアルバム『ベスト+
裏ベスト+未発表曲集』だ。
2枚組みのアルバムで1枚目の1トラック目、「キャーーーー」と悲鳴から始まるので、「大丈
夫なのかこのアルバム…」と最初は思った。しかし、実際に曲が始まると彼女の曲、歌声な
ど様々な魅力に囚われていった。
そしてDisc2まで聴き終わったあと、満足感と共に「しまった!!なんでもっと早くCocco
を知っておけば…。」という気持ちに陥るほど彼女の歌は良い歌だった。その歌には、
しっとりとした曲(『もくまおう』や『星の生まれる日』、『ポロメリア』等)や英語の
曲(『Sweet Berry Kiss』や『Again』等)、泣ける曲(『Raining』や『焼け野が原』
等)と様々なジャンルの歌がこのアルバムには詰まっている。
彼女の魅力は人間の脆い部分や強い部分だけで無く、喜びや悲しみを歌詞に込めて、魂で
歌っているからこそ、心に突き刺さり、泣ける曲が生まれる点にあると思う。この先彼女の
ような歌手はなかなか生まれないと思うので、彼女の曲を一度聴いてみてはいかがでしょ
うか?
そして、活動を復帰した彼女の活躍、期待して行きたい。
reviewed by バリュースタイル
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